10周年のSPコンテンツ!
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平田殿 @Trd_den
とりあえずまずグリッドマンが最高だったってことを発信したい!
平田殿 @Trd_den
「SSSS.GRIDMAN」第1回が屋上のアカネのショットからのタイトルで始まり、最後に実写(現実)のアカネが目覚めてタイトルで終わることからも分かるように一貫してアカネの“物語”だったんだと実感。 #SSSS_GRIDMAN pic.twitter.com/IYAxAybcY2
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平田殿 @Trd_den
まあ、前出のアバンタイトルや、OPの「君を退屈から救いに来たんだ」のアカネとグリッドマンのカットからなんとなく推測はできていたけど、ここまで一個人に集約するとは驚き。
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てっきり裕太、六花、内海は自分の世界に閉じこもっているアカネを助けに来た“他者”だと思っていたら、彼らもアカネの内から生まれた登場人物なんだもん。
平田殿 @Trd_den
登場人物全員アカネ(アウトレイジ風)
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この話って要するに現実になじめない少女が自ら世界(言ってしまえば「SSSS.GRIDMAN」という名の物語)を創造してそれによって自己救済されるお話と読み取れる。これは現実世界においての“物語”の存在意義に通ずるんじゃないかな。
平田殿 @Trd_den
やっぱり考えれば考えるほどこの作品って“物語”についての物語なんだと思う。 アカネは現実逃避の手段として世界(物語)を創造したが、できたのは客観性のない偏った主観のみで構成されたご都合主義な駄作。 #SSSS_GRIDMAN
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創造した本人もこのままだと退屈だと薄々思っているが、改善策がわからない。 その足りないものとは他者。優れた“物語”には考えの異なる人物が欠かせない。それは時に、敵として、友として、恋人として、家族として“物語”を彩る。 #SSSS_GRIDMAN
平田殿 @Trd_den
アカネの“物語”に出てくるのは見た目は違えど思考は自分と同じ分身のみ。 そこには葛藤も共感もない。つまりドラマが生まれない。 面白いわけがない。 #SSSS_GRIDMAN
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そんな“物語”に長年愛されてきた“ヒーローの物語=グリッドマン”が介入する。するとどうだろう、他者が1人混じっただけで“物語”は変化していく。 他の書割同然だった人物も他者の思考に影響され自我が芽生える。その代表が内海と六花である。 #SSSS_GRIDMAN
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筋書きを変えられその変化にアカネは戸惑い、“元々の自分の物語”に軌道修正しようと奔走する。 しかし、皮肉にもこの事でアカネの創作意欲は掻き立てられ、次々新しい怪獣を生み出して“物語”を面白くしていく。 #SSSS_GRIDMAN
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そんな“アカネの物語”“のピークが第3回に来る。 自分の生み出した怪獣アンチがグリッドマンを倒す。 アカネは邪魔な他者を排除して今まで味わったことのないカタルシスに高らかに笑う。“自分の物語”は面白くなったと・・・それは他者がいてこそだとも知らず。 #SSSS_GRIDMAN pic.twitter.com/95xCrDP9i7
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平田殿 @Trd_den
話が進むにつれ、他者=グリッドマン陣営の勢いが増し、いびつな“アカネの物語”は徐々に正統派の“ヒーローの物語”へと矯正されていく。アカネからすれば“自分の物語”が乗っ取られていくようなものである。 #ssss_gridman
平田殿 @Trd_den
正直リアルタイム視聴時、第4回以降この真っ当な“ヒーローの物語”にどこか少し物足りなさを感じていた。 この作品の全貌を把握した上で振り返ると、その理由は自分が“アカネの物語”に感情移入してしまっていたからだろう。 #ssss_gridman
平田殿 @Trd_den
でも自分の感想とは逆に第4回以降のほうが視聴者の受けは良かった気がする。このずれは思うに、個人の怪獣に対する思い入れによるものだと推測できる。 #ssss_gridman
平田殿 @Trd_den
私的な話をすると自分は幼少期、ヒーローより怪獣に肩入れするような少年だった。いつも一方的に倒される怪獣に何とも言えぬ理不尽さを感じ取っていたのだろう。そのせいもあって、たまにある怪獣がヒーローを打ち負かす回などは自分の心に強く響いた。 #ssss_gridman
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しかし、そのことを大きくなるまで周りには言っていなかったように記憶する。子供ながらヒーローではなく怪獣を応援することは正しくないと思っていたのかもしれない。 #ssss_gridman
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それから時は流れ、切通理作著の「怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち」を拝読したことで、この自分の感情も間違いではないと感じ救われた気持ちになった。 ウルトラシリーズの作家へのインタビュー集で非常に名著なので未読の方は是非。 #ssss_gridman pic.twitter.com/5u7kdmv9QO
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平田殿 @Trd_den
と話は脱線したが、要するに自分にはグリッドマンが一方的に怪獣を倒していくことが“アカネの物語”の否定にも思えたということだ。そしてこれは制作サイドの意図的な作りだったのだとさえ感じる。 #ssss_gridman
平田殿 @Trd_den
その証拠となるのがアンチである。 彼は純粋にグリッドマンを倒す為だけにアカネに作られた存在だ。しかしアンチの存在理由は正しい“ヒーローの物語”の中では否定され続けるのだ。 それでも愚直にグリッドマンに立ち向かうアンチは見ていて痛々しいものだった。 #ssss_gridman
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アンチとはグリッドマンという他者がいなければ創造されなかった存在、つまりアカネにとって初めて他者を意識した“物語”を自分で作り上げたと言ってもいい。これはアカネにとって間違いなく大きな進歩だった。 #ssss_gridman
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それでも“ヒーローの物語”の進撃は止まらない。自分の“物語”が否定され続けたアカネはついに心が折れる。 自暴自棄になった“アカネの物語”が最後に生み出したのはヒーローものでは御法度の怪獣スーツの中の人である。 #ssss_gridman pic.twitter.com/930lbxIqnq
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平田殿 @Trd_den
この掟破りには正統派ヒーローのグリッドマンは対処できない。 しかしここで、もとより歪な存在であるアンチが度重なるグリッドマンとの接触から自らヒーローになる選択を取る。 これまで否定されてきた“アカネの物語”と“ヒーローの物語”の融合する白眉のシーンだ。 #ssss_gridman pic.twitter.com/08PKK0pGWf
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平田殿 @Trd_den
エヴァ以降多く見られる「自分の世界(物語)に閉じこもらず他者と向き合え」というテーマはいろんな作品で繰り返されてきた。 現実から目をそらし自分に優しい世界(物語)にいつまでも依存するのは良くないし、アカネは正にその典型である。 #ssss_gridman
平田殿 @Trd_den
実際「SSSS.GRIDMAN」も最終的には現実逃避の“物語”の中に閉じこもったアカネが現実と向き合うのが結末である。しかし、他の作品と違うのはアカネは“物語”から卒業するのではなく、“自分の物語”から生まれたアンチによって救済される。いわば“物語”の肯定である。 #ssss_gridman pic.twitter.com/pCHvnBUmXC
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コメント

たつろー @eisenKono 2018年12月24日
言いたかったことを全部言っていただけた気がする。これまでの流行は「物語の否定」や「物語の逆襲」が多かったから、「寄り添う物語」になったグリッドマンは胸が温かくなった
メー @haruhiz 2018年12月24日
独裁スイッチ。自分が独裁者としてふるまうことを止め現実に帰ったアカネは身の回りの独裁者としてふるまう現実の他者を改心させるか無視するかしながら生きていく覚悟を固めたんだろう。現実の他者がみな「あなたの意見は私の意見と違うが、それを主張することは守る」という立派な人間ばかりなら自分の世界に逃避などしない。現実の独裁者たちをどうするかが立ち直りのカギだ。
平田殿 @Trd_den 2018年12月24日
まとめを更新しました。
ヘルヴォルト @hervort 2018年12月24日
一番アカネを救ったのは六花だと思う 劇中アカネと六花の友情はほとんど過去形で語られる 六花が自分の投影ならば、六花はアカネが嫌うアカネそのものなんだから、距離を取るのは順当だろう そしてグリッドマンの介入によりアカネが望む六花との物理的距離が変化していった 最終的にアカネは六花に嫌われるために全てを話す ここで六花はアカネの作った幻想から解放された その上でのあの定期入れの受け渡しに集約される あれはマトリクスモチーフのアイテム
ヘルヴォルト @hervort 2018年12月24日
マトリクスとはトランスフォーマーにおいて代々のプライム(コンボイ)が受け継ぐ最も大切な証 つまりあのプレゼントは過去の自分から今の自分へのマトリクスの継承を行ったということ 作り出したキャラクターであり自分の歪な影でもある六花から全てを肯定されるあのシーン、あれは同時に自分自身を許すシーンでもあったわけだ
Carz @o_Carz_o 2018年12月24日
『虚構(物語)と決別して現実に向き合え』ではなく『現実に向き合うときに物語も寄り添っているよ』なんだよね。虚構に陶酔することは逃避じゃないというか回り道は無駄じゃないというか。『電光超人グリッドマン 外伝 覚醒!グリッドナイト』でアカネはグリッドナイト誕生の生贄として見れるなとか。
逆さまつげ @kitayokitakita 2018年12月24日
ヒーローとは救い、寄り添う者なんやなって…
やる夫 @okssk431 2018年12月24日
ウルトラシリーズだと定期的に「少年少女の妄想が怪獣を産み出す」話がある。ヒーローの活躍で怪獣=妄想が否定されて1エピソードが終わる…というパターンなんだが、グリッドマンはこのウルトラシリーズだと一話で終わってしまう物語を丁寧に膨らませてるんだよね。
やる夫 @okssk431 2018年12月24日
ウルトラシリーズシリーズに比べると電光超人の時点でもヒーローの活躍と少年の孤独を同じくらいの比重で扱っていたけど、SSSSはさらに自覚的に一歩進んで「少女がヒーローの手助けで孤独と向き合う」というところに焦点を当てて尖鋭化させてある。まさに孤独の否定ではない、というところがこの作品の肝よね
遮光昏人 @KREHITO 2018年12月24日
kitayokitakita Special Signature To Save à soul 全てのヒーローは魂を救う
火雛@香港加油 @HibinaKageori 2018年12月25日
“ヒーロー対怪獣”の戦いではフルパワーグリッドマンが最強だったのに、怪獣というガワを破ってアカネの剥き出しの心が出てきたらアンチくんが切り札になった。アンチはアカネの悪態を直に受けてきたから、ある意味アカネの最大の理解者。それがツツジ台に残って、アカネの心の世界を守ってくれる。グリッドマンが去った後も。なるほど真のヒーローだなぁ。
火雛@香港加油 @HibinaKageori 2018年12月25日
「ここは私が作った世界だから、この世界に私は居ちゃいけないんだ」って台詞。意味が2つあると思う。ひとつ目は、「私が居るべき世界はここじゃなくて他にある」って意味。もうひとつは「私がここに居ると、この世界のみんなのためによくない」って意味。
聖猫@イルぶるアンソロ企画中 @karaguri_eruri 2018年12月25日
グリッドマンは本当に勉強になりました。 オリジナルの物語を作る上で大切な事に気が付かせてくれました…
Ikunao Sugiyama @Dursan 2018年12月25日
最終技がアレだっだのも良かったなぁ
大和但馬屋 @yamatotajimaya 2018年12月25日
いい考察だと思いました。
Yuuichi Hosono @yHOS 2018年12月25日
王道のヒーローものとも取れるし、少女を救済する物語とも取れるし、新ヒーローの誕生の物語とも取れる。そして、全体を通してオマージュに満ちた傑作と評価する人もいれば、パロディだらけの凡作と思う人もいる。 しかし、何かしら語らずには居られない魅力がこの作品にはありました。2018年にリアルタイムで視聴できたことはとても幸運であったと思います。
あざらし @Aza1314 2018年12月25日
この考察いいなぁ・・・・
昆布出汁 @kobu_dasi 2018年12月25日
でもアンチくん、自分は怪獣と規定してて、内海も言ってたけど街の被害や犠牲に全く頓着しない、およそヒーローとしては邪道と言うか外道でもあるのよな。その彼が神様が帰り、ヒーローも去った世界でどうなっていくのかはすごく物語として魅力的である。ので、TRIGGERさん、円谷さん、スピンオフどうっすか??
fumi @karakararen 2018年12月25日
kobu_dasi 12話では独力で変身できるアンチにもアクセプターは現れてグリッドマンと一体化してた。 その後アノシラスに「借りは返す」って初めて「礼儀」らしきものを見せたんですよね。 だからグリッドマン達と心を繋いだことにより、アンチにもヒーローらしい影響があったんじゃないか?とは思うんですよね。
平田殿 @Trd_den 2018年12月25日
まとめを更新しました。
平田殿 @Trd_den 2018年12月26日
まとめを更新しました。
あさぎ(浅葱) @p50726173696 2018年12月26日
整然としたセカイ系論解釈。そうなんだよ。アカネのつらいであろう現実は何ひとつ描かれていない。
まっぴー @WhoThenNoFire 2018年12月26日
「君を退屈から救いに来たんだ」 アレクシスが言っていた「終わらない命を持つ者の虚無感」 つまりアレクシスは終わらないアカネの世界のマンネリ感そのもの アカネは自分の理想の世界を創り自己を没入させていたが同時にマンネリ感も感じていた マンネリ感を打破するために怪獣を投入 しかし怪獣がいるならヒーローもいなければと思いグリッドマンが喚ばれる ヒーローの存在意義は世界を守ること、なら世界を壊す自分は? というふうにSSSS.グリッドマンはアカネの自問自答の物語でもあるのではないだろうか
ぐりむろっく @Me__Grimlock 2018年12月26日
グリッドマンは何かしら心がざわつく作品でした。思えば、最終的にアカネが自らの創造物に救われるというのは今までの「現実と向き合おう」という話にはあまりないパターンなのだな。 ……あ。これマーブルコミック版オプティマスのクリエーションマトリクスにもかけてあるのか>あの世界の命はアカネが作り出したもの
モりやま @moripapa100k 2018年12月26日
この人は、アレクシス・ケリブもアカネが産み出したって解釈なんだな
平田殿 @Trd_den 2018年12月27日
まとめを更新しました。
火雛@香港加油 @HibinaKageori 2018年12月27日
某サイトで、アノシラスが居たからツツジ台は電子楽器の中のコンピュータワールドだっていう解説を見た(最後の実写部屋に電子鍵盤楽器がある)。ほんと人によって色んな解釈があるもんだ。私は色んなモノのコンピュ界がなんらかのゲートで繋がっていて、アノシラスはそれを使って旅をしていると想像した。アレクシス・ケリヴが最後にゲート開いてトンズラここうとしていたし。いやどっちにしろ面白いし解説としては有意義だから争う気は無い。
超絶怒涛大魔王リケリケ @Rike_rike 2018年12月28日
他者との交流によって物語に色彩が現れる。だから好きなんだ
ごっつんこ @Axd8rhLL3nXOE47 2018年12月29日
単純に電光超人の続編とみれば、アレクシスもツツジ台もアカネの頭の外に存在してるだろうし、アンチがヒーローになるのも藤堂武史が辿った道なので、彼も含めて王道のヒーローだ。しかし、SSSS.をアカネの物語と捉えれば整った考察。
龍ex @ryu_ex222 2018年12月30日
まとめを読んでアカネの物語説は肯定できるんだけど、(他の人も書いていますが)同時にグリッドマンの物語の1話に過ぎないとも思えます。 グリッドマン主人公の話としては傍観者的ポジションが多いので、1話を伸ばしたようにみえるので、ヒーローの物語としては物足りなくも感じるかも知れません(私もその一人です)
龍ex @ryu_ex222 2018年12月30日
グリッドマン中心の物語としてはアカネが自分の世界で心を癒やしているところに、アレクシスが潜入してグリッドマンがそれを追ってきた。アレクシスはアカネを誑かして自身の心を破壊させる、グリッドマンはアレクシスを止めるだけでなくSSSSの通りアカネの心を救おうとする。ってのが肝なのかなと思います。コンピューターワールドっぽく見えたのは、脳と見てもいいですし、アレクシスが干渉したリアルなマイクラっぽい世界なのかも知れません
ふたつぐ @flatkobo 2019年1月4日
「永遠の命=終わらない物語」をシリーズ物とされてますが自分は俗に言う「エターナる」物語と解釈します。膨大な設定だけ作って満足して「永遠」になった進まない物語なのでは…
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