情報更新が遅れている中高「地理」授業の見分け方とtwitter上の記述

学術界の理解は日々進歩し、教科書も後追いで更新されてきていますが、あまり更新していないワークシートを使っている授業だと、更新されていないことがあります。また、twitter上でも結構残っているようです。
地学 古い情報 地理
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S.Yamamoto @seiyamamoto
中高の地理で、情報更新が遅れてる授業の判別点① ・マグマはプレートの摩擦によってできる ・鳥海火山帯などの火山帯区分 ・デービスの侵食輪廻 ・洪積世、洪積層を使ってる(洪積台地) ・第四紀は200万年 ・氷期は4回 ・南半球の熱低をウィリーウィリー
S.Yamamoto @seiyamamoto
中高の地理で、情報更新が遅れてる授業の判別点② ・エルニーニョは環境破壊が原因(遅いというより間違い) ・産油量no.1はサウジ ・アメリカは人種のるつぼ
S.Yamamoto @seiyamamoto
ここに挙げたキーワードで検索してみてください。いまだに、かなり出てきます(それらがおかしいと指摘しているツイートも混じって出てきます)

実はここに問題点の指摘が色々まとまっています。→JpGU2017のパブリックセッション「学校教育における地球惑星科学用語」
http://www.jpgu.org/meeting_archives/2017O02/img/2017O02.pdf

以下、問題のあるツイート、問題点を指摘しているツイートを紹介していきます。

マグマはプレートの摩擦によって生じる説
ちりぐらふぃー @chirigraphy
火山フロントって知ってる?プレートの境にできる海溝にはプレート同士の摩擦熱が発生するの。そのまま沈みこんでどんどん熱が溜まって……沢山溜まるとマグマに伝わって火山になるの!だから海溝に沿って少し離れたところに火山帯が出来る、これが火山フロントよ。ふふっ、物知りでしょ?

以下「マグマはプレートの摩擦によって生じる説」の間違いを指摘しているツイート

河岸段丘 @geography_azs
「…プレート同士の摩擦で熱が発生し、その温度は、地中深くなるほど高くなる。そして岩石が融けるとマグマができる。」 プレート同士の摩擦がマグマ生成の主要因のように聞こえてしまう…。 【2019大学入試センター試験実戦問題集地理B 解説84頁 代々木ライブラリー 刊】 #地理 #火山 pic.twitter.com/aojIbPBfoG
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ISHIBASHIH @1484h
また、つまらぬものを見つけてしまった…> 『プレート境界型の大地震が起こると海のプレートの沈み込みが早くなり、摩擦熱が高まって、溶けるマグマの量が増えるのではないかと考えられています。』 min-iren.gr.jp/?p=24502 pic.twitter.com/N6HKOLMogE
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上川瀬名 @Yokohama_Geo
高橋学・立命館大教授 語録 「西之島の巨大化で太平洋プレートがフィリピン海プレートにもぐり込もうとしていることが新たにわかった」 「噴煙が1万1000m以上のものを、大噴火と呼ぶ」 「プレートの摩擦が強まりプレートが溶けてマグマになる」 「震災後の太平洋プレートの速度は年30~40cm」
Takayuki Ogata @s15taka
「なぜ日本に火山が多いの?」は間違い。日本のような沈み込み帯のマグマは、海洋プレートが上部マントルに水をもたらし融点を下げ、上部マントルのかんらん岩類が部分溶融することによってできます。摩擦によるという説明は嘘なので直してください。 twitter.com/ZUKAN_MOVE/sta…
「鳥海火山帯」などの火山帯分類

解説ページ→http://www.kazan.or.jp/J/QA/sr/qa-670.html

ウルトラニャン(ニャン)1st @shisutorumu
@m4280613 日本のまわりの火山帯(かざんたい)。 この、真上(まうえ)は♨️温泉(おんせん)が見つかりやすいところだよ。 pic.twitter.com/zx6gGTHdnx
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「デービスの侵食輪廻」
宮路先生の地理bot @m_geobot
▼地形の新旧を判断 ①侵食輪廻において地形の新旧は、侵食基準面からの厚みで判断 ②厚ければ新しい地形であり、薄ければ古い地形
「4回の氷期」

「氷期」「氷河期」の混同も多いように思う。

まんがはじめて物語bot @mangahajimete
お姉さん「うううっ、寒ーい随分昔に来たみたいだけどいつ頃なのぉ?」 モグタン「一万年以上も大昔、氷河期と呼ばれる寒ーい時代さ。地球の多くを氷河を覆っていたんだ」 おじさん「地球が出来てから少なくとも4回以上、こういう寒い時期があったんだ」
「洪積世」「洪積層」「洪積台地」

土木系でも残っているようです

地理 @chiri_geography
「洪積台地」:洪積世に形成された平野が隆起し、台地上になったもの。台地上は乏水地であるが、台地の縁に沿って湧水帯が多く、そこに集落が立地した。やはり水は重要ですね。
公務員独学支援 地理・思想・文学 @mamakiyuki003
地理 洪積層とは洪積世(更新世は約200万年前~l万年前)に堆積した地層であり、その後に地殻変動を受けて土地が隆起することが多いため、 沖積平野よりやや高い位置に洪積台地を形成することが多い。。#特別区 #東京都 #市役所 #公務員 #地理
一級建築士をめざす君へ @gokakuarunomi
洪積層と沖積層 ■洪積層(こうせきそう) ⇒古い時代の地層で、硬質な地盤 ■沖積層(ちゅうせきそう) ⇒比較的新しい時代の地層で、軟弱な地盤 ―――――――――覚え方―――――――――― 高校生(洪積層)は、中学生(沖積層)より強い。
はりねずみの地理道場 @hari_geo_dojyo
[要点023堆積平野Ⅱ] ①沖積平野 ウ)扇状地(河口部)=低湿で氾濫や高潮被害,地盤が軟弱で地震の揺れに弱い,治水技術の発展とともに水田・都市が拡大 ②(洪積)台地(かつての低地が隆起,河岸段丘・海岸段丘など)=かつて台地上は水が得にくく畑や果樹園に利用,近年はニュータウン建設
阪本さんのセンター地理 @sakamoto_geo
【地形読図①】洪積台地は大都市郊外に多い。台地の崖下付近は湧水地で洪水の被害も少ないから、古い集落はこの辺に立地する。最近は都市化によって未開発だった高燥地の台地面でも開発が進行して住宅団地、工場、ゴルフ場などが建設されているらしいぜ。平坦な高地にゴルフ場とかがあったら注意だな。

解説

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コメント

nob_asahi @nob_asahi 2019年2月13日
情報更新が遅れているのではなく、新説がある程度の年月による篩を経て、主流の説になってから教科書に於いても定説として扱うようになるということ。教科書殊に初頭上級教育(高校)程度までの教科書はキーパーアッパーである必要はなく、きちんと定着した主流学説のみを扱うべきだろう。
S.Yamamoto @seiyamamoto 2019年2月13日
nob_asahi 取り扱い内容を理解してからコメントしてもらえませんでしょうか。扱っているものはほとんど教科書から消えた(あるいはもともとない)記述です(シェア1%程度の教科書にこのような記述がのこっている項目もありますが)。教員個人持ちの昔のままのワークシートで授業していると、このようなものが残る、ということです。
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