三井三池炭鉱の有明第一立坑(A型櫓)はどこの会社が造ったものなのか。 たぶん、新R型と同じで東京芝浦電気なんだろうけどその一手だけが出てこない。
2019-03-05 00:00:44三井三池炭鉱の万田坑はR型櫓があり、現在残っている第二竪坑はそれら機材がそのまま残っている。 第一竪坑は色々あって北海道へ行って気が付いたら解体されてた pic.twitter.com/Ar2NtthyuY
2019-03-05 00:22:28その万田第二竪坑の巻室の中に明らかに明治時代に造られたとは思えないようなものが鎮座してる。 最初は後になって機械更新されたものかなーと思ってスルーしていたのだが pic.twitter.com/BeOfOrxrrh
2019-03-05 00:25:34辺りを見渡すとそこらかしこに明治生まれの竪坑にはあるはずがない機材の数々、しかも改造痕が見て取れた。 pic.twitter.com/aWQjnMJG8O
2019-03-05 00:27:47調べていく中で一つ一つ機材を見て回る時間がなかったのですべてを確認できたわけではないけど、その中で一つだけ見つけてしまった決定的なものがこちら。 『有明より整備入荷予備』とかかれてたもの pic.twitter.com/pnfac0oA1D
2019-03-05 00:30:40何となく察していたというか、デッキチェンジ項目(しかも2段限定)と加減速リミットスイッチ。そして東芝製。 これ、まさかとは思うけど・・・まさかと脳裏を嫌な予感がよぎった
2019-03-05 00:33:42万田坑に残されている機材の中には二次抵抗短絡盤が残っていたということから、これらが元より使用されていた立坑巻上機はインバーター制御のものではないということになる。 インバーター制御ではない立坑で、かつデッキチェンジ、かつ東芝製ってどこなんだろうと模索していたら一件だけでてきた
2019-03-05 00:37:41今も残る世界遺産、万田第二竪坑の制御機器の一部は元々・・・三井三池炭鉱の有明第一立坑というA型櫓で使用していた機材の予備品を流用し、晩年の万田坑で活躍させていたというゲテモノだった
2019-03-05 00:39:30三井三池炭鉱が閉山する直前になって交換した理由は分からないけど、今も残る万田坑に残されている機器の何点かは今は無き最後の新鋭機器だった有明坑の忘れ形見・・・まさかこんな場所で現在は完全に破壊されて更地とされてしまったA型櫓の機器を見れるとは思わなかった
2019-03-05 00:42:52たぶん、万田坑を訪れる人の多くはただの機械程度にしか思わないと思うけど。立坑を調べている人には感慨深い品物だと思う。 立坑業界の晩年に造られた新鉱の多くは殆ど解体され、鉄屑となって投げられている。その中でもたまたま予備品として供出された部品の一部がこうやって現代まで残ったのだから
2019-03-05 00:45:43ところで、池島第一立坑に使用していた水銀整流器はどこに行ってしまったのか・・・。プーリー軸のタコだけは残っているのに、2階の大元が完全に空っぽらしいんだけど
2019-03-05 01:00:25色々と気になって三井三池炭鉱の万田坑の竪坑について資料を見ていたけど、あの竪坑って日本で初めての国産ドラムロープ(メインロープ)を使用した竪坑櫓だったのか・・・。東京製綱小倉工場製だわ
2019-03-04 21:42:02宮原坑では大型重量物の運搬を竪坑から行う際に、既存のケージを撤去して櫓に搭載されている小型シーブなどを用いて運搬を行ったとガイドのおっちゃんが言ってたけど信じられない。何が楽しくてそんな面倒な作業をするのか
2019-03-04 21:44:56やはり宮原坑に伝わる特殊巻のケージ取り外しの話がおかしいな。そんなことするより三川でも行って斜坑で降ろしたほうが圧倒的に早いはずだし、ケージの取り外しって下手すれば1日以上かかる面倒な作業だぞ
2019-03-04 22:07:43やはり宮原坑の竪坑巻上機が特殊巻きの為にわざわざケージを全部撤去してから搬入するってやつがよく分からん。ケージの多くは最下段を特殊貨物として縦に大きく空間を取っているけど、それでもないのにわざわざ竪坑搬入というリスクを侵してまで行うだろうか?
2019-03-05 01:14:38