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Takayuki Ogata @s15taka
風化は「かたい/やわらかい」じゃダメなんですよ。そもそも岩盤のレベルか岩石のレベルか鉱物のレベルかもわからない。岩石によって風化のタイプが違い、そのタイプが地形変化にどれくらい効くかはそこの環境で決まる。そういう説明が不可欠。「かたい/やわらかい」で単純化するのは完全なる間違い。 pic.twitter.com/lEXiWiwqNe
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早川由紀夫 @HayakawaYukio
橋杭岩は、案内板にあるように浸食でつくられました。風化でつくられたのではありません。風化は、地層がその場でもろくなることをいいます。いっぽう浸食は地層が運び去られます。やわらかい泥岩が波で運び去られたとする案内板の説明はしごく妥当です。 twitter.com/s15taka/status…
早川由紀夫 @HayakawaYukio
風化でものが運び去られるとする理解は、原子力業界に広くありますが、風化(ウェザリング)はその場(in situ)で進行するプロセスです。ウェザリングで放射線量率は変化しません。浸食によってはじめて放射線量率が減少します。原子力業界の用法は致命的にまずい。それと同じようにまずい主張です。
早川由紀夫 @HayakawaYukio
橋杭岩は差別浸食の典型例。
Takayuki Ogata @s15taka
「侵食でつくられた」は正しいです。しかしそのためには、まず風化を受けて、侵食される準備が整わないといけません。どのように風化するかは「かたい/やわらかい」では説明できず、岩石の側と環境の側の条件が整って相対的により強く風化されたものが、より速やかに侵食されることになります。 twitter.com/HayakawaYukio/…
Takayuki Ogata @s15taka
これは地形変化の思考を「風化からスタートさせている」か「浸食(侵食)からスタートさせているか」の違いといえそう。地形変化は当然ながら前者で考えるべきものなんだが、地形学に詳しくない地質学者は後者で考えがちになるようで、そのような事例はたまにみかける。いきなり侵食からは始まらない。
早川由紀夫 @HayakawaYukio
浸食の前にはかならず風化が必要だとする特異な意見だ。海食、波食、差別浸食などの地形学の基本を否定している。 twitter.com/s15taka/status…
早川由紀夫 @HayakawaYukio
斜面崩壊で生じたばかりの新しい崖には、波が当たっても浸食作用が働かないとでも思っているのだろうか。
早川由紀夫 @HayakawaYukio
限られた範囲での観察をすべてに当てはめることはできない。個別の自然を見ることをしないで論理で説明しても正しい理解には到達できない。
早川由紀夫 @HayakawaYukio
ダイクは差別浸食によってしばしば壁のようにそそりたつ。そもそも英語のdikeがそういう意味だ。 hayakawayukio.jp/kazan/field/08…
早川由紀夫 @HayakawaYukio
古今書院・地理でのドローン隔月連載「鳥の目で地形や風景を見てみよう!」9回目の12月号は「マグマの通り道 ダイク」です。ネット立ち読みでご覧になれます。 kokon.co.jp/book/b333441.h… pic.twitter.com/TaqB16J0Fy
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Takayuki Ogata @s15taka
地形学の基本は風化・侵食・運搬・堆積プロセスの順で考えることです。もちろん例外はあります。例えばカルスト地形では石灰岩の溶解(風化)と溶食(侵食)が同時に発生します。しかしここで議論になっている橋杭岩はそのような例外ではなく、侵食からではなく風化から順に考えていくことが重要です。 twitter.com/HayakawaYukio/…
早川由紀夫 @HayakawaYukio
もし橋杭岩が風化によってできたのなら、風化が及ぶ地表からの深さ、そうですね1メートル程度しか海岸から立ち上がっていないはずだ。しかし、じっさいには何十メートルもそそりたっている。風化ではなく、波浪による浸食に耐える十分な「かたさ」を橋杭岩ダイクが保持しているからである。
Takayuki Ogata @s15taka
@HayakawaYukio 相対的な海面変動の影響も受けながら、潮間帯で泥岩(の粘土鉱物)が乾湿風化を繰り返し、破砕されたものが速やかに波で失われることが続いて、現在の比高に至ったはずです。ただどれくらいの時間がかかってるかがよくわかりません。
Takayuki Ogata @s15taka
@HayakawaYukio 比高は(きちんと測ってはいませんが)数メートル、高いやつでも10メートル程度だと思います。
早川由紀夫 @HayakawaYukio
橋杭岩がおもに風化によってできたのなら、角が取れて丸くなっているべきだ。風化とはそういうものだ。角張っているのは、風化がこの地形をほとんど決めていずに、波浪による浸食が主要因であることを示している。うさはかせのドローン写真を見ればわかる。 twitter.com/usa_hakase/sta…
うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase
通りかかったら引き潮だったので橋杭岩のそばに行ってみた。 pic.twitter.com/iPLBMufG2Z
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コメント

早川由紀夫 @HayakawaYukio 2019年2月12日
橋杭岩は波浪による浸食でできた。浸食は固い地層より柔らかい地層でよく進む。柔らかいか固いかは地層の種類と風化によって決まる。地層の種類を見ずに、風化だけが地層の柔らかい固いを決めると考えるのは誤り。
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2019年2月12日
一般に火成岩に貫かれた泥岩は火成岩より柔らかくて浸食されやすい。橋杭岩の成因を考えるとき、風化の出る幕はない。
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2019年2月12日
橋杭岩は連続した壁をなしていない。ところどころ歯が欠けている。波浪による浸食が、表面の風化程度で支配されているのではなく、通常の海岸と同じように打撃による機械的な破壊であることを示している。
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2019年2月13日
[c5962920] 「まず風化を受けて、侵食される準備が整わないといけません。」と書いているので、浸食される前に風化が必須だと主張したと理解します。
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2019年2月13日
[c5962935] 「盤膨れが全く無かった」と私は書いていません。橋杭岩の地形を決めているのは風化作用でないと主張しています。
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2019年2月14日
[c5965938] 橋杭岩の地形を決めているのは風化作用だと考えているかいないか御本人に確かめてください。
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2019年2月14日
[c5967224] あなたが尾方さんと同じように「橋杭岩の地形を決めているのは風化作用だ」「波浪によって浸食される前に、地層はかならず風化されて弱化する必要がある」と考えていることがわかりました。橋杭岩のあの地形を見て、これだけ説明しても、なぜそのように確信してしまうのかに、たいへん興味があります。
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2019年2月14日
表面が風化していることが、その地形が風化に支配されてできたことを証明しません。火山灰粒子が混入していても、関東ローム層が火山噴火で降り積もったものだと証明しません。先入観と教育には、初めて接した自然や考えを拒絶する効果があるようです。1970年代の日本で長く続いたプレートテクトニクスの拒絶もそう説明できそうです。
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2019年2月14日
風食されやすさには表面の風化程度がかなり効くでしょうが、波浪浸食が風化されて弱体化した表面だけに作用する考えは初めて聞きました。どこでそんなことを教えているのだろう?
早川由紀夫 @HayakawaYukio 2019年2月15日
この誤認事例は論理力の欠落でも説明できる。「風化されると浸食されやすい」は正しいが、だからといって「浸食される前には風化される」とか「風化されたところだけが浸食される」とか「風化していないところは浸食されない」は正しくない。一般に波浪浸食は、風化とほとんど無関係に作用する。
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