2019/3/2「確実に選挙に勝つための野党共闘を促す『緊急市民会議』」参加報告

滋賀県野洲市で行われた、7月参議選選挙の「野党統一候補の早急な実現」と野党と市民が総ぐるみになって「参議院滋賀選挙区の1人区で勝利する」ための意見交換をする緊急市民会議の実況中継をまとめました。動画はこちらから見られます。 https://www.youtube.com/watch?v=Mjno1TJ00uE
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くうのる @kuunoru

滋賀県野洲市での「確実に選挙に勝つための野党共闘を促す『緊急市民会議』」に来ました。第1部の基調講演、佐々木寛さん(新潟国際情報大学教授・新潟市民連合代表、著書に「市民政治の育て方」〈大月書店〉)のお話が始まりました。 pic.twitter.com/S9qonLVN0y

2019-03-02 14:15:57
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くうのる @kuunoru

佐々木寛氏>新潟の現状。安保法制の後の参院選から野党共闘が始まった。市民連合が立ち上がって、野党候補を集めて集会。候補者を一人に絞ってください、政策は市民と協定を結んでください。そこからスタート。共産党とは嫌という人には同じカメラに写らない長い机を準備。@緊急市民会議

2019-03-02 14:21:43
くうのる @kuunoru

佐々木寛寛氏>共同の選対ではなく「連絡調整会議」の名にした。この共同戦線で辛勝。次に新潟知事選でほっておけば無投票で自民系候補に決まるところ、市民側から米山隆一さんを擁立。当時は民主党員。新潟の問題は候補者がいないこと。米山氏は民主党を辞めて立候補。@緊急市民会議

2019-03-02 14:24:24
くうのる @kuunoru

佐々木寛寛氏>新潟は世界最大の原発があり、市民の関心は高かった。米山氏が柏崎刈羽原発を争点に6万票の差をつけて勝利。新潟の奇跡と言われた。翌年は衆院選、6つの選挙区ですべて統一候補を出した。希望の党からの出馬なし。@緊急市民会議

2019-03-02 14:26:42
くうのる @kuunoru

佐々木寛寛氏>希望の党から出たいと記者会見した人には、お前が出るなら私が出る、知り合いからの電話作戦などで引きずり下ろした。希望の党とは政策が合わないと宣言。結果、4勝2敗。国会議員も市民と組まないと勝てないという共通認識が生まれる。@緊急市民会議

2019-03-02 14:30:05
くうのる @kuunoru

佐々木寛氏>市民が政治参加する市民政治が育ってきた。滋賀でもその芽が育ってきていると思う。さて、米山知事は女性問題により1年半で任期を終える。内閣調査室のリークだった。「知事抹殺」という本があるが原発立地自治体の知事は常に狙われている。@緊急市民会議

2019-03-02 14:32:15
くうのる @kuunoru

佐々木寛氏>悩んだが市民政治では下ろすのが筋だと考えた。自公候補は後方よりスタートになる。原発推進では勝てないと感じて脱原発と言うようになった。米山知事の後任の花角氏は争点隠しと抱きつき戦略で乗り切った。三浦さんという保守系の選挙プランナーは勝率9割。@緊急市民会議

2019-03-02 14:35:09
くうのる @kuunoru

佐々木寛氏>もともと勝つ人を応援する選挙プランナーが相手についた。第3の候補が原発反対を訴えて野党共闘の候補の池田ちかこさんを食ってしまった。「女性知事誕生」は新潟県民には受けなかった。安倍政権批判は有権者にアピールしないことも学んだ。@緊急市民会議

2019-03-02 14:37:23
くうのる @kuunoru

佐々木寛氏>負けたことからの反省。形だけの野党共闘ではない、本気でないと勝てない。それぞれが当事者にならねば。立憲民主の一部が非協力的な態度をとったりしたことが足を引っ張った。候補者選びで党が先導すると他の候補者がすねる。すねさせないよう皆で運ぶのがポイント。@緊急市民会議

2019-03-02 14:38:58
くうのる @kuunoru

佐々木寛氏>秘密主義的に候補者を選んで「ついてこい」とやるとすねる人が出る。候補者選びにまで市民連合がかむのが新潟の特長。本来は政党のプロの仕事だが市民の論理を反映する必要。@緊急市民会議

2019-03-02 14:40:32
くうのる @kuunoru

佐々木寛氏>米山知事の遺産は原発の徹底検証。市民連合は全野党を並べて先導することができるか。これから政策を作っていく際に1万枚の意見を集めた。それを候補者に伝えていく。市民が政策で関わること。@緊急市民会議

2019-03-02 14:42:16
くうのる @kuunoru

佐々木寛氏>市民が政治リテラシーを身につけるための市民政治塾を作った。20人から30人。月1回、自由に議論する場。そこから県議と市議に1人ずつ出馬することになった。@緊急市民会議

2019-03-02 14:43:50
くうのる @kuunoru

佐々木寛氏>エネルギーデモクラシーの活動を作った。直接は選挙には関係ないが。票は地域によりばらつきがある。普段のこういう活動があるかどうかが票に出ることがわかっていた。選挙は定期試験。普段から予習復習が必要。こういうコミュニティパワーが日本に250ある。@緊急市民会議

2019-03-02 14:45:25
くうのる @kuunoru

佐々木寛氏>そういうコミュニティパワーが市民政治を作る。大きな夢を持つ。新潟はコミュニティが強い。あなたの言うことはわかるが、あなたのやったことは子や孫にずっと伝え続ける。一人ずつがちょっとはみ出ないと変わらない、大きなストーリーが必要、どんな滋賀を子に遺したいか。@緊急市民会議

2019-03-02 14:46:51
くうのる @kuunoru

佐々木寛氏>世界中で民主主義が危機に陥っている。「ミネルヴァの梟は夕暮れに飛ぶ」ヘーゲルの言葉。自立と共生と多様性をキーワードに沖縄では新しい流れが生まれている。デニー氏の「一人も取り残さない」はこれまでと次元が違う。次の望ましい社会をつくろうという呼びかけが大事。@緊急市民会議

2019-03-02 14:48:34
くうのる @kuunoru

佐々木寛氏>玉城デニー氏に呼ばれて沖縄へ行ってきた。元気づけようとしてこちらが元気づけられた。沖縄の人々の決してあきらめない態度、やさしく粘り強い活動に感銘を受ける。逆に安倍政治はあきらめさせる方針。沖縄に学びながら新しい奇跡を起こしたい。以上。@緊急市民会議

2019-03-03 15:14:04
くうのる @kuunoru

「確実に選挙に勝つための野党共闘を促す『緊急市民会議』」、第2部はパネルディスカッション。コーディネーターは中野桂氏(滋賀大学教授)パネリスト:玉崎洋子氏(くらしとせいじカフェ主宰・主婦)、谷村徳幸さん(戦争をさせない1000人委員会・しが共同代表・牧師)、続

2019-03-02 14:58:55
くうのる @kuunoru

パネリスト続き:松尾隆司氏(市民と政治をつなぐ@おおつ・高島の会代表)、河かおる氏(滋賀県立大学教員)。コメンテータとして佐々木寛氏。@緊急市民会議

2019-03-02 15:00:28
くうのる @kuunoru

中野桂氏>候補者がまだ絞られていない今、市民としてどう後押しできるかヒントを探る。まず自己紹介を兼ねて一言ずつ。玉崎洋子氏>4年前の参院選から市民の会しが、その前からくらしとせいじカフェ開催。新潟は勝ち・勝ち、滋賀は負け・負け。早く候補者一本化してほしい。@緊急市民会議

2019-03-02 15:03:37
くうのる @kuunoru

玉崎氏>候補者決定過程を透明化する市民の会を作り4党をまわりお願いもして10回ぐらい協議も重ねてもらった。新潟は連合から共産党まで一緒に並び、真ん中に市民がいるのがすごい。沖縄からの学びは対立ではないみんなでやる選挙というのに感動した。@緊急市民会議

2019-03-02 15:05:23
くうのる @kuunoru

河かおる氏>透明化の会に賛同したことがきっかけ。専門は朝鮮の近現代史。選挙権のない人にも寄り添う。その視点から無力感がすごい。選挙権を持つものとしてできることをやろうと。2011年頃から韓国の情報に接しやすくなりキャンドル革命など見て政治の市民参加を学ぶことがあった。@緊急市民会議

2019-03-02 15:07:57
くうのる @kuunoru

河氏>韓国は2大政党、小選挙区で比例は少ないので1人区で勝てないと与党にはならない。候補者選びはデータに裏打ちされて透明。2020年に選挙に向かって新しい議論が始まっている。抜本的な政治システムをいつか議論したい。@緊急市民会議

2019-03-02 15:09:49
くうのる @kuunoru

松尾隆司氏>退職して2001年から滋賀に来た。決定的な事件が二つ。主権者としての市民に変わったのがこの10年、その一つが3.11。生まれて初めての危機と感じた。自分は騙されていたと怒った。関東大震災とかぶった。この1世紀は何だったかと思った。書かないと騙されると新聞に投書。@緊急市民会議

2019-03-02 15:13:02
くうのる @kuunoru

松尾氏>安保法制、参議院で強行されるまで街に出て訴え続けた。それから自分は変わった。谷村徳幸氏>水口教会の牧師、秋田県生まれ。自民党2議席、社会党2議席の土地。小選挙区制になって得票数が減っているのに自民党が勝つように。なぜそうなるのか子ども時代から疑問だった。@緊急市民会議

2019-03-02 15:16:07
くうのる @kuunoru

谷村氏>秋田は小作争議が盛んなところだった。30歳から牧師になり山口県に。2.11の集会をやるが、違う団体が同じことをやっている。保守王国で一緒にやれない。一つになろうという取組をまずはした。すねる人がたくさん出て調整が難しかった。@緊急市民会議

2019-03-02 15:17:49