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望月夜 @motidukinoyoru
「「租税貨幣論」概論」ameblo.jp/shingekinosyom… のコメント欄にて、『金(gold)はなぜ現在でも資産価値を持っているのか』について考察(というか仮説提唱)してみたので、ツイッターでも軽く整理しておきたい。
望月夜 @motidukinoyoru
『金(gold)がなぜ今でも資産価値があるのか』という疑問については、希少性が云々、採掘量が云々、といった、どうにもピント外れな解説がなされがちである。 そもそも金の価値が安定しているというのが間違いで、ブレトンウッズ崩壊によって通貨との兌換性を失ってからはむしろ乱高下している。 pic.twitter.com/BLw6z2ZkLi
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望月夜 @motidukinoyoru
このことからも分かるように、「金の価値が安定しているから、通貨を金に紐付けた」のではなく、「通貨と紐付けられることによって、金の価値が安定していた」のである。主従が逆なのだ。 金本位制にしても、金は列強によって恣意的に国際的決済手段として"利用"ないし"強要"されていたに過ぎない。
望月夜 @motidukinoyoru
では現在の金(gold)の資産価値は、通貨との兌換性なしでどうやって持続しているのか? この状況を説明するヒントになりそうなのが、金市場自体のサイズである。 kamikenblog.hatenablog.com/entry/2017/10/…やhttps://t.co/2hlj94aEx1で引用されているように、金市場というのは決して小さくない規模を持っている。 pic.twitter.com/ysWljUEjxX
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望月夜 @motidukinoyoru
これだけ規模の大きい金市場の存在下で金の大暴落が起こると、リーマンショックなどと同様に、凄惨な金融危機が発生することになる。 つまり、投資銀行や不動産証券などと同様に、金市場は"too big too fail"(大きすぎて潰せない)の状態にあるわけだ。
望月夜 @motidukinoyoru
金市場自体が"too big too fail"である以上、公共機関がその底抜けを防ぐように一定程度買い支えるのは極めて理に適っている。 元々金本位制の名残で公共機関は一定規模の金を投機的資産として保有していたため、より一層『底抜け』を防ぐインセンティブが働く。
望月夜 @motidukinoyoru
管理通貨制度では、中央政府や中央銀行に基本的に決済リスクがないため、対外債務破綻などがない限りは、手持ちの金(gold)を大量に手放すということが置きづらく、こうして金市場は、兌換喪失による乱高下を経験しつつも、底抜けはきたさないという状況が続いたのだと考えられる。
望月夜 @motidukinoyoru
金本位制が終わって久しいにも関わらず、金の資産価値が"底抜け"しないこと、また公共機関が未だに金保有を継続していることは、これまで論じたように、『金市場自体が"too big too fail"の状態にある』と見なすことでかなり整理して説明可能となると考えられるのだが、如何だろうか。
望月夜 @motidukinoyoru
『金市場がtoo big too failだから、金本位制廃止後も各国が金保有を止めない』という話を以下でしたわけですが、とはいえ、各国が"意識的に"金市場保護をしているというわけではないかもしれません。 むしろ各国政府の無意識の投機的行動の結果として、金市場の保護が生じていると考えるべきかも。 twitter.com/motidukinoyoru…
望月夜 @motidukinoyoru
金保有国 lets-gold.net/ipn/chart_gall… を見ると、アメリカがぶっちぎりで、ユーロ主要国とIMFが続いている。 これらの国や組織の金保有が大きくなるのにはそれなりの理由がある。 pic.twitter.com/Y9WD7an5GV
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望月夜 @motidukinoyoru
アメリカは通常と異なり、自国通貨が基軸通貨なので、外貨準備としてとりあえずドルを持つということが出来ない。ドルの為替レート変化をリスクヘッジするには、ユーロ、円、そして金などを分散保有する必要があり、ドルを持てば良い普通の国よりも金を保有するインセンティブがかなり高くなる。
望月夜 @motidukinoyoru
ドルほどでないにせよ、国際決済通貨としての地位が高いユーロも似た状況にある。 「とりあえずドルかユーロを持てば良い」という"普通の国"に比べて、為替レート変動リスクをヘッジするための資産保有の仕方が非典型的となる。 これによりユーロ主要国の金保有も相対的に大きくなる。
望月夜 @motidukinoyoru
ハードカレンシー国が自国通貨の為替レート変動リスクを金(gold)保有でヘッジするという構造上、金はハードカレンシー国によっていわば協同的ないし共犯的に価値が保証されているのと似た状況になる。 こうなれば、ハードカレンシー国以外(IMF含む)もヘッジ資産として保有するインセンティブが働く。
望月夜 @motidukinoyoru
もちろん、こうした『ハードカレンシー国のヘッジ資産』としての役割を担うのが金(gold)でなければならないという必然的理由は特にない。 ただ、①金本位制の名残で既に各国が保有しており、②金本位制の名残で金市場の規模が十分に大きかった、という経路依存的な要素がほぼ全てであろう。
望月夜 @motidukinoyoru
金市場はtoo big too failであり、かつハードカレンシー国のヘッジ資産として利用されているという二点から、なかば各国の『共犯』によって金市場の規模が維持され、各国公共機関の金保有が持続していると。 そこでは金それ自体の価値や要素は重要ではなく、国際決済上の各国の思惑の帰結に過ぎない。
望月夜 @motidukinoyoru
金(gold)は事実上、ハードカレンシー国から("Lender of Last Resort"ならぬ)"Buyer of Last Resort"としての保証を受けているのに等しい状態にあると言える。 金に何かしらの安定的価値があるから各国が保有するのではなく、ハードカレンシー国による事実上の保証が金保有需要を産み出している。
望月夜 @motidukinoyoru
コメント欄でもらった指摘とそれへの回答をいくつか抜粋していく。 金(gold)はなぜ現在でも資産価値を持っているのか - Togetter togetter.com/li/1319072 @togetter_jpから
望月夜 @motidukinoyoru
『金はドルやユーロみたいに国の管理を受けないのが良い。仮想通貨の失敗で「やっぱり金だ」となっている面もある。』 ↑ まとめで書いたのは「一見国家管理を受けてなさそうな金が、実際には各国、特にハードカレンシー国の投機需要によってその価値を維持しているという構造がある」という指摘だ。
望月夜 @motidukinoyoru
したがって、もし金(Gold)が仮想通貨に比して優れているところがあるとすれば、金には各国(特にハードカレンシー国)からの事実上の保護があり、仮想通貨にはそれがない、というところが最も大きいだろう。
望月夜 @motidukinoyoru
金は無政府の資産どころか、各国政府の投機需要に依存している極めて高度に政府的・政治的資産である。民間の金保有需要も、そうした基礎構造が派生的・波及的に発生したものである。
望月夜 @motidukinoyoru
『金の価格は実需の影響が大きいのでは』 ↑ 実物的価値は、確かに金の価格の『底』にはなるし、また量産可能であれば現在のような地位はなかったことは間違いない。 しかし、それだけでは、現行の地位・価値を説明できないし、インゴットやコインなどの製造と流通も説明がつかないだろう。
望月夜 @motidukinoyoru
『金(gold)の材料としての価値はいくらで、投機資産としての価値はいくらなのか』 ↑ 参考になりそうな情報はいくつかあり、(ソース不詳だが)これまでの金の総採掘量は18万トン nanboya.com/gold-kaitori/p… であるのに対し、公的機関の金保有は3万トン lets-gold.net/chart_gallery/… にも上る。
望月夜 @motidukinoyoru
また、各年の金需要のうち、投機的需要(投資+公的機関)は30~50%程度 lets-gold.net/chart_gallery/… で、金価格の変動はおおよそ投機需要で説明されるとする議論もある rakuten-sec.co.jp/web/gold/begin…。 既に指摘したように、インゴットやコインといった投資用商品の製造も多いわけで。
望月夜 @motidukinoyoru
『ブレトンウッズ体制崩壊後から金価格が不安定になったとのことだが、不安定なのはむしろ通貨価値の方ではないか』 ↑ 通貨価値を反映する物価の推移と比較すれば、金価格の方が不安定なのは一目瞭然である。 essential-abs.net/2018/02/07/gol… pic.twitter.com/CCBsAcBmuy
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望月夜 @motidukinoyoru
『公的機関が金(Gold)を実質的に買い支えるとはどういうことか? 金が安くなったときに公的機関が購入する理由は?』 ↑ 公的機関は為替変動に備えて金を需要する。 その取引は、大雑把に言えば、自国通貨価値が高い=金が安いときに金を購入し、自国通貨下落の際に金を売却して外貨を確保するもの。
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コメント

ゆゆ @yuyu_news 2019年2月14日
一番大事なのは「世界中のどこの地域でも『金=価値あるもの』という概念が共有されている」ということ。「どの通貨にも容易に換金できる無国籍通貨」という特性が、ドルやユーロや円やそれぞれの通貨で取引しようとするとそれぞれの通貨の番人である中銀や政府の管理を受けざるを得ないという点から見直されていると言える。直近では仮想通貨の失敗で「やっぱり金だな」って面もある。
denev @_denev_ 2019年2月14日
単なるお気持ちだけで成立してるってことか。
ziggy @zigizagu 2019年2月14日
経済の話は面白いなあ
生き残った墺太利伊太利帝国さん @NotAustralia01 2019年2月14日
どうでもいいけど「too big to fail」ではないのだろうか
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月14日
yuyu_news このまとめで論じたのはちょっと違っていて、金(gold)は純粋な意味での無国籍資産ではなく、むしろ各国(特にハードカレンシー国)によって協調的に価値が保証されている政治的(国際政治的)資産だというところなのです。 つまり金(gold)は、まさしく各国政府・中央銀行からの事実上の管理を受けているからこそ、今のような地位にある。
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月14日
yuyu_news 金(gold)が仮想通貨に比べて優れているところがあるとすれば、金は各国政府によって事実上の管理を受けている政治的(国際政治的)資産である一方で、仮想通貨は各国政府からの管理を受けていないというところにあるでしょう。 金の通用性は、まさしく政府や中央銀行の管理に依存している。
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月14日
NotAustralia01 おっしゃる通り、too big to failです orz
ゆゆ @yuyu_news 2019年2月14日
.motidukinoyoru私としては、主要中銀に紐付かない、準ハードカレンシーなポジションにGoldを置いています。つまり、経済制裁等の事情でドルを使えない人たちがそれに準じるものとしてgoldを用いる、というような。
ゆゆ @yuyu_news 2019年2月14日
.motidukinoyoru 「事実上の管理を受ける≒倉庫に現物がある」が、goldの強みなのです。そこが、仮想通貨と一番違うところ。
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月14日
yuyu_news このまとめで論じたように、現実として、金は各国政府・中央銀行と紐づかないどころか、むしろ切っても切り離せない深い関係があると考えるべきだと思います。 そして、goldの主な役割は、まとめでも整理したように、ハードカレンシー国の為替レート調整手段であり、そこから派生して各国ないし各人の避難的資産としても付随的・波及的に機能可能となっているといった具合かと。
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月14日
yuyu_news 「事実上の管理を受ける」というのは、単に現物が倉庫にあるというだけでなく、その価値が底抜けしないように、各国政府・中央銀行が大なり小なり介入しているところにあるわけです。 金は無政府どころか、むしろ高度に政府的・政治的な資産なのです。
000 @qgatmdgtwd 2019年2月15日
経済政策的な面もあるだろうけど、実需の影響が最も大きいのでは?反応性が低く、安定でいつまでも使える金属。合金を開発すれば汎用性の高い材料も出来るだろう。それなのに、これまでの総採掘量はたったの20万トンにも満たない。安いわけがない。
亜山 雪 @ayamasets 2019年2月15日
工業原材料として有能なんだけど、値段が需要供給とは別の力学で動くから扱いは大変だろうな。
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月15日
qgatmdgtwd 金の物理的価値は確かに価格の『底』にはなるでしょうし、金の物理特性や希少性は現在の(投機資産としての)地位の”必要条件”ではあると思うのですが、それだけでは現行の地位をうまく説明できていないというのが長年気がかりでした。 今回のまとめは、そうした物理特性や希少性といった不十分な説明を廃し、十分な説明を試みたものです。
nanasiyzyz @aabyyz_ 2019年2月15日
非同意かなあ。その要素もあるけど薄いと思うね。 多分、金相場が仮に0価値になっても、今の位置に復権すると思う。 理由は、装飾品としての美しさ、劣化のしなさ、加工のしやすさからだ。  金が工業で利用されない時代や、各国で交流が弱い時代ですら、どの国でも金は高価値だった。 各国の調整以上に「装飾・芸術的なモノとしての需要」があると思うよ。
nanasiyzyz @aabyyz_ 2019年2月15日
「おかみ」がどれだけ価値を保護しようとしても、根本需要のないものを保護するのは限度があると思う。  金の目立つ度合い、美しさはそれの価値をしらなくてもひと目でわかる。 「金そのものを欲しがる層」が多いから価値が保たれている。 あと、希少性はどうやっても無視できない。量産できたら価値がさがるだろそりゃ。
000 @qgatmdgtwd 2019年2月15日
motidukinoyoru じゃあもし金の価格が今の10分の1だったとして、人々は今のように金を一生懸命リサイクルしようとするだろうか?金が簡単にゴミ箱にいかないのは何故か?地球上の総資源量が限られているから、それが結局価格に反映されているのでは?
マシン語P @mashingoP 2019年2月15日
こういった話は通貨(資産)の意義と目的だけに留まらず、最終的には「人間にとっての価値とは何か?何故それにレアさを感じる感じないのか?」という根源的問に発展するので大好き。
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月15日
qgatmdgtwd 金に価格・価値の「底」としての物理的価値があることは否定していません。 それを超える価値が『政治的に』(あるいは国際協調的に)付与されているようだということを確認したわけです。 もちろん、そうしたヘッジ資産としての価値・価格上昇が、金のリサイクルのインセンティブを高めているというところはあると思いますが、それはまとめの本論からは少しそれた話です。
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月15日
aabyyz_ 既に他のコメントで書いたのですが、装飾品としての価値は価値・価格の「底」になるし、量産不可能であることもヘッジ資産としての要件(必要条件)であることは確かですが、それだけでは現在の地位やこれまでの価格変動をうまく説明できなさそうだということで、このまとめを書いたわけです。
rainy season @jkgkikllh 2019年2月15日
材料としての価値がいくらか。ヘッジ資産としての価値がいくらか。それと現在いくら価格が乖離しているか分からないとなんとも言えん。
ゆゆ @yuyu_news 2019年2月15日
金本位の制度下にあっては、金の自由な取引は規制されていた。価格の乱高下と市場の拡大は取引自由化の影響。中銀が金相場を売り崩したことはあるけど、買い支えたことはないよ(売却制限しただけ)。
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月15日
jkgkikllh 参考になりそうな数値はいくつかあります。 ソース不詳ですが、これまでの金の採掘総量は18万トン https://nanboya.com/gold-kaitori/post/amountof-gold-extraction/ 。(←既に製品利用されたものも含むと思われます)  これに対し、公的機関の金の保有総量は3万トン強 https://lets-gold.net/chart_gallery/gold-holdings-rank.php にもなります。
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月15日
jkgkikllh また、各年の金需要で投機的需要(投資+公的機関)は30~50%程 https://lets-gold.net/chart_gallery/chart_gold_demand.php。 金価格の変動はおおよそ投機需要で決定しているという話もあり https://www.rakuten-sec.co.jp/web/gold/beginner/report/report08.html 、金地金や金コインといった投資用商品の存在も鑑みると、金自体の”実需”での説明は浅薄かと。
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月15日
yuyu_news まとめでも論じたように、ブレトンウッズ崩壊によって本格的に金と通貨の密接な紐付けが切り離され、また金取引が自由になったことで、金価格が不安定になったことは疑いないと思います。 その一方で、既にまとめやコメントでも確認したように、公的機関による保有と売買は今でも続いているわけです。
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月15日
yuyu_news もちろん、公的機関は明示的に特定価格での買い支えを行っているわけではないですが、投機行動の一環として、「安くなれば買う」という行為を公的機関が取るのならば、”実態的には”それは買い支えとしての機能を持つことになります。
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月15日
yuyu_news では何故そうした投機行動をとるのか? というと、一義的にはハードカレンシー国の為替レート調整の問題があり、金からシフトしない(例えば、バンコールのようなものを設定しない)のは、金市場をクラッシュさせることがもはやできない(too big to fail)というところにもあるのではないか? と考察したのが当まとめになるわけです。
gx9900 @GX9900GUMDAMX 2019年2月15日
だがちょっとまってほしい、金が乱高下してるのではなく、通貨が乱高下してるのではないだろうか。
ゆゆ @yuyu_news 2019年2月15日
.motidukinoyoru (投資+公的機関)を投機的需要と言ってのけるのが意味不明なんですが。公的機関の保有は投機じゃないですよ。
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月16日
GX9900GUMDAMX 通貨が乱高下しているかどうかは、通貨価値と対応する物価水準の推移を見ればよいのですが、少なくとも金価格のような激しい乱高下はしてないですね。
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月16日
yuyu_news 公的機関は基本的に為替レート変動をヘッジするために金を保有するので、これはまさしく投機的需要に他ならないですね……。 で、ヘッジ資産としてのコストベネフィットは、金価格が下がれば高くなり、金価格が高くなれば低くなる。 また、為替レート調整という面から見ても、自国通貨安(=自国通貨建ての金価格上昇)は金売却で調整し、自国通貨高(=自国通貨建ての金価格低下)の局面で金を購入しておくでしょう。
Ü @S10KX 2019年2月17日
クッソどうでもいいけど仮想通貨の反対がリアルゴールドなの好き
nanasiyzyz @aabyyz_ 2019年2月18日
motidukinoyoru それ読んだ上での答えなんですけど……。「底」じゃなくて普通に中央を保障してると思いますよ
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月18日
aabyyz_ https://mokuroku.biwako.shiga-u.ac.jp/WP/No126.pdfのバークルンドの項目を参照ください。彼は鋳貨について議論していますが、私は金地金についても似た議論が成り立つと考えています。つまり、金価格や鋳貨価値は、素材価値+名目価値で決まり、名目価値は政府や政府”群”が何らかの形で与えるものなわけです。
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月18日
aabyyz_ 仮に名目価値がゼロなら、金価格と素材価値は一致することになります。私はこれを「底」と呼んでおり、またこれは定義的に「底」以外の何物でもないと考えざるを得ないと思われます。
みっくす・じゅーす @mixjuice_100cc 2019年2月20日
工業製品としての価値、ついでにフェティシズム ゴールドがもっている幻想と倒錯の大きさの総量 あとは人口の増大で、一般人も気軽にゴールド製品(宝飾品)を買うようになったので単純に買う母数が増えたが、この購入も幻想による
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年2月20日
mixjuice_100cc 幻想と倒錯がゴールドの価値の根源なら、これまでの各種商品・資産(チューリップや不動産)と同様のクラッシュ・バブル崩壊を経験しても良いはずなのですが、実際には乱高下はありつつもクラッシュと言えるほどの価格崩壊は来していません。その理由として、各国の経済政策の影響、つまり政治経済学的効果があるのではないか、ということをこのまとめで考察したわけです。
みっくす・じゅーす @mixjuice_100cc 2019年2月23日
実態以上の幻想→幻滅という文芸過程がバブルとすると、ゴールドというモノに対して人が抱いている幻想はMAX、むしろゴールドがフェチの頂点であり基準 ゴールドの類似物を錬金術的に作らんとしては失敗しているのがバブル崩壊 「これは ゴールドではない」という幻滅と失望がクラッシュを産む
望月夜 → 望月慎 @motidukinoyoru 2019年3月1日
mixjuice_100cc 金だけが特別という議論はあまり納得できません。 フェティシズムでいくと、土地神話、土地振興も相当なものとは思いますが、土地の方は幾度となくバブルとクラッシュが起きていますよね。 土地がクラッシュを経験し、金がクラッシュを見ていないのはなぜか。 土地には国家の買い支えがないが、金には国家の買い支えがある、と見るのが一番しっくりきます。
ショーンKY @kyslog 2019年3月10日
装飾品需要、工業需要があるという意味では、銀や白金族と比較するとよいと思う。銀は工業用としても装飾用としても人気が高いが、価格面では相場屋によるクラッシュ的乱高下がたびたびある。白金族はニュースになるような相場屋の動きは見られず、工業用としては底堅いが比較的安いので宝飾用の合金に使われるケースが増えてきた。銀相場は上がると宝飾品(加工度が低く宝石が埋め込まれていないプレーンな指輪やネックレス)が売りに出されて相場が落ち着くというのが通常パターン。
ひろ@猫もふ欠乏症 @hiro_h 2019年6月2日
白金が底堅いなら、金の価格の上下よりヘッジに良いのでは… とはいえ、工業需要があっても乱高下すると聞いて、なるほど買い支えが効いてるんだな、とは納得しました。
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