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自分独自の言葉遣いとは想定外の贈り物にほかならない

何らかの意図のもとに自分独自の新たな言葉を作ろうとされる方もおられますが、新しい言葉、あるいは既存の言葉に託された新たなニュアンスというものは、既存の一般的な言葉づかいのなかで物事を表現しようと努めるなかでしか生まれえないと思っています。 いわゆる新語の大半は、できるだけ精緻に物事を表現しようとした末に生まれるのではなく、逆に物事を大雑把にしか見ないでおこうとすることより生まれるものと思うのですが、そのようにして生まれる言葉は案の定一時の流行に留まり、永続的には定着しません。 永続的に定着する言葉は、多くの人の心の奥に染み込むような説得力や力強さを持つものだけで、それらを持つ新語が生まれるのは、できるだけ一般的な言葉遣いで表現しようと努めてもなおそれが叶わないゆえに、必然的な形で新たな言葉が生まれ出る時だけだと思うのです。
流行語 必然 予想外 贈り物 想定外 言葉づかい ニュアンス 作為 一般化 新語
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大角 康(宗純) @koukaku0811
今まで誰も使わなかったような言葉、今まで誰も与えなかったようニュアンスを与えた言葉づかいを生み出すことは、おそらく意図的にはできないことであるでしょうし、仮に意図的に作ったとしても、その誕生が必然的なものでなければ読者の胸には届かないでしょう。 作為的に作られた言葉は twitter.com/EssentialWord1…
大角 康(宗純) @koukaku0811
必然性なく作られたゆえに、すでに存在する言葉によって表現できるものをわざわざ理解しがたくするだけで、読者よりすれば迷惑行為でしかないと思います。 ゆえにすべての書き手は今ある言葉でまずは最大限表現するよう努めてみなければなりません。そしてその努力のなかでいつの間にか書き手独自の
大角 康(宗純) @koukaku0811
言葉づかいが生まれる時にこそ、その言葉が書き手の書いた文章において自然と文脈に連なりながら意味を成すゆえに、新しいにもかかわらず、それが読者の胸に自然と染み込んでゆくのでしょう。 独特の言葉づかいとは、書き手自身さえそれが生まれたことに驚きを覚える予想外の贈り物であると思います。

コメント

nob_asahi @nob_asahi 2019年1月14日
「すでに存在する言葉によって表現でき」ないものが、「他人とは違うこと」であり、それを表現するためには必然的に「他人とは違う言葉」を使わざるを得ない。独自の言葉がきちんと読者に届く保証は何もないが、文章表現にこだわるのなら、そこを恐れてはならない。全力で伝わる言葉を編み出さなくてはならない。と言うのが、フィッツジェラルドが提唱し村上春樹が賛同していることである。端的に言ってこの二人はこの纏めで言及している遥か上の話をしている。
薄明 仮眠 @qinane0 2019年1月14日
美しいと感じるものを美しいという言葉を使わずに表現する…みたいなことかと思った。新しい言葉そのものを作り出すと言うよりは既存の言葉の新しい組み合わせかた・イメージの付与
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