- emanatio999
- 3897
- 9
- 0
- 102
ご案内:今谷和徳/14世紀の後半に書かれた多声シャンソンを集めた「シャンティイ写本」の中からお送りします。
楽曲
「バラード「今からはすべてが行きあたりばったり」」
グイド:作曲
(合唱)アンサンブル・オルガヌム
(5分13秒)
<Harmonia Mundi(独) HMA 1951252>
「ロンドー「神よお守りください、この歌をよく歌う者を」」
グイド:作曲
(合唱と合奏)アンサンブル・オルガヌム
(8分08秒)
<Harmonia Mundi(独) HMA 1951252>
「ロンドー「私はすべてコンパスで作られている」」
コルディエ:作曲
(合唱)アンサンブル・オルガヌム
(2分20秒)
<Harmonia Mundi(独) HMA 1951252>
「ロンドー「美しく、やさしく、賢く、楽しく、上品なひとよ」」
コルディエ:作曲
(合唱と合奏)アンサンブル・オルガヌム
(4分32秒)
<Harmonia Mundi(独) HMA 1951252>
「バラード「ここを逃れて行こう」」
サンレーシュ:作曲
(ソプラノ)ジュジィ・トート、(合奏)テトラクティス
(9分48秒)
<ETCETERA KTC1905>
「ヴィルレ「とても高貴な心」」
ソラージュ:作曲
(ソプラノ)ジュジィ・トート、(合奏)テトラクティス
(14分38秒)
<ETCETERA KTC1905>
#古楽の楽しみ ▽中世後期のフランスとイタリアの音楽(2) - NHK ご案内:今谷和徳/14世紀の後半に書かれた #多声シャンソン を集めた「 #シャンティイ写本 」の中からお送りします。 www4.nhk.or.jp/kogaku/x/2019-…
2019-03-05 03:33:52【フランスのシャンソン】 シャンソンというのはフランスでの呼称。もともとは「歌」という意味で、教会以外の場所、つまり世間(世俗)で歌う歌、庶民の歌う歌を意味した。 すでに13世紀頃から登場する。 #古楽の楽しみ iuk.ac.jp/~matubara/onga…
2019-03-05 03:48:39フランスでは14世紀になると、これらは多声のシャンソンとしても作曲されるようになり、15世紀前半にはデュファイやバンショワという大物がポリフォニック(3声が多い)なシャンソンを数多く作曲した。 #古楽の楽しみ
2019-03-05 03:49:03詩はロンドー、ヴィルレー、バラードなどの形式に依ったが、16世紀になると自由形式となり、吟遊詩人の手から離れるにしたがって詩の内容は卑俗となっていった。聞いて楽しいことが求められたのである。 #古楽の楽しみ
2019-03-05 03:49:29この時代のシャンソン作曲家にはジャヌカン(1485-1558)、セルミジ(1490-1562)、クレキヨン(?-1557)、グディメル(1514-72)、コストレ(1531-1606)などがいるが、中でもジャヌカンとセルミジは大量のシャンソンを作曲した。 #古楽の楽しみ
2019-03-05 03:50:42【 #シャンティー写本 】 Chantilly Codex(シャンティー城図書館 MS 564)はアルス・スブティリオル様式の曲を含む中世西洋音楽の写本。 #古楽の楽しみ ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7…
2019-03-05 03:54:16シャンティー写本の中のほとんどの曲には1350年から1400年までの日付がつけられている。全部で120曲あり、ほとんどはフランスの作曲家の曲で、そのすべてがポリフォニー(多声)である。 #古楽の楽しみ
2019-03-05 03:54:40収められている曲は当時最も人気のあった舞曲形式が多く、たとえば、バラード、ロンドー、ヴィルレー、イソリズムの手法によるモテといったものである。モテの幾つかはリズムが非常に複雑で、難解かつ厳格な記譜法で書かれている。 #古楽の楽しみ
2019-03-05 03:55:20モテ(motet、フランス語ではモテと言う発音になる、ドイツ語はMotette(モテット)) #古楽の楽しみ
2019-03-05 04:01:51モテット(英: 仏: motet、独: Motette、伊: mottetto、羅: motetus)は、声楽曲のジャンルのひとつ。 一般的に、中世末期からルネサンス音楽にかけて成立・発達した、ミサ曲以外のポリフォニーによる宗教曲を指す。 #古楽の楽しみ ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2…
2019-03-05 04:07:06モテットという言葉自体は、歴史をさかのぼると13世紀以降に発展を始めた世俗のポリフォニー歌曲に行き着く。 #古楽の楽しみ
2019-03-05 04:07:20音楽学者は便宜上、アルス・アンティカやアルス・ノヴァの世俗ポリフォニーについてはラテン語を用いて「モテートゥス」とし、ルネサンス以降の教会ポリフォニーについては「モテット」としている。 英語とフランス語は、綴りが同じ(motet)だが、フランス語では「モテ」と読む。 #古楽の楽しみ
2019-03-05 04:09:29古楽の楽しみ ▽中世後期のフランスとイタリアの音楽(2) - NHK ご案内:今谷和徳/14世紀の後半に書かれた多声シャンソンを集めた「シャンティイ写本」の中からお送りします。 www4.nhk.or.jp/kogaku/x/2019-… #古楽の楽しみ
2019-03-05 05:14:16