【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。第194話「挑戦状」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。 ※今回の話は、大判・横山光輝「三国志」第11巻に収録されています。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」01】 夢梅老人の助言に従って、曹操が作り上げたのが氷で出来た一夜城。氷とはいえ、土台を組んでから固めたものなので、ただの氷よりかは強度は高いはずです。冷たそうですが、曹の字の旗が翻った立派な砦となりました。

2019-01-08 12:42:25
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【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」02】 さっそく、馬超率いる西涼軍が向かってきたとの報告が。曹操は、一夜にして城が出現したので肝をつぶしたのであろう、と上機嫌なようす。よし、出迎えてやろうと言って、城の外に出ます。一方馬超たちも曹操の姿を認めます。

2019-01-08 12:44:07
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【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」03】 曹操は大胆にも一騎で出てきます。話し合いたいから馬超も一騎で前に出よと曹操。ここで馬超が一気に軍勢で襲えば曹操を討ち取れますが、それをやったら武士道に反します。武士道という言葉があるのかわかりませんが、卑怯者の謗りは免れないでしょう。

2019-01-08 12:47:24
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【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」04】 馬超も一騎で進み出て、曹操と対峙します。ここではまだ槍の届かない距離です。曹操は、一夜にして城が出来たことを誇り、降参すれば大名に取り立てると言いますが、馬超は即座に断る、と断言。そんなことで父や弟の無念は晴らせません。

2019-01-08 12:49:28
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【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」05】 俺の望みはお前の首をはねることだ、と馬超は曹操に向かっていきますが、そこに駆けつけてきたのが、曹操の親衛隊長たる許褚です。曹軍に許褚ありと、馬超も一目置く存在。馬超は、今日は城を検分しに来ただけなので、おとなしく引き下がると言います。

2019-01-08 12:51:40
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【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」06】 敵に後ろを見せるきか、という許褚を一瞥して、馬超らは速やかに引き揚げます。無視したのか、と怒る許褚ですが、曹操は、お前の名に一目おいたのよ、と許褚に言います。許褚のプライドを保つ曹操の一言ですね。

2019-01-08 12:54:01
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【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」07】 許褚は馬超との一騎討ちを望みます。曹操はお前ならできるであろう、と一騎討ちに出ることを許します。その夜、曹軍からの使者が馬超の陣を訪れ、馬超宛の手紙を西涼兵に渡します。馬超は届けられた手紙を一読。許褚からの挑戦状を読み、受けて立つことに。

2019-01-08 12:57:06
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【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」08】 こうして、三国志屈指の一騎討ちが始まります。翌日、許褚と馬超は対峙。挑戦状を受けて立つという馬超に、さすがは西涼の馬超、潔い、と返す許褚。早速二人の戦いが始まります。何合も激しく打ち合う二人。それをじっと見つめる両陣営。

2019-01-08 12:59:28
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【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」09】 曹操は、許褚相手に互角に戦う馬超を見て、これほど豪の者であったとは、と驚くばかり。さらに打ち合いは続きますが、ここで、許褚はしばらく待て、と言って、自軍に一旦引き揚げます。こんな物を身に着けていると動きが鈍るわ、と鎧を脱ぎ捨てます。

2019-01-08 13:02:06
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【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」10】 上半身裸の許褚。汗びっしょりです。身軽になった許褚は再び馬超の前にもどり、さあ参れ、と一騎討ちの続きを始めます。馬超は鎧を着たままままですが、槍さばきは許褚以上でして、ついに、許褚の持つ槍を弾き飛ばします。これで勝負あったか。

2019-01-08 13:04:27
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【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」11】 韓遂はおもわず、やった、と声を出します。ダアッと馬超はトドメの一刺しを繰り出しますが、許褚は手で受け止めます。一本の槍をもった力比べとなります。曹操も韓遂もおおっ、と固唾を飲みます。両者一歩も引きませんが、ついに槍が真ん中で折れます。

2019-01-08 13:07:08
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【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」12】 お互い、折れた槍を振るってなおも戦いますが、曹操は、勝負は引き分けだ、と許褚を引き揚げさせるよに命じます。銅鑼の合図を聞いた許褚は、勝負なしだ、と引き揚げます。この機を逃すな、と韓遂が言うと、馬岱らが曹軍に向かって駆け出します。

2019-01-08 13:09:10
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【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」13】 こしゃくな、と曹操は応戦を命じます。一騎討ちから、両軍乱れての合戦となりますが、勢いとしては西涼軍の方が上で、曹軍は崩れかかってしまっています。これを見た許褚は、こちらが旗色が悪いと曹操に言うと、曹操は引き上を命じます。

2019-01-08 13:11:03
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【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」14】 氷の城に逃げ込んだ曹操。早速役に立っております。曹軍兵達が戻ると門が閉じられます。馬超は、曹操出てこいと言いますが、曹軍は城から出てきません。守りを固めたようです。

2019-01-08 13:12:27
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【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」15】 馬超は戦う元気がないのなら、今日のところは引き揚げてやる、と言いますが、目の前の氷の城は簡単に打ち壊せないと見ているのでしょう。しかし、今は氷の城も役に立つが、春になれば役には立たんぞ、と捨て台詞を残して引き揚げていきます。

2019-01-08 13:13:56
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【横山光輝「三国志」講座194「挑戦状」16】 氷の城により、籠城戦も行えるようになった曹操ですが、いつまでもというわけにはいきません。期間限定の城を拠り所に、これから、曹操はいかなる戦い方をするのでしょうか。曹軍VS西涼軍の戦いはまだまだ続きますが、今回はここまで。

2019-01-08 13:16:47