第18回文化資源学フォーラム「コレクションを手放す―譲渡・売却・廃棄」を巡って

一般に美術館・博物館は美術作品や資料を収集・保存(そしてそれを研究・展示)することが求められますが、昨今、収蔵庫の物理的制限や施設の維持運営の困難など、様々な局面でそれらのコレクションを見直す動きがあります。また、経済的な理由から作品や資料の活用が求められ、その一端としてコレクションの売却もすべきではないかという議論も起きています。 安易な美術館・博物館の「小売店化」を防ぎつつ、現実の問題としてのコレクションの「譲渡・売却・廃棄」にどのように向かい合うか、東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究室でシンポジウムが行われました。
美術館 保存 博物館 コレクション
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※以前、山陰中央新報で文化資源学研究室の活動が誤解に基づきweb記事化され、話題になりました。

文化財収集の在り方

松岡誠一(仏像文化財修復工房) @mokujiki2
山陰中央新報社|文化財収集の在り方 sanin-chuo.co.jp/www/contents/1… うーむ。危険。。 「文化財の保存活用を研究する東京大の学生グループ」って初めて聞いた。。

過去には美術館による作品売却、また大学での作品廃棄という問題もありました。

DIC川村記念美術館が日本画を譲渡売却

宇佐美圭司壁画処分問題

ARTiT_Tokyo @ARTiT_Tokyo
【イベント】第18回文化資源学フォーラム「コレクションを手放す―譲渡・売却・廃棄」@ 東京大学本郷キャンパス法文2号館1番大教室 l.u-tokyo.ac.jp/CR/forum/forum… 2/17(日)13:30-17:00|杉本裕史、成相肇、松田陽が登壇。申込は定員に達し募集は終了したが、後日報告書がウェブサイトで公開予定。#ARTiT
yukinori yamakaha @shitenkyu
仮に人件費が着いても、民具研究ができる(やりたいと思う)人がいない。民具の魅力や見方を伝えて来なかったことが根本的に問題があるように思える。#shigen2018
てこぺん @tecopen
除籍について「図書館の方が遥かに先を行っている」なんて言われるとくねくねしたくなるな。 #shigen2018
てこぺん @tecopen
「現代はアクセス制限の時代」「コピーフォビア(複製恐怖症)」 パワーワード、いただきました。 #shigen2018
てこぺん @tecopen
除籍ってミュージアム界ではそんなにやばい言葉だったのか。MLAって安易にまとめちゃいかんね。 #shigen2018
Prof. Dr. "tomoishi" Merkwürdigliebe @tomoishi1976
刺激的な研究会でした。しかし松田さんが「誤解・悪用」の危険性を注意喚起したものの、悪意のある人たちにとってはこうしたテーマが東京大学で語られたという事実すら、政治的に利用され、意図的に「誤解」され「悪用」される可能性は否定できないでしょう。 #shigen2018 pic.twitter.com/KP7dSqzMwv
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本日ヰ科大学 @DumAuroraFulget
北栄町のお別れ展示はいいとかわるいとか以前に、結果として「もの」を生かすチャンスを作ることができたひとつの具体例ってとこが大事だなと思いました。他にも色々な分野の人に引っかかりそうなフックが沢山あっておもしろく勉強になったのでした🤹‍♀️ #shigen2018 #文化資源学フォーラム
てこぺん @tecopen
欧米の美術館界では無茶な除籍には村八分で対抗するとのこと。これは図書館界ではできない手段。やってもあまり困らないだろうし。 #shigen2018
てこぺん @tecopen
財政的理由で除籍しようとすると拒否反応が起こる、学芸的・哲学的理由づけが必要。いいことを聞いた。 #shigen2018
おねぇ @shishi_folklore
議論の中にもあったけれど、安易な模倣はほんとに危険。 ぶっちゃけ北栄町の「お別れ展示」だって、やって正解だったのかどうかは今は分からない。と、思う。 #shigen2018
堀間律人 @forimalist
#shigen2018 今まである意味タブー視されてきた美術館等の除籍(処分)の議論にあえて先手を打ったとのこと。美術館等のコレクションの公共性とは何かなど重要なお話が聞けた。このフォーラムの報告は主催者の東京大学文化資源学研究室のホームページに後日アップされるとのこと。楽しみにしています。
長谷川雅啓 @PAReT_HASEGAWA
「文化資源学フォーラム コレクションを手放す 譲渡、売却、廃棄」 先手を打って、安易に模倣されて処分されないよう、タブーや誤解を恐れずに、議論を前向きにする大切さ。 共有して議論して、より良い方向に向かうことを願うばかりです。 #shigen2018 pic.twitter.com/5dEQ0EwSKN
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Prof. Dr. "tomoishi" Merkwürdigliebe @tomoishi1976
何が「悪意」かというとこの記事が典型的でしょう。もともとは「民具」(文化財指定されていない)の処分の話なのが、西欧の例では美術「作品」(おそらく文化財指定されていない)にすりかわり、記事の表題は「文化財」...論点のすり替えがよくわかります。 #shigen2018 sanin-chuo.co.jp/www/contents/1…
Prof. Dr. "tomoishi" Merkwürdigliebe @tomoishi1976
文化財畑にいる私にとっては、文化財指定されていない「アート作品」がマーケットの論理で売り買いされることは意に介しません。しかし数年前の「運慶作大日如来座像」のように、文化財指定される前の資料が自由に売り買いされ海外流出する危険性には留意する必要があります。 #shigen2018
Prof. Dr. "tomoishi" Merkwürdigliebe @tomoishi1976
幸いにも「運慶作大日如来座像」は宗教法人真如苑によって落札され、「半蔵門ミュージアム」に収蔵され、現在は重文指定されています。 #shigen2018
雪りん @ykkykym
文化資源学フォーラム「コレクションを手放す:譲渡、売却、廃棄」@法文2号館1番大教室。文化資源学の院生による企画ということで、ストレートな問題提起と、よくまとまったレジュメ、丁寧な進行、すべてが若々しくて良い。修士1-2年でこれができるって素晴らしいな。 #shigen2018
雪りん @ykkykym
ゲストの人選が良かった。民俗とアートという分野の違いのみならず、いろいろ対照的なおふたりだったので、パネルディスカッションはいまいち盛り上がらなかったけど。
雪りん @ykkykym
レジュメの「2000年以降の国内における譲渡・売却・廃棄事例」の年表。主に読売の記事データベースから拾っているようだが、全然知らないのがいっぱいあった。これに私立美術館の閉館事例をコレクションの行き先は「不明」として加えるとどうなるか。
雪りん @ykkykym
鳥取県、北栄町の北栄みらい伝承館の「民具資料のお別れ展示」についての報告(杉本裕史館長)。譲渡先の団体・個人での活用例が興味深い。ギャラリーのインテリアはともかく、実際に機織り工房で使用とか、お弁当箱として使っているとか。
雪りん @ykkykym
今後は収集を「北栄町にとって重要な」資料に限定し、「持続可能な」収集・保存のあり方を模索するというまとめ。ミュージアムが逼迫する先には「身の丈に合ったサステイナブルな運営」が浮上してくるのは当然だが、ではそこから外れた資料はどうなるのか。
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コメント

さどはらめぐる @M__Sadohara 2019年2月20日
図書館の本は買い替えの可否や貸し出し履歴から除籍対象を絞り込めるけど、美術品は展示して金が取れるかどうかの採算性にすべてをゆだねると体系的な学術研究資料としての価値を見誤るリスクがあるのがしんどいな
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