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2019/3/14 日本のヘイト増加傾向に懸念 米国務省、外国人差別も
米国務省の2018年度版の国別の人権報告書が、日本のヘイトスピーチの増加傾向を指摘したという、共同の記事に関して、日本の部分の報告書のリンク。各国共通のフォーマットで、自由・人権・差別に関する多岐にわたる項目別に、法制度や現状、事例を淡々とまとめている。 state.gov/j/drl/rls/hrrp…
2019-03-14 17:39:01Country Reports on Human Rights Practices for 2018 https://www.state.gov/j/drl/rls/hrrpt/humanrightsreport/index.htm?year=2018&dlid=289049#wrapper (from @StateDept)
差別問題や労働法制、人権関連の法制度の紹介に際して、罰則規定の不在の淡々とした指摘や、難民認定や最低賃金など統計数値とか、これまた淡々とした数字の列挙が、かえって問題点を浮かび上がらせる。
2019-03-14 17:52:13ヘイトスピーチは、第1章の代用監獄や司法制度の問題点の指摘に続く、第2章の市民社会の自由の尊重の最初の部分。すぐ後に、報道の自由に関し、政府の報道機関への圧力に関する国連特別報告者の懸念への言及。そして前川氏の名前は出ていないが、名古屋教育委員会への文科省の「問い合わせ」問題。
2019-03-14 17:57:47続いて目をひくのが難民認定制度問題。前年より増えたといっても極端に少ない数字と認定率、申請手続きや申請中の労働や生活に関する制度の欠如など、これも淡々と制度、事例紹介なんだけど、日本の制度がいかに無慈悲であるかが浮かび上がる。
2019-03-14 18:04:07第6章。まず女性に対する性暴力、ドメスティックバイオレンス、セクシュアルハラスメント。旧優生保護法による強制不妊手術問題にも簡潔に紹介、そして東京医大など医学部入試での女性差別問題。続く、子どもの権利状況に関しては、児童ポルノや児童買春などの性搾取がはびこる実態に関する記述。
2019-03-14 18:14:59続いて障害者に関して、厚労省などの障害者雇用率水増し問題と、政府機関の不正に対する罰則の不在の記述。民族差別については、部落差別、朝鮮系の人々に対する差別、アイヌに関しては国会決議はあっても法的に権利保障するものではない点の指摘。
2019-03-14 18:21:56続いて、性的指向・ジェンダーアイデンティティに基づく暴力、差別、迫害について。差別禁止や罰則を定めた法制がなく、公式な統計もない等、自民党国会議員杉田による「生産性がない」発言と掲載誌廃刊の事例への言及。
2019-03-14 18:56:43最後の第7章は、労働に関する権利で、多岐にわたり長い。強制労働の禁止に関する法制の問題点、外国人研修制度の問題と搾取の事例。雇用機会均等、障害者雇用など、雇用差別問題、最低賃金、残業時間に関する法改「正」、高プロ制度、非正規労働者、研修制度、安全衛生。
2019-03-14 19:10:35