- fussoo_moe
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【移動中宣伝戦】本日C95三日目の新刊『基礎から始める高射砲のおはなし』はマジで基礎からおはなしします。動いてる飛行機に弾なんて当たるの? 空中の「弾着観測」はどうやる? レーダーやVT信管って何が嬉しい? 等々、そんな何となく曖昧にしてた高射砲の事柄を分かりやすくお届け。西つ18aにて! pic.twitter.com/IHm52BjQzL
2018-12-31 06:58:26個人的には鹿部さんとえすだぶさんのツイートや本を持っていると、やっぱりありとあらゆるミリタリジャンルをまとめたぶっ壊す本を見たくなる。敵機を撃ち落とすために求められる性能と実際 WW2編とか第二次世界大戦での戦車ぶっ壊すと現代戦での戦車ぶっ壊すとか、空対空ミサイルで敵機をぶっ壊すとか
2019-01-01 22:00:24えすだぶさんが冬コミで高射砲の本を作って飛行機ぶっ壊すの話をしていたけども、高射砲ってかなり複雑なシステムを統合集中運用していくことで命中率をあげて、第二次世界大戦の末期にはまぁまぁ使えるレベルまでにはなっていくわけだけど、、、
2019-01-01 22:51:35高空だと衝撃波が弱くなるとか、ただのHEだと破片による破壊がイマイチでだとかで、せっかく複雑なシステムを莫大なコストをかけて作り上げても倒し切れない事が多々あって、高射砲でぶっ壊せないとなると誘導装置付きのミサイルでも同じやり方だとぶっ壊せないこともあるわけで pic.twitter.com/aLyDeT8S2S
2019-01-01 22:55:49高射砲の弾頭重量がどれほどかは知らないけども、少しでも軽くしないと行けない空対空ミサイルだと、細長い連続的な破孔を作って機体そのものを引き裂くようにしてより確実に機体を破壊できるように弾頭を作ってたりするみたいで pic.twitter.com/QsIyY3aZ3x
2019-01-01 23:01:26えすだぶさんが普段呟いている鋼鉄の化け物とは翼がついたやつはぶっ壊し方の文脈が結構違うのよね
2019-01-01 23:03:56手っ取り早くやろうとした時代もあったけど pic.twitter.com/ms7Vi9Vvi4
2019-01-01 23:11:14戦艦をぶっ壊すときも、航空機クラスタは超デカイ爆弾を当てるとか雑な認識しかないので、水中弾とかそういうのはまたそういうので色々あるんだろうし pic.twitter.com/e2xsINrAR0
2019-01-01 23:12:35飛行機ぶっ壊す話は、まずどうやって当てるのかっていう話から大変で、実際にどうぶっ壊すまで行く資料はあまりない印象
2019-01-01 23:24:54余りにも大変なので野生の力でどうにかしようとした時代もある。(対艦ミサイル的なやつだけど pic.twitter.com/0d74939drW
2019-01-01 23:29:57昨日こんな事呟いてたけど、じゃあその前はどうだったのさというとまた全然ぶっ壊しの文法が違うのよね
2019-01-02 09:43:24ぶっ壊すおはなしは、だいたい榴弾ってやつが面倒くさくていけません。そして榴弾ってやつは戦車殺し以外のほとんどのぶっ壊す用途で使うので、戦車以外のほとんどのぶっ壊すおはなしは面倒くさくなってしまうのです
2019-01-01 23:53:22実際ウチも面倒くさくて榴弾はあんまり触らなかったんですが、そろそろ流石にフワフワした話をし過ぎな気がするのでもうちょっとちゃんと引っ掻いてみます
2019-01-01 23:57:30飛行機ぶっこわす弾のおはなしはミサイル以前の高射砲の時代に限ってさえ対人用榴霰弾の転用から対空専用榴散弾、さらに凝った弾、そして時限信管榴弾と変遷していてそれぞれに勘定があるんですが、今回は非常にざっくり済ませちゃいました
2019-01-02 00:30:06面倒くさいおはなしはしない本なので今回はそりゃそうするしかないんですが。しかし今になって思うに、今後「大祖国戦争の赤軍高射砲」みたいななんかでも書かない限りは高射砲弾のこまかいおはなしをする機会はなさそうな気がする
2019-01-02 00:33:07空対空の機関銃(砲)弾にも似たような相克があって、1930年代には「炸薬!炸薬!炸薬で構造ごとぶっ壊す!」というのが流行ったのだけど、実戦では大穴が空いても空中分解せずに帰還する例が少なくなくて、防弾タンクをぶち抜いて燃料に着火させる焼夷徹甲弾のほうが効果的という判定になったり… twitter.com/futaba_AFB/sta…
2019-01-02 09:50:29「炸薬でぶっ壊す!」系の極北にはドイツの薄殻榴弾M-Geschossがあるけれど、これも敵機の表面で弾けて内部構造の破壊にまで至らないことがわかり、大戦後期には炸薬量を減らし弾殻を厚くして遅延信管を装備したりしています。
2019-01-02 09:55:35航空兵力が超大規模投入された初めての戦争が第一次世界大戦だったわけだけど、この頃は航空機だけではなくて気球による偵察や砲兵観測も活発に行われていて、こちらの攻勢を悟られないようにしたり敵の砲撃の効果を弱める為には積極的にこの気球を潰さないといけず戦闘機の重要な任務だったんですよ pic.twitter.com/BIXphQFhvZ
2019-01-02 09:51:09でも、あんな大きな袋を8mmぐらいの弾で撃ってもなかなかガスが抜けないから撃墜できず、ガス袋が小分けされていたら余計に落ちにくいわけで長い時間敵陣地の近くを飛び回って撃ち続けないといけないので危ないしその割に成果はイマイチでこう言った気球狩りは不人気任務だったりで微妙なわけですよ pic.twitter.com/r33PkzNbfH
2019-01-02 09:55:46水素だからすぐに燃えるだろうと思ったらそう甘くはなく、気嚢内は水素ほぼ100%で酸素がないから焼夷弾を撃ち込んでも爆発しないのです。気嚢から漏れた水素が外気の酸素と混ざったところに着火しなければ燃えないのですが、機銃弾でその条件を満たすのは難しく、対気球用ロケット弾が開発されます。 twitter.com/futaba_AFB/sta…
2019-01-02 10:00:20おまけに気球だけじゃなくて、飛行船が街に爆撃にやってきたり、味方の船を攻撃し始めたりしだすので、どうにか効率的に倒せないかと言うので8mm弾の極小サイズ焼夷弾がいろいろ作られてなかでは前線でのお手製の焼夷弾もあったそうで (この画像は別の弾なんですがこんなもんなんだぐらいに思って pic.twitter.com/imnjcbYmBO
2019-01-02 09:59:11気球は厄介なんだけど安いし簡単な構造なのでいっぱいあげられるから第一次世界大戦ではありとあらゆる対策が考案されてこんな専用銃みたいなのまで... twitter.com/hardboiledski4…
2019-01-02 10:00:17@futaba_AFB そういえば、米軍試作のバートン・マシンライフル popularmechanics.com/military/a2163… は、この気球退治用に作られたものでしたね。焼夷弾を装填して、気嚢を焼いてしまうという……
2019-01-02 09:55:35昨日こんな事呟いてたけど、じゃあその前はどうだったのさというとまた全然ぶっ壊しの文法が違うのよね
2019-01-02 09:43:24航空兵力が超大規模投入された初めての戦争が第一次世界大戦だったわけだけど、この頃は航空機だけではなくて気球による偵察や砲兵観測も活発に行われていて、こちらの攻勢を悟られないようにしたり敵の砲撃の効果を弱める為には積極的にこの気球を潰さないといけず戦闘機の重要な任務だったんですよ pic.twitter.com/BIXphQFhvZ
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