「「奇跡の果実」は実るのかー日本にオープンダイアローグを取り入れるために」高木俊介 を読む

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kingstone @king1234stone

「対話がひらくこころの多職種連携」 オープンダイアローグの文が最初続きます。私自身はODに「学ぶべきところはあるな」「でも今はそれどころじゃないよな」みたいな思いが常にありましたが、これ読んで少し明確になったみたい。あと「現場から」が面白い。 amazon.co.jp/%E5%AF%BE%E8%A…

2018-12-22 19:45:59
kingstone @king1234stone

「オープンダイアローグが拓く連携 「奇跡の果実」は実るのかー日本にオープンダイアローグを取り入れるために」高木俊介(たかぎクリニック) (まあだいたい「奇跡の」と形容されるものには近づかないほうがいい、というのが私のこれまで学んで来たことであるけれど・・・)

2018-12-23 15:03:23
kingstone @king1234stone

①高木さんは「どういう方が対象か」というのを書いて下さっている。

2018-12-23 15:07:24
kingstone @king1234stone

②"ACTの対象者は、従来の精神医療システムの中では頻回に入院を繰り返す、すぐに治療中断に到るような重度の精神障害者である。それに対してODの対象者は現在はさまざまにその対象を拡張しているとはいえ、基本的には急性の精神病的危機にある患者とその家族である"

2018-12-23 15:07:36
kingstone @king1234stone

③(このあたり、私が仕事で関わっている方たちは自閉症で知的にも重く(このあたりの重い軽いはなんかよくわからなくなってきているのだが)行動に問題はあっても大きな変化の中にある方ではない、という違いがあるな。「急性期」では、大抵の場合ない。ただご家族に緊急の支援が必要な時はある)

2018-12-23 15:10:38
kingstone @king1234stone

④支援目標の差 "ACTの支援目標は、重度精神障害者が地域で暮らしていくための生活全般にわたる支援である。逆にODで行われることは対話実践であり、当事者・家族の問題を治療者が共有する心理的な支援が中心にある" (私は計画相談は基本的にはサービスと利用者をつなぐものだと思ってる)

2018-12-23 22:18:04
kingstone @king1234stone

⑤(ただし、障害児者支援となるともう少し広い範囲になるだろうと考えている。最近の私のテーマは「制度外から制度内へ」。どこも「うちの対象と違う」「うちでは手に余る」と言われる状況に制度外からアウトリーチ(現場に行く)をして、制度内の方にバトンタッチできるよう状況を改善していく)

2018-12-23 22:22:25
kingstone @king1234stone

⑥"しかし、これらの違い(による混乱)が筆者の杞憂である可能性も高い。ACTもODも、どちらも精神障害者に対して安心できる人間的環境(物的・心理的・人間関係的環境)を差し出すことを基本にしている。それは現在の精神医療・福祉の中で決定的といってよいほどに欠けているものである"

2018-12-23 22:25:17