『サザエさん』シーズン1（1969）2018年12月26日午前0時（クリスマスの夜）配信開始！その歴史的瞬間と実況アーカイブ

スイカ @suica_pokeca

Amazonで「サザエさん」1話を見た後に「コンクリート・レボルティオ」9話を見ると、ただただ「凄い」と唸らされる。1話を書いた張本人が、約半世紀を経てその歴史を高度に、かつ洒脱に戯画化する妙技。何もかもがレジェンド級だと言わざるを得ない。

51 @zmxncbv1207

サザエさん第１回の脚本を担当した辻真先御大がそのサザエさんをパロったと話題のコンレボ9話。御年83とは思えないほどパワフルな脚本。ただのパロに留まらず「果てしなき家族の果て」というタイトル通り、見事にSF風味に仕上げていてただただ衝撃を受けた。マイベスト回を7話から9話へ変更

長雨🍁 💉💉💉💉💉 @long_rain

「コンクリート・レボルティオ～超人幻想～」第９話「果てしなき家族の果て」今回、ゲストで登場した一家は、父親に母親、長女夫婦と一人息子、長男、長女という家族構成からしてどう見てもサザエさん。長女の名前がサナエで、一家のキャラデザもオマージュたっぷり。放送時間が日曜深夜なのも面白い。

塩田多弾砲 @siodatadanhou

フォロワーさんにツイートしたけど、どうにも90年代あたりからアニメのサザエさんには「納得いかない」のと「違和感」がないまぜになり、現在に至ってます。原作の四コマを読んでみると、当時の社会情勢や政治や流行などを巧みに取り入れた、ブラックなとこもあり、好きなんだけどなあ。 twitter.com/siodatadanhou/…

塩田多弾砲 @siodatadanhou

具体例を挙げて説明するわけでなく、単なる「感想」と最初に断りますが。どうにもアニメのサザエさんは、現在への「拒否感」と「否定」、そして「成長と変化」を拒み、旧態依然としたものを良しとして、なおかつ「それらに異論は許さない」みたいなものが感じられ、それが未だに続いています。

塩田多弾砲 @siodatadanhou

まー、この「変わらない日常」「年を取らない家族」というのが、アニメのサザエさんの特徴であり魅力だとは思うんですが。でもね、あの劇中の家庭や社会が現実のそれと乖離し、比べると違和感があるのに、「これは現代の物語」というような歪さが伝わってくるのが、以前から疑問でした。

塩田多弾砲 @siodatadanhou

いっその事、劇中の年代をちゃんと「昭和」と設定してくれたなら、まだ納得がいくのに、そのあたりを無理にでも曖昧にすることで「時代遅れの昭和な世界観。けどこれは現在（平成）の物語」という歪なものになってるのに、この点が論じられず、無視または蔑ろにされ続けてるのも、ちょっとどうなのかと

塩田多弾砲 @siodatadanhou

加えて、この世界観は「変化」を許さない。フグ田家と磯野家はずっとあのままで、何かが変わる事は無い。それは「成長」や「老い」も同様。ずーっとあのままで生き続けてる。同じ事を延々繰り返し、それに異論は許さない。……これってある意味、楽園と地獄とがいっしょになったものではないか？

塩田多弾砲 @siodatadanhou

つーか、子供のころに「変化を許さないサザエさん」を見て、「ああ、変わらなくて良いんだ」と思って成長。で、日常系萌えアニメ見て、変わらない心地良い世界観を楽しんでたら「変化も成長も無いこんな作品はクズ、それを喜んで見てるオタクもクズ」ってな意見をどっかで見て、解せぬと思ったり。

塩田多弾砲 @siodatadanhou

で、ここで思い出したのが、「コンクリート・レボルティオ」一期九話「果てしなき家族の果て」。成長も死も無い家族を、超人と疑う米軍が襲い、超人課がそれを助けるも……といった内容。劇中に登場する畑山家は、まさにサザエさんをモチーフにしており、それをネタとしたＳＦ作品として見ごたえ（続く

塩田多弾砲 @siodatadanhou

続き）見ごたえある一編となってました。実際にサザエさんを手掛けた辻真先氏が脚本を手掛けてるのもあり、畑山家はまさにあの世界の磯野家でした。 成長も変化も、死すらもできない畑山家。そしてそれは、磯野家も同様。ひょっとしたら磯野家もまた「変化・成長・死を許されない」属性を（続く

塩田多弾砲 @siodatadanhou

続き）属性を、実際に「背負わされてしまった」のではなかろうか。本来ならば、彼女たちは昭和20～30年代の人間なのに、スポンサーやらなにやらの都合で、生かされ続けているわけですから。 「あの頃の日常こそが、日本の家庭の理想だ」「そこから変化も成長も許さん」「昔は良かった」と（続く

塩田多弾砲 @siodatadanhou

続き）と、現在を気に入らない、受け入れたくない、変化や成長を望まない。そういう「何か」が、サザエさんを存続させ続けてる。どこか、そんな気がしないでもないです。あくまで自分がそう思うだけですが。 けど、メールもネットも携帯電話もないのももちろん、ＶＨＳビデオデッキすら存在を（続く

塩田多弾砲 @siodatadanhou

続き）存在を認めず、社会問題も社会的少数派も無く、問題提起すら無く、変化を許さない世界観は、どっか歪じゃないだろうか……と、思ってしまうのです。

白魔術師 @whitemagician

アニメの『サザエさん』への批評的アプローチとしては、昨年末のコンレボ9話、サザエさんの執筆陣でもあった辻真先による「果てしなき家族の果て」が白眉だったのでなぁ。

六馬坂　厚人 @mumasaka

「果てしなき家族の果て」 コンクリート・レボルティオ サザエさんオマージュ(？)回 脚本:辻真先 このエピソードはほんとに色々スゴいので、コンレボ、この回だけでも観て。 ほんと、お願いします。

辻　真先 @mtsujiji

アマゾンからアニメ「サザエさん」が配信されはじめた。５０年近い歳月を隔てて、自分の脚本の第一回を見るのは妙な気分だ。時のうつろいを顧みるにふさわしい師走の今日。 みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。

小林伸光 @nobkoba

伝説のサザエさん第1話 ラストに医者が波平の手相を見て、「あんた死にゃせんよ、だって生命線が長いもの」というのが、シリーズにかけられた呪いのようだ。