「まどか☆マギカ」鼎談 (5月3日)

雪見バーガー @H926

TVゲームでリセットボタンを押したらそれまで画面上で展開していたキャラクターの戦いや人生はなかったことになるのかというと、画面の中の世界ではそうかもしれないが、その世界に干渉し遊んでいたプレイヤーの記憶には残り次の世界に影響を与える。決して何もかもがなかったことにはならない。

雪見バーガー @H926

リセットされ繰り返される世界で自分がやってきた事を、起こる出来事を記憶し続けるのが『ゼーガ』のセレブラントであり、『魔まマ』のほむらであり。

雪見バーガー @H926

ミサキシズノと睦美ほむらの共通点についてry

雪見バーガー @H926

バランシェ・ファティマに対するアーク・マスターとしてのレディオス・ソープ的に魔法少女のアーク・マスターとしての鹿目まどか。いや寧ろモナーク・セイクリッドか。などとFSS脳は考えたりもする。

雪見バーガー @H926

憶えててくれる人、というのはありがたいもので。『うしおととら』なり『ONE～輝く季節へ～』なり『ゼーガペイン』なり『おもいでエマノン』なりを思い出しながら、記憶という観点から『魔まマ』を見るのもありでしょう。誰にも共有されない記憶。自分だけが持つ思い出の意味とは何か。

雪見バーガー @H926

@r3r5ten59 まどかの選択は完全なる大団円を導きだす”正解”ではなかったかもしれませんが、魔法少女の存在と想い、何よりもほむらのこれまでを「なかったこと」にしなかったのが凄いいいなと思って。それに本当の大団円はこれからも生まれるだろう魔法少女や、戦い続けるほむらがきっと！

doitaka @doitaka

まどかマギカ　全話一気視聴。何より、中だるみを全く感じずに最後まで一気に見れたことが素晴らしい。１話、OP。３話、マミったん。６話、ジェム投げ。９話、さやかったん。からラスト。　さやか、杏子の対照関係が見事。「一人の」魔法少女の物語がしっかり描かれていることの意義は大きい

doitaka @doitaka

絶叫オフをやるべき

doitaka @doitaka

まどかマギカのノベライズをやるのが一肇だそうで、同作者の『幽式』は萌えないラノベで、結構好きだったのだけど。　近い時期に出てた『プシュケの涙』と表紙がちょっと似てて、アマゾンのおすすめで『プシュケの涙』が出てきたのでちょっと思い出した。　というヤオイ話

雪見バーガー @H926

『魔まマ』、まどかの選択って、ほむらにまどかを救わせないのって、ノスタルジーの否定なんだろうな。仮にほむらが今のまどかを救えたとしても、そこには重ね合わせて見ていた過去も望んだ未来もないわけで。

雪見バーガー @H926

自分的にはほむら周りはループじゃなくてリセットが肝かなーという感じ。自分（ほむら）の事を知らないまどかは果たしてほむらにとってどれだけの友達なのだろうという。最終的に全てを理解してくれるけれど対世間的にはイマジナリーフレンドになってしまうそれまでとの対比といい、考え込んでしまう。

雪見バーガー @H926

思い出や想いを積み重ねるほむらと、積み重ならずに全てがリセットされていくまどかの間はどんどん離れていって…。と、そういう風に見るとこれは記憶障害の話とも繋がるわけですね。『私の頭の中の消しゴム』とか、『ef』の千尋とか、『セカンドノベル』とか。

雪見バーガー @H926

ほむらは仮にワルプルギスの夜を撃退できてまどかを救えたとしたら、自分のことを何一つ知らないただの少女のまどかと既に人間でない魔法少女の自分とで、どういう未来を生きようとしていたのだろうとか、そういうのを考えるわけです。

雪見バーガー @H926

ほむらにとってのまどかとは誰のことだったのだろう。初めて会ったときの魔法少女なのか、自分を助けしかし「魔女になりたくない」と業を背負わせた彼女なのか、自分の思う通りにはけして動いてくれない愚かな少女なのか、その全てなのか。

雪見バーガー @H926

『ゼーガ』のことなんかも思い出したりね。肉体のない量子データとなった幻体を本物の人間、個人たらしめるものとしての個々の記憶についての話であったりとか。キョウちゃんが「俺、全部思い出したから」とシズノに言うのは肉体を得た本物の人間になったときであったとか。

雪見バーガー @H926

ドラマCD聴いた後で一話見直したとき、個人的に一番印象が変わったのは、またヤバかったのは、傷ついたキュゥベェを庇い抱えるまどかを見るほむらという絵面だったのだよね。あの時のほむらの心境や感情を思うと居たたまれないどころではなかった。

雪見バーガー @H926

@chekisora エイミーを助けようとしたまどかと、QBを助けようとしたまどかという状況ってすごく重なるんですよね。そしてその状況を自ら作り出してしまったほむら。物凄い因果というか。

雪見バーガー @H926

@chekisora まどかを魔法少女にしないということは、エイミーが事故に遭う前に戻ってその状況を起こさないということなのですよね。ほむらはきっとそれを成し遂げた。なのに自分がQBを追い詰めたことでまどかはより直接的に魔法少女に近づくという。

雪見バーガー @H926

@chekisora そういうすれ違いが厳しいですよね。ほむらからすればもう既に見知った相手たちなのだけれど、その経験や知識が妨げになってディスコミュニケーションを引き起こしたり、杏子などその本質は見抜けていなかったり。

雪見バーガー @H926

@chekisora 以前も呟いたのですが、QBと人類のように互いに理解しあえない者の接触が、他方を滅ぼしてしまうのでなく、理解し合えるかもと安易に希望を示すのでもなく、分かり合えないままそれでも共生していくというのは現代的な回答で、アフターエヴァ的に見るなら重要な点と思います。

雪見バーガー @H926

『まどか☆マギカ』における人類とインキュベーターとの関わり合いというのは、『エヴァ』～『ファフナー』～『ゼーガ』～『ガンダムOO』等の流れから見てもいいと思う。 RT 「エヴァ」～「ファフナー」～「ゼーガペイン」を繋ぐ痛み http://togetter.com/li/84674

雪見バーガー @H926

努力が報われるとか、悪いことをしたら罰が当たるとか、人殺しは幸せになれないとか、願いには代償が必要とか、正直に生きて善行を積んだら天国に行けるとか、等価交換とか、そういう「然るべき報い」が起こること自体が奇跡、魔法の類。実際は悪いヤツも幸せになる。世界は理不尽だ。

雪見バーガー @H926

エントロピーの法則を是正する云々というQBの目的ってのがつまりそういうことだよね＞世界の理不尽を認められない、認めたくない

雪見バーガー @H926

理不尽が認められなくて許せなくて、少女の願い、夢物語というとびきりの理不尽・奇跡・魔法をカウンターに使って、因果応報がきちんと整合する世界を構築したんだQBさん。でも「そんなの絶対おかしいよ」とQBとは違う理をもってそれを是正しようとした最高の魔法少女がまどか、と。

雪見バーガー @H926

QBもまどかも、どっちも世界の理不尽（と自分が考える部分）を受け入れられないというのは全く同じ。世界を愛するがゆえに、その残酷で救いがたく理不尽な部分を否定し是正しようという話なのだ＞『魔まマ』