6
伊藤正宏 @ito3com
「奇想の系譜展」。若冲、国芳、其一、蘆雪、蕭白、慧鶴、又兵衛、山雪と、選ばれた8人が大好物だらけ。作品セレクトも素晴らしい。本当に好きな人が選んでる。全作品がちゃんと面白くて、無駄な作品がない。さらに新発見の混ぜ方も絶妙。キャプションも的確。後期はもちろん、あと3回ぐらい行きたい! pic.twitter.com/5SS9cn6yvA
 拡大
伊藤正宏 @ito3com
いろいろ見所があるのだが、国芳パートでは、浅草寺に奉納された額絵「一ツ家」が見慣れた浮世絵群の中で圧倒的な存在感。三人の構図、キャラクター、サイズ、すべてがたまらない!中でも、老婆の左手と童子の右手が秀逸。あと、浮世絵「近江の国の勇婦於兼」も忘れられない!
伊藤正宏 @ito3com
蘆雪パートも、素晴らしい作品のオンパレード。特別な説明はないので一部見逃してる人もいたが、仔犬でおなじみ「白象黒牛図屏風」で口火を切って、猿、虎、龍たちがチャーミングな表情を見せれば、「なめくじ図」のようなメタ作品も。とにかく楽しい作品が続く!
伊藤正宏 @ito3com
其一は、さすが江戸琳派の人だけあって、8人の中ではもっともソフイストケートされた作風。古典的な作風の中で江戸のポップを追求している。「夏秋渓流図屏風」の金泥で縁どられたコバルトブルーには唸る。そして、若冲「樹花鳥獣図屏風」の其一版とも言うべき「百鳥百獣図」の青遣いも面白い!
伊藤正宏 @ito3com
若冲パートではおもに、彼が生涯拘った「鶏」たちに絞ってその偏愛ぶりを強調。また、他の作家たちも好んだ「虎図」と「達磨図」もセレクトしていて、ここから他の作家への展開が楽しい。大作からは「象と鯨図屏風」が選ばれており、これと蘆雪「白象黒牛図屏風」との比較も楽しい。
伊藤正宏 @ito3com
蕭白は今回「雪山童子図」がメインビジュアルに使われているし、とくに前期は数こそ少ないものの印象的な作品が多く、今回の展覧会の裏の主役のような存在。「唐獅子図」や「仙人図屏風」などパワフルでパンクな作品は文句なしに面白いし、「富士・三保松原図屏風」などの風景画もぶっ飛んでて楽しい!
伊藤正宏 @ito3com
又兵衛については以前、濱田岳主演の番組で「洛中洛外図舟木本」を取り上げたことがある。だが、今回の又兵衛は「山中常盤物語絵巻」に尽きる。エログロの極みとも言える表現の連続絵巻。どうしても実父・荒木村重の斬殺事件を連想するが、当時は戦国時代!こんなことは普通だったんだろうな、とも。
伊藤正宏 @ito3com
そっか、前期は今日までなのかっ!
伊藤正宏 @ito3com
さすがに8人もいると、描ききれてなかったね。でも、本展覧会の作品以外の作品も紹介されたりして、楽しかった。
伊藤正宏 @ito3com
慧鶴の放つ、僧侶としての異彩がすさまじい。同じ臨済宗のお坊さんでも仙厓とは違って、多くの絵に必ず「自分」がいる。なんか、すべてが自画像のバリエーションのようにさえ見える。萬壽寺の「達磨図」など圧巻。個人的には「すたすた坊主」や「蛤蜊観音図」「布袋図」などの軽みもたまらない。
伊藤正宏 @ito3com
実は山雪は、今回初めてその作品を見たが掴みきれない作家さんだ。「梅花遊禽図襖」のように狩野派の流れの中で個性を出す作品もあれば、「寒山拾得図」のように一度見たら忘れられないインパクトある不気味さを表現したり、「龍虎図屏風」のようにポップな楽しさを表現したり、「武家相撲絵巻」まで!
伊藤正宏 @ito3com
いやー、この展覧会、好きすぎるw
伊藤正宏 @ito3com
「奇想の系譜展」後期①。若冲は、前期に比べると微調の範囲内。蕭白はとことん替わった。しかも、後期に来ないと意味がないほど変わった。後期初登場の「群仙図屏風」二種はどっちも凄いが、文化庁所蔵のそれは完全に時代を超越している。全体像の迫力はもちろん、すべてのディテールが魅力的。→
伊藤正宏 @ito3com
「奇想の系譜展」後期②。蘆雪は微調の範囲内、「降雪狗児図」の仔犬がただただ可愛い。又兵衛は思い切り替わった。「山中常磐物語絵巻」は前期のスプラッター具合が収まり、屍体の静かな変化を伝える。一方、「浄瑠璃物語絵巻」では恋愛風景への微細なこだわりが面白い。あと「自画像」も彼らしい。→
伊藤正宏 @ito3com
「奇想の系譜展」後期③。山雪は、「寒山拾得図」が消えたのは残念だが、その魅力は前期と変わらず。慧鶴も微調の範囲内。「すたすた坊主」が消えた替わりに「鍾馗鬼味噌図」が味わいを出している。→
伊藤正宏 @ito3com
「奇想の系譜展」後期④。其一は前期から劇的変化。何より「夏秋渓流図屏風」が消えたのが大きい。残念!でも、「四季花鳥図」がポップな構成で魅力を伝えれば、「朴に尾長鳥図」の葉っぱの色使いの現代性には思わず唸る。→
伊藤正宏 @ito3com
「奇想の系譜展」後期⑤。国芳もかなりの作品が入れ替わったが、その魅力は前期と変わらず。後期初登場では「文覚上人那智の瀧荒行」で、縦三枚構図をフルに使っているのが国芳らしい。猫ファンには嬉しい「其のまま地口 猫飼好五十三疋」も後期から初登場。
伊藤正宏 @ito3com
長女と上野の「奇想の系譜展・後期」へ。彼女の大好きな若冲はもちろん、長女は蕭白の「群仙屏風図」の前で立ち止まる。いや、蕭白は全般に見惚れる。又兵衛の二つの絵巻と慧鶴の「達磨」、国芳の「一ツ家」の前では動かなくなる。かなり気に入ってくれたようだ。寒い中、早朝から来た甲斐があった! pic.twitter.com/2UCWjWYAwC
 拡大
伊藤正宏 @ito3com
東京都美術館名物「とびらボード」に長女が描いた、若冲の「達磨」。 pic.twitter.com/vgIR4UEKI2
 拡大
伊藤正宏 @ito3com
朝、長男くんに「見せたい美術展があるんだけど、行く?」と訊いたら、「美術館なら、遠慮しておきます」ということで、長男くんは妻と自宅でお留守番中。
伊藤正宏 @ito3com
自分へのお土産に買った、国芳猫のメガネ拭き! pic.twitter.com/G7WjhqsEDv
 拡大
伊藤正宏 @ito3com
土産物売り場にいた浮世絵売りのおじさんの話が面白かった。刷ったばかりの浮世絵を経年劣化させる方法!①どんぐりの煮汁を塗る。②アンモニアの上に吊るす。さらに、砂糖水を塗ってカマキリ?に食べさせると虫食いが再現できるとか。本編とは関係ないけど、面白かったw
伊藤正宏 @ito3com
昼頃。上野公園の桜はかなりいい感じでスタンバイ中だったが、いかんせん気温が低すぎた。ブルーシートの皆さんは、みんな寒そうだった。 pic.twitter.com/5mvCHz4KeQ
 拡大
伊藤正宏 @ito3com
知人が「奇想の系譜展」の最終日(4/7)に行ってきたらしい。そのメールには興奮したルポが書いてあったが、気づくと蘆雪の龍の絵の前に辻惟雄さんと山下裕二さんがいて「これ、ハケで描いちゃってますね。さすが芦雪。エンターテイメントだ」とか言ってたそう。最終日も行きたかったなぁ!
残りを読む(1)

コメント

伊藤正宏 @ito3com 2019年4月9日
まとめを更新しました。
ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする