トークウィーク『まちがたり』第六夜:『「谷根千」が終わってから』 イベント実況まとめ

『まちがたり』実行委員会 @machigatari

トークウィーク『まちがたり』第六夜、森まゆみさんご登壇の「『谷根千』が終わってから」。お席は既に満席ですが、ご予約のお客様お待ちしております！会場の千駄木、まちの教室KLASSはこちらのビルの二階です。 #まちがたり pic.twitter.com/yNGjXbhsJo

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『まちがたり』第六夜始まりました！ 地域雑誌『谷根千』(1984-2009年)の編集人 森まゆみさんに、どんどん質問していきます！ #まちがたり

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森さんは 「なぜ谷根千を始めたのか？」 「なぜ谷根千をやめたのか？」 を聞かれることは多いはず。 今日はその後のことも聞いてみたいということで、「『谷根千』が終わってから」というタイトルを設定した。 #まちがたり

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『谷根千』を始めたひとつのきっかけは、苦しい状況の中でおもしろい仲間に出会ったこと。 #まちがたり

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『谷根千』を始めた頃はわくわくしながらやっていたが、どんどん地価が上がり、転出する人も多く、連帯感が失われた。「まちの縁側」を大切にしないといけない。 #まちがたり

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最近は谷根千という地域名は知っていても、地域雑誌『谷根千』を知らない人も多い。歴史は誰かが伝えないと。 #まちがたり

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無類に良い人が多い地域だったが、バブル期に入って警戒心が出てきてしまった。 価値があると思っていたものが、突然跡形もなくなるのを目にしてきた。 #まちがたり

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質問：『谷根千』によりまちに良い変化が起きたとすればどんな点？ →もともと自己評価が低いまちだったが、誇りが出来た。 評価が低いままだったら、巨大再開発が行われていたかもしれない。 #まちがたり

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質問：『谷根千』がなければ「谷根千ブーム」もなかったはず。ジレンマは？ →力の及ばないところも多いと思うが、マナーを伝えたり、過度に情報を公開しないように心がけてきたつもり。良いイメージが描かれていることは嬉しい。 #まちがたり

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質問：谷中銀座が観光商店街になったのはテレビの影響？ →新しく入ってきた人たちのせいだと言われることも多い。しかし、風通しの良いまちづくりという視点では、以前からの住民の知恵や慣習を尊重する一方で、新しい住民にも平等な機会があるべきではないか。 #まちがたり

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質問：オーバーツーリズム問題の一方で、外から人が来なくなると成り立たないかもしれない。バランスは？ →コントロールは難しい。観光客を相手にする宿や商売はこれからも出てくるはず。なるべく声をかけ、いい関係を築けるようにしていきたい。不動産業との連携も大切。 #まちがたり

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質問：これは新しい動きだな、と思うものは？ →自分が関わっていないものが挙げきれないほどある。 芸工展、一箱古本市、新・やなか学校、東京キチ、トーキョーバイク、ギャラリー大久保、まちあかり舎...。 古民家に関しては、多様な活用の動きが出て来ている。 #まちがたり

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まちづくりはいまだに、ボランティアのような活動も多い。地域に根を下ろしながらも、うまくお金が回るようにしないと。 #まちがたり

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質問：昔は良かったとよく言うが、今の方がよいのではと思うことは？ →衛生環境などの面では、生活は確実に良くなっている。その時代を知っている身からすると、良いことばかりではない。 社会の変化で活動もしやすくなっている。 #まちがたり

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質問：昔からのコミュニティ(町会など)の良い所と悪い所は？ →若い人がなかなか入ってこないと言うところが多いが、楽しんで入っていく人も増えている。行政の下部組織になりかねない問題点は認識しないといけない。 #まちがたり

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質問：家族、先祖、土地はどのような方向に向かうと思うか？ →人によって全然違うもの。旧来と違う付き合いがどんどん出て来ている。地縁的なコミュニティだけでものを考えることは難しくなって来ている。 #まちがたり

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質問：谷根千を離れようと考えたことは？ →先祖の地で農業をやっていたことも。ここをベースにあちこち行きたいと思っている。 #まちがたり

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質問：「一葉忌」会との理想的な関わり方は？ →会との直接的な関わりはないが、一葉にまつわる旧跡の保存に関わったことがある。 #まちがたり

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質問：東京はこれこはどうなっていくと思う？ →一般的に、人口が減り、縮小することは間違いない。かえって暮らしやすくなるかもしれない。 自給できる暮らしを目指したい。全く異なる地域が連携したり、遊休地を活かせるといい。 #まちがたり

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質問：これから谷根千とどう関わっていきたいか？ →やり尽くしたと思っていた時期もあった。最近は楽しんで活動できるようになってきた。 お店など、これからやってみたいこともある。暮らしの中で共有できるものは共有したい。 #まちがたり

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質問：行政に頼らずなんとかやってきたはず。 →補助金に頼らずやった方がいいと思ってやってきた。一方で、よりうまく使うシステムもあった方がいいとも思う。 #まちがたり

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質問：昔からある店と新しい店の関係をどう捉えているか？ →昔から丁寧にやっている店を応援したいと思ってやってきた(連載「谷根千ずっとある店」など)。一方で、頑張っている新しい店の力になりたいと思う。新しい店には新しいなりの苦労もあるはず。 #まちがたり

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質問：子どもからお年寄りまで行けるような、駄菓子屋のような店も減ってしまった。 →子どもも行ける店はとても大切だと思う。ここはどういう店だとか、意外と思い込みかもしれない。もう少し緩やかにできないか。 #まちがたり

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質問：住民からして谷根千のいいところは？ →多彩な人が多彩なことやってて楽しめる。自転車でどこでもいける。 #まちがたり

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個人的には繋がっていても、まだ助け合えていないところも多い。行政と民間のやることがバランス取れていない場面も。 違う手の差し伸べ方を考えていかないといけない。 #まちがたり