【うみねこ考察】ボトルメールについての考察

Goat-Chan@introducing 07th @DNakukoroni

我らの告白の考察より、今一般的に語られている結末・真相は999人に向けたものなのではないかと考えました。 まだほとんど語られていない1000人の内1人に届く結末・真相がうみねこにあるのではないでしょうか。 【うみねこ】我らの告白 考察 togetter.com/li/1319606

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金蔵と九羽鳥庵ベアトの関係について時系列を見直したところ、ヤスは金蔵の血をひいていないリーチェの血縁者なのではないかと言う見方ができることがわかりました。 【うみねこ】時系列を見直した金蔵の罪についての考察 togetter.com/li/1319667

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そして、現在のヤスが金蔵の子どもである説の根拠となるconfessionのカケラやEP7の縁寿が見た舞台も名無しの偽書作家が書いたものであると言う可能性があります。 【うみねこ考察】confessionのカケラの真贋考察 togetter.com/li/1319654

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これらの考察によりヤスの復讐のための犯行であると言う既存の説を否定し、新たな真相を探りたいと思います。 EP8のパーティーで戦人が伝えたかったように右代宮家の人々は悪い人たちではなかったと言う視点で見たいと思います。

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ヤスが金蔵の子どもではなく、19年前の赤ん坊とも別人となると右代宮家への復讐は意味合いが薄れます。 つまりボトルメールは犯行計画書ではないということになります。 では、ボトルメールとはなんでしょう？ 私は『安田紗代が書いたミステリ小説』であると考えます。

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マンガ版　EP8　1巻3話『黄金の返還』でベアトと縁寿のやり取りがあります。 ベアトはゲーム盤の派生物と言い、縁寿は犯行計画書と言います。 どちらを信じますか？ ここまでのまとめのとおり、ヤスの復讐を否定するのであればベアトの言うことが正しいと言うことになります。

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戦人と安田紗代の交流のきっかけはミステリ小説だったと言及されています。 ベアトが戦人に惨劇を見せつけ謎を解くように迫るのもミステリ小説だから。 ベアトは安田紗代に「戦人に愛されるように」創られた創作上のキャラクターだったのです。

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EP8で昼寝から目覚めた縁寿がベルンと戦人のゲーム盤をそうとは知らずに見てしまいます。 これは物語当初の戦人がミステリ小説と知らずにベアトに惨劇を見せつけられたのと同じですね。 戦人は謎を解き、これがミステリ小説だと気づいたからベアトに対して手のひらを反してみせました。

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戦人のせいで人が死ぬも読者に言及したメタ発言。 マリアージュソルシエールは創作サークル。 安田紗代の書くミステリは書き手読み手の二人が必要ですが、真里亜のファンタジーは自己の世界の投影だから一人で世界を作れる。 などなど心当たりがたくさん出てきます。

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ボトルメールがミステリだとすると戦人の罪と忘れていた約束も変わってきます。 彼は安田紗代に「書いたミステリを読ませてくれ」と頼んでいたのではないでしょうか。 戦人のために一生懸命に書いたのに忘れ去られて無駄になってしまうのですから、ベアトも魂が抜けてしまうのも無理はありません。

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読まれない小説、解かれないミステリは存在意義を失ってしまうでしょう。 だからせめてもと紗音は戦人への想いと共にボトルメールを海に流した。 誰かに楽しんでもらえるかもと期待して。 以上『ボトルメールは安田紗代によるミステリ小説』説でした。