MundialマガジンでのHector Bellerin インタビュー

mygunner @mygunner98

ベジェリン: セビージャ育ちの父はベティスファンなんだ。だから僕もベティスファンとして育った。初めてのキットは全部ベティスのだった。父もサッカーをしてたけどプロにはなれなかった。だから自分がバルサに入った時は凄く誇りに思ってたし自分も興奮してた。(Mundial) mundialmag.com/blogs/gazzetta…

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ベジェリン:当時のバルサにはリバウド、シャビ、イニエスタらがいた。偉大な先輩達でいつも世界一のアカデミーでプレーしてることを思い出させてくれる存在だった。でも自分にとっては当時はサッカーは楽しむものでしかなかった。(Mundial)

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ベジェリン:ロナウジーニョがきた時は…彼は本当に他と違った。いつも笑顔でカッコよくて、毎週彼を見るのはワクワクした。彼が当時の自分にとってのアイドル、目標だった。彼は自分のやりたいことをいつもやってた。(Mundial)

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ラ・マシアの選手にとって楽しいサッカーは永遠には続かない。アカデミー6年を過ぎると物事はシリアスになってきた。プロ選手になる過程が始まったのだ。だが自身で自分の道を拓きたい自立心旺盛なベジェリンはバルサにコミットした人生というものに心の準備ができていなかった。(Mundial)

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14歳の時今の代理人と知り合った。サッカーに関して真面目な質問に答えさせられた。「まだ若いのに代理人は必要？って感じだった。でも他の選手は既に代理人と契約してた。ブランドの靴が送られてきたりいくつかのクラブから声がかかったり。『こうやってなってくのか』と思った。(Mundial)

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ベジェリン: 16歳頃にはバルサでの自分の扱いが気に入らなくなってた。契約したくないって話したら、試合に出させてくれなくなった。単に練習に行くだけ。16歳だとこれは嬉しくない。まだ子供だからね。そこにアーセナルが声をかけてきた。初めて真剣に移籍することを考えたんだ。(Mundial)

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ベジェリン: ロンドンでヴェンゲルと会い施設を見て「ここだ」と思った。すごく簡単にね。帰る飛行機で隣に座ってた代理人に「明日アーセナルに電話してもいい。やってみたい。」と話した。(Mundial)

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ベジェリン:「親に話さなくていいのか？」と聞かれたから「話すけど彼らができることはないよ。アーセナルの選手になるって決めたんだ」と言ったんだ。その時初めてプロのサッカー選手になるって決心がついた。(Mundial)

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ベジェリン: 自分はいつもちょっと違う人になりたかった。それに関してはロンドンの影響は大きい。スペインでは皆古くて街に出たらすぐにあれこれ言われる。ロンドンはいろんなスタイルを持った人がいてサブカルチャーがあって、ジロジロ見られても気にならない。(Mundial)

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ベジェリン: 16歳でここに来て、街に出て、人がそれぞれ思い思いのことをしているのを見て、刺激を受けた。下宿してる時にランドレディに「日曜にどこに行ったらいい？」と聞くと「カムデンに行きなさい」「コヴェントガーデンに行きなさい」と言われた。よくロンドンを散策したよ。(Mundial)

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ジェリン: 今でもやってるよ、突発的に。難しいこともあるけど出来るだけ普通の生活をしようとしてる。街を歩いてる時は普通の23歳でいようとしてる。この街は毎日何かすることがある。生活が充実してる。ヨーロッパの中心みたいだ。ロンドンに来なかったら自分らしくいられなかったと思う。(Mundial)

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ベジェリン: サッカーのことだけを考えてるサッカー選手なんていないと思う。それはない。みんな違う想い、趣味を持ってて、仕事以外にも人生がある。でも最近はサッカー選手は練習と試合しかしちゃいけないような風潮だ。(Mundial)

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ベジェリン: サッカーはいつでも自分にとっては一番だけど、他にも興味のあることはある。例えばファッションとか。自分の家にはいつもあったものだ。「注目されたいからあんな格好してる」とか言われるとかなり傷つく。(Mundial)

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ベジェリン: ファッションは成長する過程で自分に家族を感じさせてくれるものだった。自分の奥深くにあるもの、ルーツに関わるもの。母や祖母を思い出させてくれるから大人になるにつれてより興味を持つようになった。すごく重要に思っているものでそれについてはオープンにすることにした。(Mundial)

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ベジェリン:サッカー選手は色んな意味ですごいプラットフォームを持ってると思う。誰もがユニークで、サッカーすることがその人にとってどれほど厳しいことなのかも、試合をする動機もわからない。ある人はプライベートでいたいし、ある人は自分をさらけ出すのを恐れてる。(Mundial)

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ベジェリン:個人的には人がその人らしくいられるような影響力を自分達はもたらせると思う。考え方を変えたり、生活をより良くしたりとか。今は十分にやれてないけど自分はいつでもやりたいと思ってる。ソーシャルメディアは使えるよね。ファンや人々に自分たちを知ってもらえる機会になる。(Mundial)

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ベジェリン: 毎朝練習して、時にダブルセッションがあって、クラブ外で練習することもあって、でもつまるところ、自由時間は沢山ある。家族がいる選手は子どもを学校に迎えに行って食事させて遊んだりする。自分は若いから何か違うこと、自分が好きなことに時間を費やしたい。(Mundial)

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ベジェリン: 周辺の人は厳しくって、自分が自由時間にやってることをもちだしてサッカーの出来を責める。自分たち以上にミスや試合に怒る。でも選手たちにとって、試合に負けたり大きな代償につながるミスをすることは起こり得る最悪のことなんだ。(Mundial)

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ベジェリン: 試合の後眠れないこともある。自分がしたミスのことを何度も考えて2日間くらい眠れないこともある。人にはその姿は見えない。見ようが見まいがどうでもいい。自分の問題だから。自分の気持ちはわかってるし、そのミスが、二度とミスしないようにより努力させてくれる。(Mundial)

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ベジェリン: ドミノだろうがカードゲームだろうが負けたら悔しい。自分の愛するクラブのためにプレーして負けたら悔しくないわけがないじゃないか。(Mundial)

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ベジェリン: 子どもの頃は自分とボールとゴールしか頭にない。でも大人になるにつれ気をとられることが沢山出てくる。毎朝起きてやりたいと思っていたことが何だったのか確かめないといけない。バルサではそうじゃなかった。単にサッカーをやってただけ。(Mundial)

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ベジェリン: バルサ方式でプレーすることだけを教わったけど、自分はサッカーの別の側面を見るためにはちょうどいい年齢でバルサを去ったと思う。フィジカリティとか守備とか。バルサとアーセナルの数年ずつが今の自分を作るのに完璧な組み合わせだった。(Mundial)

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ベジェリン: スティーブ・ボールドの影響は大きい。16歳での初戦のワトフォード戦、相手ウィンガーがまるでそこに自分がいないかのように自分を抜き去ったんだ。それ以前にたった5回しか右SBをやったことがなかった。ずっとウィンガーで、アーセナルに来ていきなり右SBをやれと言われた。(Mundial)

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ベジェリン: ボールドが全ての基礎を教えてくれた人だった。ラインの統率、いつ出ていくべきで、いつ残るべきか、攻撃すべき時、すべきでない時。そしてボスがいた。トップチームに入ったらヴェンゲルさんが多くを教えてくれた。(Mundial)

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ベジェリン:多くのクラブが持とうとしている価値観やイメージはたくさんあるけど、結局、それを実現して理想と考えるクラブを作るのは人なんだ。ボールドやヴェンゲルのような人たちからの扱いは、自分にとっては家族のようだった。(Mundial)