編集部イチオシ

お茶の変遷の図解が興味深い

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kaishika@靖王府 @berudiokki

お茶の変遷。唐代は「煮」ます。宋代の記録では「点て」ます。この時代の作法が日本に来たので、日本では「お茶を点てる」のですね〜。そして明清になると「散茶」という、今の茶葉の形式になったことで「泡」になってくると、調べ当たりました。 pic.twitter.com/7UXU6YER7h

2018-12-21 16:23:53
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スイシ🤘京都で煎茶道 @osencha_suishi

唐代の茶が、嵯峨天皇らの平安喫茶文化。 宋代の茶が、禅僧らの中世喫茶文化。 明代の茶が、黄檗禅の近世喫茶文化。 twitter.com/berudiokki/sta…

2018-12-21 19:25:55
kaishika@靖王府 @berudiokki

平安喫茶文化来た!!遣唐使いるけどどうだったのか、とは思いましたが、嵯峨天皇あたりの平安喫茶文化!!

2018-12-21 19:36:16
kaishika@靖王府 @berudiokki

唐代のお茶の煮方を探してみました。失われて久しいということですが、中華圏のネットから映像で見つけた情報をまとめてみます。 4で沸騰したお湯を少し別に取り分けておきます。 7で沸騰を止めるときに、4で取り分けたお湯を入れます。 と、書いてありました。 yaosing.pixnet.net/blog/post/4468… pic.twitter.com/nkkYFQeBuH

2018-12-21 21:43:40
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リンク 茶藝筆記 唐代煮茶法 @ 茶藝筆記 :: 痞客邦 :: 唐代煮茶法,早已失傳,我們僅能從文獻中略知一二。據陸羽「茶經」所記,當時的煮茶法是這樣的: 炙茶:用鐵夾或竹夾夾住餅茶,放在微火上慢烘,使茶身膨脹略呈彎曲即可,然後放入紙囊〔即紙袋〕中冷卻。 碾 20
kaishika@靖王府 @berudiokki

なぜ4で「沸騰しているはずのお湯」を取り分けて7で入れると沸騰が治るのか、ですが、よく考えると5で塩を入れているので、5〜6の間は、水の沸点が上がっています。環境からして、沸かしていない水を足して沸騰を収めるのは大変リスキーです。なのできっと沸騰したお湯を取り分けていたんですね。

2018-12-21 21:46:55
kaishika@靖王府 @berudiokki

あと、実は2と3の間に「炙ったお茶を砕く」という作業が含まれています。

2018-12-21 21:47:53
kaishika@靖王府 @berudiokki

この頃のお茶は、形状として「固めて紐に通されたもの」らしいです。 お茶を作る工程の中に「穿」という言葉があり、どうもいくつものお茶の塊を紐に通していたようです。 twitter.com/berudiokki/sta…

2018-12-21 22:24:14
スイシ🤘京都で煎茶道 @osencha_suishi

嵯峨天皇とお大師さんの嗜んでた茶はこんな感じのに近いんだろうか。こーゆーイラストがあるとイメージしやすくてありがたいですなあ。 twitter.com/berudiokki/sta…

2018-12-21 23:20:49
kaishika@靖王府 @berudiokki

参考のサイトを見ながら「せっかく沸かしたお湯を取り分けたら、取り分けたお湯が冷めちゃうのでは」と思ったのは杞憂で、お湯は「冷めていい」んですよねこれ多分。 twitter.com/berudiokki/sta…

2018-12-21 23:28:29
kaishika@靖王府 @berudiokki

そもそも羅貫中の実在が論じられていることには触れないでおいていただきたい。穿たれて紐に通されて売られていたであろうとりあえず唐代のお茶にイメージを置き換えたらこうなった劉備のお茶事件。 pic.twitter.com/r4COgMGuIe

2018-12-21 23:36:31
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リンク Wikipedia 緊圧茶 緊圧茶(きんあつちゃ)とは、茶葉を圧縮成形して固めた、加工された中国茶の茶葉の形状を表す言葉である。団茶、片茶、圧縮茶、固形茶とも呼ばれる。 製茶の過程で茶葉を圧縮し固めたものである。緊圧茶に対して、ばらばらな状態の茶葉を散茶(さんちゃ)と呼ぶ。圧縮成形の工程が、茶を生産する工程に組み込まれている場合は、製茶された茶葉にさらに手を加える二次加工茶(再加工茶)とは呼ばず、基本茶であると見なされている。 茶の生産地は、そのほとんどが高地にある。茶が製造されだした当時の輸送技術で散茶を運ぶと、その途上で湿気を吸
スイシ🤘京都で煎茶道 @osencha_suishi

個人的な理解のために茶祖年表つくってるんだけど、平安から中世にかけての断絶ぶりが視える化するな。 pic.twitter.com/YzLbtcgvBF

2018-12-22 13:47:20
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kaishika@靖王府 @berudiokki

宋代の闘茶が、日本の闘茶とは違ったらしいので探してイラストで整理してみました。 お茶を練るところから、7段階に分けてお湯を足していくようです。 あと、これで終わりではなく、ここから「闘茶」「茶百戯」「闘茶令」という三種類の遊びに分裂するようです。 pic.twitter.com/VRCdx9oy8l

2018-12-22 16:39:40
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kaishika@靖王府 @berudiokki

「闘茶」「茶百戯」「闘茶令」という三種類の遊びはこんな感じらしい。 pic.twitter.com/WD0SX83lsK

2018-12-22 16:40:06
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kaishika@靖王府 @berudiokki

①闘茶:水の良し悪し、お茶の水色、お茶の良し悪し、お点前を競う ②茶百戯:お茶の泡に絵を描く(今でいうラテアート) ③闘茶令:山手線ゲーム作詩版。自分の番が回ってくるまでにお茶をテーマにした詩(詞?)を作る。酒令は罰杯=酒だが、闘茶令は罰杯=お茶 twitter.com/berudiokki/sta…

2018-12-22 19:21:44
kaishika@靖王府 @berudiokki

なお調べると、日本の闘茶は、京都栂尾のお茶を「本茶」とし、それ以外の産地を「非茶」として、本茶と非茶を当てるゲームだったと出てきます。 宋代の闘茶は茶沼ビトのコンペにしか見えないのに、なぜ室町ビトは本茶と非茶を当てる賭け事にしたのか。そして今では栂尾以外のお茶生産地に怒られそう。 twitter.com/berudiokki/sta…

2018-12-22 17:08:18
kaishika@靖王府 @berudiokki

泡立ってんのに「お点前」どこで見るんだ、と思うでしょうが、途中で見るのです。お茶を「点」てる「前」のお茶の水色を見るらしいのです。

2018-12-22 19:25:13
kaishika@靖王府 @berudiokki

水の良し悪しは、泉の水だとか、上流の水だとか、様々に選ぶようです。 特に、香りのよい水にするために「葉っぱの朝露的な水」を集める人もいたと。。。

2018-12-22 19:38:13
kaishika@靖王府 @berudiokki

昨日から漁ってなんとなくわかったこと。 「宋代には汴京(開封)に抹茶加工場があったが、民営→官営→民営→官営を数年単位で繰り返していたっぽい」ということ。 あと「お茶を粉にする水車小屋のせいで汴河の水質汚染が進んだし、民間で河を綺麗にするにも毎年お金がかかった」ということ。 pic.twitter.com/EpD0osWF9Y

2018-12-24 12:41:02
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kaishika@靖王府 @berudiokki

蘇轍は蘇軾の弟らしい。「そてつ」と打つと最初に「蘇哲」が出てくるけど「蘇轍」。

2018-12-24 12:42:37