Sigilでダブリンコアにもとづいた逐次刊行物のメタ情報を入力する

SigilというEPUBエディタを使って、逐次刊行物のメタ情報を入れるにはどうしたらよいか、識者の皆さんが教えてくださいました。結論としては「EPUB2は逐次刊行物のメタデータ記述は未整備なので、各自が公的基準を参照しつつ工夫するしかない」ということですかね。 時系列的には、ブログ記事「Sigilでダブリンコアにもとづいたメタ情報を入力する(上)」(http://d.hatena.ne.jp/ogwata/20110430/p1)の続きになります。 このTogetterに関連して、エントリを書きました。 http://d.hatena.ne.jp/ogwata/20110504
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小形克宏 @ogwata
うーん、ダブリン・コアで遂事刊行物ってどう表現するのだろう? それともこうした分類はダブリン・コアでは表現しないものなのかしら……。
ıɥɔıɐʇ ɐʇɐqɐʍɐʞ @kawabata
@ogwata 遂事刊行物って?DCMESじゃなくてDCTERMSでもダメ?・・・図書館はいずれはMARC21に統一されるのでしょうけど。
小形克宏 @ogwata
ええ、DCTERMSでもないように思うんです。title の下に dcterms:numberOf なんてのがあるかと思ったのですが。RT @kawabata: @ogwata 遂事刊行物って?DCMESじゃなくてDCTERMSでもダメ?・・・図書館はいずれはMARC21に統一…
ıɥɔıɐʇ ɐʇɐqɐʍɐʞ @kawabata
@ogwata 遂事刊行物→逐次刊行物かぁ。えと、この問題は簡単には説明しにくいな。。。まず、DCはWeb状の情報の記述が目的であったため、雑誌のような発行形態のものは想定外でした。
ıɥɔıɐʇ ɐʇɐqɐʍɐʞ @kawabata
@ogwata もともと、「書誌学」という言葉があるくらい、本の情報を扱う学問は深化しています。図書館等において、書籍の情報を扱うメタデータは、主にMARCが発達してきました。これは、ASN.1 / ISO 2022 という、古風な情報表現をベースにしています。
小形克宏 @ogwata
@kawabata なるほど。「国立国会図書館ダブリンコアメタデータ記述」の「第二部Application Profile」 http://bit.ly/ii1Di6 [PDF]を見ても、雑誌記事の引用での語彙は定義されているが、遂次刊行物(失礼!)は想定してないように思える。
ıɥɔıɐʇ ɐʇɐqɐʍɐʞ @kawabata
@ogwata えと、ちょっと違っていて、DC-NDLは、DCで表現できない、JAPAN/MARCの情報を補完するための名前空間を定義します。そこには逐次刊行物の表記も含まれます。でRT:なるほど。「国立国会図書館ダブリンコアメタデータ記述」の…
ıɥɔıɐʇ ɐʇɐqɐʍɐʞ @kawabata
@ogwata DC(http://purl.org/dc/elements/1.1/)やDCTERMS(http://purl.org/dc/terms/)で表現できない日本の書籍情報を表現するために、DC-NDLの語彙が開発されました。
ıɥɔıɐʇ ɐʇɐqɐʍɐʞ @kawabata
@kawabata DC-NDLでは、ISSN番号は、dcndl:issn 型で記述されます。また、雑誌名・巻号・年月日・掲載ページは、dc:description で、冒頭に特定キーワードとともに記述されます。
ıɥɔıɐʇ ɐʇɐqɐʍɐʞ @kawabata
@ogwata DC-NDLは、私の印象では、「国会図書館PORTA」システムのために、インターネットで普及しているDC情報と、JAPAN/MARC情報の齟齬をなくすために開発されているという認識です。(違っているかもしれません。)
ıɥɔıɐʇ ɐʇɐqɐʍɐʞ @kawabata
@ogwata 今は日本を含む世界中の図書館がMARC21に移行しつつあります。また、国会図書館でもPORTAの次のシステムも始動しつつあるようで、今後はどうなるか。EPUB3.0でも、メタデータの一つとして、MARC21が採用されており、今後は復刻書系はこれが主流になるかも。
小形克宏 @ogwata
感謝。逐次刊行物のメタデータは、EPUB3で議論中。またダブリンコアでの逐次刊行物の記述は、PROSM 2.1で規定。http://bit.ly/iDNb64 @uakira2: 逐次刊行物 (serial publications) http://bit.ly/m9S4ox
小形克宏 @ogwata
しかし PRISM Subset of the Dublin Core Namespaces http://bit.ly/jwUaju [PDF]のどこを探しても"serial publications" という文字列はないのであった…。どないやねん。
小形克宏 @ogwata
ありました。<dcndl:holdingIssues>ですね。RT @kawabata: @ogwata えと、ちょっと違っていて、DC-NDLは、DCで表現できない、JAPAN/MARCの情報を補完するための名前空間を定義します。そこには逐次刊行物の表記も含まれます。
ıɥɔıɐʇ ɐʇɐqɐʍɐʞ @kawabata
@ogwata 小形さんの参照している文書は、PRISMにおけるDC語彙用法の規定です。雑誌関係ならば、本規定にありますよ。http://bit.ly/lBrenY →RT: しかし PRISM Subset of the Dublin Core のどこを探しても
小形克宏 @ogwata
@kawabata ありがとうございます。今はSigilで記述するのが前提なので、SigilがDC-NDLを知らない以上、こちちらは使えない。一方で、PRISM 2.1には対応しているかどうかを調べてみます……。
ıɥɔıɐʇ ɐʇɐqɐʍɐʞ @kawabata
@ogwata 規定上はそうなんでしょうけど、国会図書館PORTAを見てもあまり使われてないようで、大体、<dc:description>雑誌名 : XXXX</dc:description> <dc:description>巻号・年月次 : XXX</...>が多いですね。
ıɥɔıɐʇ ɐʇɐqɐʍɐʞ @kawabata
@ogwata EPUB2にはPRISMはなさそうですね。雑誌記事ならば、<dc:description>をNDLの雑誌記述法と揃えると、ツールも人間も分かりやすいかと。 RT : @kawabata ありがとうございます。今はSigilで記述するのが前提なので
ıɥɔıɐʇ ɐʇɐqɐʍɐʞ @kawabata
@ogwata 私のお薦めは、日本の雑誌記事ならば、http://bit.ly/iBsaxe を使うことです。これは日本の雑誌事情を良く考えている上に、DCの名前空間のみで完結して雑誌メタデータを記述できます。
UCHIDA Akira @uakira2
ダブコアは SICI や ISSN を URI として扱うことで逐次刊行物を指し示すので、それらを *取得していない* serial publications の場合、扱いに困るような気がします。 @ogwata
小形克宏 @ogwata
@kawabata ありがとうございます。国会図書館PORTAで、XMLの構文を見るにはどうすればよいのでしょう?
小形克宏 @ogwata
一応、ISSNは取得してるのですが。RT @uakira2: ダブコアは SICI や ISSN を URI として扱うことで逐次刊行物を指し示すので、それらを *取得していない* serial publications の場合、扱いに困るような気がします。 @ogwata
UCHIDA Akira @uakira2
そういえば、既刊のepub版電子雑誌って、どういうメタデータになってるんでしょうね?
小形克宏 @ogwata
@kawabata だんだん、分かってきました。今、自分がやろうとしていることは、単一の出版物に対して単一のメタデータを付与すること。ところが問題は、この出版物が逐次刊行物であること。通常、逐次刊行物の書誌情報は、記事単位で記述されている。……という理解で正しいかしら?
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コメント

小形克宏 @ogwata 2011年5月4日
「こいつ、“ちくじかんこうぶつ”って読めなかったわけ!?」というツッコミは……甘受します!
小形克宏 @ogwata 2011年5月4日
しかし、みなさんの親切には泣ける。ありがとうございます。
小形克宏 @ogwata 2011年5月4日
余談ながら、もしかしたら青年図書館員聯盟って「図書館の自由に関する宣言」(http://www.jla.or.jp/ziyuu.htm)の精神的源流なのじゃないかな。それが本当だとしたら、「図書館戦争」の源流でもあるわけだが。
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