自分とG.BS氏で、歴史学の科学的手続きや歴史教育に関して対話をしていました。
具体例として吉見義明著「従軍慰安婦」を使って説明してもらうところで、mituzo氏が、その本にはバイアスがあるということで意見があり、この対話が始まりました。
@fab4wings ただこちらも久しぶりに『従軍慰安婦』を読み直す必要がありそうですし、恐縮ですがマルクス流に言うと日々労働力商品としての自身の労働時間を売って生きている無産階級なものですから、前回までよりかなり間が空くことは御承知下さい
2019-01-14 01:02:09@fab4wings @GBSso 『従軍慰安婦』を読み直す必要がありそうですし 読み直すなら元史料をきちんと確認しながら読むのがオススメ twitter.com/GBSso/status/1…
2019-01-14 23:55:30@fab4wings @GBSso 1943年6月、ビルマの第15司令部は借金を返済し追えた者の帰国を認めることにし、その内の一部は帰国することが出来たが第114連隊の朝鮮慰安婦達は戦況を理由に帰国を認められなかった。条件を満たしているので帰国を希望したある慰安婦は「説得されて残留することに」なってしまったという P152
2019-01-14 23:56:10@fab4wings @GBSso 1943年6月第15軍司令部が、債務から解放された慰安婦達を帰国させるべく手配したにも関わらず、戦況ゆえに、これまでのところ、M739グループ ではだれ一人として、帰国を認められた者はいなかった。そして、前述の条件を満たして帰国を希望したある慰安婦は、他愛もなく説得されて残留することになった
2019-01-14 23:57:22@fab4wings @GBSso これ普通に読む限り、前借がなくなっても働き続ける慰安婦に帰国を促してる話なのだが、あたかも軍が拘束していたかのような記述。 そもそも、なぜ説得の「他愛もなく=easily(原文)」を抜く?ww
2019-01-14 23:57:51@MituzoJ @fab4wings これの資料番号100の460頁の訳文にはちゃんと「他愛もなく説得されて残留することになってしまった」とありますが。
2019-01-15 00:10:28@GBSso @fab4wings そうです、資料集には「他愛もなく」という吉見自身の訳文が載っているのに「従軍慰安婦」の説明にはその記載がなく、あたかも軍が拘束していたかのような記述がされているという話です
2019-01-15 00:13:57@MituzoJ @fab4wings すみませんが史料の引用の際は出典として資料集ならタイトルとページ数ぐらい御教示頂けますか。どうも拝見する限りは『従軍慰安婦資料集』の資料番号100と同じようですが、より更に遡って原史料からの引用ならばその旨御明記ください
2019-01-15 00:15:05@MituzoJ @fab4wings 460頁5行目、「利息を返済できた場合には、朝鮮へ帰るための無料の交通の便宜を提供され、あとは自由の身であるとみなされることになっていた。」6行目「しかし」から飛んで7行目に「戦況のゆえに、これまでのところ、M739のグループではだれ一人として、帰国を認められた者はいなかった。」
2019-01-15 00:21:40@GBSso @fab4wings P152と書きましたが分かりにくかったですか? 吉見の「従軍慰安婦」岩波新書の記載には意図的かどうかは分かりませんが、本人が訳している「従軍慰安婦資料集」P460の記載の一部をはずして書かれていると言う話なのですが
2019-01-15 00:22:05@MituzoJ @fab4wings で「そして、前述の条件を満たして帰国を希望したある慰安婦は、他愛もなく説得されて残留することになってしまった。」
2019-01-15 00:23:52@MituzoJ @fab4wings で結局岩波新書の記述で「他愛もなく」が省かれていることがどう問題だと御主張なのですか?「あたかも軍が拘束していたかのような記述がされているという話」と結論付けておられる過程が良く分かりませんね。
2019-01-15 00:32:32@MituzoJ @fab4wings 史料を全文そのまま引用せず一部の引用をもって代えること自体は一般的で即それ自体は問題にはなりませんので、ここで「他愛もなく」が省かれていることでどう岩波新書の152頁の内容が問題であるのか、その点の御説明が明確でないと思いますが
2019-01-15 00:35:44@GBSso @fab4wings 元史料を読む限り、軍による拘束が行われていたとは読めない物を記述の一部を省くことでミスリードしているという話ですね
2019-01-15 00:38:25@MituzoJ @fab4wings 借金を返済し終えた従軍慰安婦の帰国が「戦況」を理由に認められなかった事例が在ること、その中には慰安婦自身は帰国希望の意志を持っていたけれども「説得されて残留することになってしまった」事例があったこと。
2019-01-15 00:42:58@MituzoJ @fab4wings 「軍による拘束」とは史料自体にも岩波新書152頁にもそもそも書かれてないんじゃないですか。そして152頁で「拘束」という語が出てくるのはその1つ前に「借金づけの状態」は「行動を拘束していた」とある部分だけですよ
2019-01-15 00:44:59@GBSso @fab4wings 1943年6月、ビルマの第15司令部は借金を返済し追えた者の帰国を認めることにし、その内の一部は帰国することが出来たが第114連隊の朝鮮慰安婦達は戦況を理由に帰国を認められなかった。条件を満たしているので帰国を希望したある慰安婦は「説得されて残留することに」なってしまったという
2019-01-15 00:46:15@MituzoJ @fab4wings 別に史料に書かれていない「軍による拘束」云々を岩波新書152頁は主張しているのではなくて、「説得されて残留することになってしまった」事例を史料そのままに紹介しようとしているだけに読めますが。逆に御主張の、この部分で「軍による拘束」を主張していると「ミスリード」する要素あります?
2019-01-15 00:47:53