怪談屋さんの「こわい」はなし

azukiglg氏の、「何を以て恐怖を感じるのか」的ツイート連
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女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

幽霊がなぜ怖いのかというと話が通じないから怖いのであって、話が通じて意志疎通と妥協点の追求を協働できるなら、相手に足がなかろううが透けて見えようが別に怖くはない。言葉が通じない外国人が怖く見えたり、価値観を共有できない宗教が恐ろしげだったり、狂人が怖いのも同じ理屈。

2011-05-02 06:30:29
女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

例えば幽霊と意志疎通、交流ができたという話は珍しくなく、幽霊との間に不利益のない取引が成立しているケースでは、むしろそれらは良い霊として扱われる。守られてるとか、味方とか。意志疎通が図れない幽霊ほど怖いものはないわけで、幽霊でなくても意志疎通の図れない相手は恐怖の対象になり得る。

2011-05-02 06:32:20
女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

人間同士で意志疎通を図ろうと【双方】が協力する意志がある場合は、過程に苦労や不幸があっても未来の共存はある程度可能だろうと思う。その反面、意志疎通を図るつもりがない、相手の意志を汲むつもりがない、というわかり合えないケースでは、結局互いを恐怖し合ってることになる。

2011-05-02 06:34:00
女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

昨今、「幽霊より生身の人間のほうが怖い」という論調で対人関係の恐怖が語られることが増えたというかすっかり定着したけど、これも「意志疎通の不通」からくる「話が通じない恐怖」を指しているのではあるまいか。ストーカー、価値観の接点がないモンスターペアレンツも同列。

2011-05-02 06:35:42
女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

幽霊だから怖い、ストーカーだから怖いということではなく、それらがどういう振る舞いをして、その振る舞いに対する解決手段が自分にないか、相手の協力がないと成立しない、そして相手に協力する意志がないものについては、結局「思い通りにする余地がないから怖い」となる。

2011-05-02 06:36:45
女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

この恐怖という感情に対して、接点を探し続けて解毒しようという対処法もあれば、相手を打ち壊すことで自分の優位性を高めて恐怖を無効化しようというものもある。目を閉じ耳を塞いで「見なかったことにする」というのは実は手っ取り早くて安上がりで、怪談などではそういう対処は珍しくないw

2011-05-02 06:38:00
女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

ただ積極的で熱意のあるストーカー、或いは自分の行動に絶対の正義感を感じて自己正当化に余念がない人などは、そうした「見なかったことにしる」という対処には取り合おうとはしない。これが恐怖を増幅させる。恐怖の解消方法が違うだけで、迫ってくる側も自分なりの恐怖を打ち消そうとはしてるのだが

2011-05-02 06:39:50
女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

それもありましょうね。話し合うことができていたのにできなくなる、できなくなった理由がわからない。自分は話しかけ続けているのだから相手が悪いに違いないと思い込む。 RT @Dursan: それだけが要素じゃなくて、「通常なら話し合うことが出来る」のに「話し合えない」からより怖いので

2011-05-02 06:41:15
女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

そういう「恐怖を感じるメカニズム」は解明できたところで解消はできないw

2011-05-02 06:42:03
女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

自然現象は全力で叩きに行っても勝てませんけどねw RT @Dursan: あと、自然現象なら全力で叩きに行っていいですが、人だとそうはいかないですし。なにか起きる前に「ストーカー」を物理的に滅することはできませんし。距離を取るにしてもなんか「大げさ」な感じがして躊躇しますし。

2011-05-02 06:46:18
女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

恐怖とは別の話だけど、自然災害はどれほど罵倒しても傷ついたり凹んだり自殺したりしてくれないけど、人間は罵倒すれば傷ついたり凹んだり「首を取ったり」することができ、ある種の優越感と爽快感を得ることができるので、相手を見下したり自分の溜飲を下げたり、それを正義の名の下に行ったり。

2011-05-02 06:48:00
女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

結局の所、人が意見対立する相手に対して積極的に関係を持とうとする理由の大部分は、不足情報を相手から吸収するためというよりも、相手を自分の足下に傅かせるための防衛的攻撃衝動ということになるのかしらん。議論でdisる傾向に陥りがちな人などもこれに入るのかも。

2011-05-02 06:50:44
女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

ただ、これは自分も含めてほとんど全ての人が大なり小なりやらかしてることではある。人によって性質の強弱はもちろんあるだろうけど、とりたてて特別な性質でないのだとするなら、やはり「自分を守るために自分以外を排他攻撃する」という本能に準じた行動なのかも。

2011-05-02 06:52:08
女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

Twitter上などのように利益の直接の損得関係がないはずの場所でそうした罵倒系議論が頻発する理由は、「依って立つ自分を守る」という、やはりそこに帰結してしまうのかも。議論を遮断するのも恐ろしく、議論に加われないのも恐ろしく、加わって議論が成り立たないのも恐ろしい、という。

2011-05-02 06:53:40
女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

誰かの軍門に降って、自分が見下される側になるのが怖いとか? RT @Dursan: @azukiglg たぶん自然に負けるのは「仕方ない」けど、人に負けたら「負け犬」になって不利益被る(とおもう)からじゃ?

2011-05-02 06:56:32
女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

@nekoyadou でも「幽霊なんか信じてるんだから騙されやすいお人好しなんだろう」って言われたり思われたりはしてそうですw

2011-05-02 07:07:57
女子高生実話怪談作家@芸歴三十年 @azukiglg

@nekoyadou 難しいですよね。一方で怪談、怪異体験、それらをどう感じたかっていう体験者の心の機微というのは、極めてパーソナルなものであったりもするので、完全な中庸というバランスを選ぶのも難しい。のめり込み過ぎても否定的すぎても、心の機微は汲み取りにくい。

2011-05-02 07:11:52

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