サブカルの自浄作用に見る日本型不良階層の新局面

これまで日本のSNSや動画上では、たとえば「JK バイク」と検索すると胡散臭い行為をし問題行為を煽る怪しいコンテンツが大量にあったのだが、これらが一斉に排除されたほか、それなりに知名度がある有名ものたちも次々と姿を消した。これらはもともとタブーであるが、数があまりに膨大すぎて誰もコントロールしきれないでいた。これらを熱心に通報しまくったのは「ネット市民」だった。
サブカル ネット原住民
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高山直人(明哲の舎) @greatchina2
もともとオタク文化や、底辺カルチャーなどに象徴されるヤンキー文化は、サブカルが生んだものだった。私が説明しても中途半端になるだけなので、その詳細を知りたい人は動画や書物を見て読んでほしい。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
1980年代~90年代の雑誌などに存在していた露悪趣味・なんでもありのアングラ感が、ネット時代を迎えた21世紀に突入すると、インターネットの匿名空間にそのまま転移し、大発展を遂げた。ネット文化が開花を迎え、そのネット文化の中での定番ジャンルとしてそのコンテンツが氾濫し、今に至っている。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
ある文化圏内で異なる別のコンテンツと影響し合い、独自の思想を帯びるということはよくあることだ。アメリカ人で、カントリー音楽が大好きな人は、一定確率でピックアップトラックに乗っていて、
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
彼らの間ではニューヨークやカリフォルニア州の大都会ではタブー視されるような白人至上主義のような思想も許容されてしまう。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
日本人でサブカル趣味な人間は一定確率で、日本的なサブカル趣味だったりする。そしてそういう人たちの間では不良趣味は当たり前に共有されていた時代も長かった。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
ネット左派界隈などの活動を過去何年間かネットでかじりついていたが、それが文化闘争だったことも事実だと思う。ネトゲ界隈がネトウヨ思想を垂れ流していて炎上したこともあったし、「二次元のロリコン」騒動ではキャラ絵のペイントカーを愛でるカルチャーの存在がネット左派内に知れ渡った。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
サブカル界隈からとんでもないモノが発信されるたびに、こんなサブカルがこの世にあるのかと驚くくらいサブカルのジャンルに詳しくなるものであった。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
逆にメインカルチャー(エリート層が推奨する高尚な芸術など)やポップカルチャー(若者を中心とした多くの大衆が一般的に支持する文化など)からは差別表現が発信されることはなかった。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
むしろ、映画人が、日本のこの手の問題に関する内容のある映画を撮ったり、こうした文化圏は問題に対してカウンターするような表現が盛んだったように感じる。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
一方、鉄道界隈の問題の時は、ネット左派が出る幕もなく速やかに都市住民をはじめとする鉄道ファンが猛抗議していた。たまに頭の悪そうなその辺の鉄道少年が、
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
オタク趣味的なアイコンのアカウントで例えば女性差別のツイートをぶつけることがあると、鉄道ファンの大人がそれを批判する。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
鉄道愛好家界隈が多様性を是とし、この手の問題に敏感なことは、外国のそれらを見ていても分かる通りである。向こうのそうした流儀が、日本でも定着しているのである。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
なので、これまでネット左派たちはサブカルには否定的だった。 サブカル関係者由来の案件があまりに多すぎること。ほかの文化圏では当たり前の自浄作用がサブカルでは機能しないこと。とことん叩かれていた。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
大物ネトサヨが痛烈にサブカル叩きをするたびに「サブカルは社会の宝だ」とアニメ・ゲームアイコンが逆上し、アクセス数をマネーのように稼ぐマトメサイトが飛びつくというのは、もはや定番の流れにもなっていた。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
ところが今回、そのサブカル界隈が、けじめを次々とつけているのである。 驚いたのはネットでの炎上騒動だ。これまでもネット左派界隈が不良界隈への抗議を呼びかけていたが、なかなか実現していなかった。今回やってのけたのはまさかのサブカル界隈の一部の人たちである。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
右翼を嫌悪し、革新性を好み、なんとなく変に若い人たちと言う感じだろうか。これまでとは機動力が違いすぎた。作戦は大成功である。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
彼らはしかし、義憤にかられた行動ではないという。もっぱら「叩くと面白い音がするオモチャで遊んでるだけ」と自ら言っているように、たまたま不良行為が面白いからヤンキー行為を遊び感覚で明け暮れているうちに改造車・装飾車で路上に出てしまったのとはパターンが逆なだけで、
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
こちらもヤンキー叩きが面白いからやっているだけなのだから、良識派はあんま期待しないほうがいいのではないかという物言いが多い。良識派同士の中でもいくら浄化が進んでいるとはいえ匿名集団のネット市民を持ち上げるのは危険じゃないかと警鐘を鳴らす意見もある。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
だが私には本当にお遊び感覚でやっているようにはどうも見えないのである。 彼らの書き込みなどを見ていると、問題提起や通報などのために問題の動画や画像などを見すぎて心が折れそうになったという感じの声もあるし、ネット上のならず者と切り捨てるのは勿体ないような人間性が見える。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
とくに息子がオタク・ヤンキー化してしまったとカミングアウトする書き込みも多いのが気になった。ここ最近は10代・20代あたりのヤンキー・オタクが活発な傾向がある。大手YouTuberやネットで見かける二輪車系JKも同世代だし、大人向け雑誌に出てくるものにもそういう人は多い。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
オタク・ヤンキーコンテンツの消費者やSNSに出てくる人の顔ぶれを見ていると、ゆとり世代前後のジュニアが目立つ。とくに動画サイトやブログなどに掲載される無料コンテンツは、本やDVDを多く買えない若者にとってはありがたいらしい。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
サブカルが社会進出したのは1980年代。インターネットでの活動場所の展開があったのは1990年代~2000年代と考えると、これらは戦前世代の定年期および大量退職時期と重なる。当時若者・青年だったサブカル市民層の大部分は今では40代後半~60代くらいで、
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
いわゆるしらけ世代・新人類世代・バブル世代・団塊ジュニア世代である。大物オタク・ヤンキー漫画の作者もこの世代で、彼らはサブカル第一世代でもあるが、サブカル化するジュニアに困らされている世代でもある。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
オタクやヤンキーはつまるところ究極な絵空事である。現実逃避のための文化だった。 だから、20世紀後半の成長期に生まれ育ち、青年期は冷戦末期で、学生運動氷河期で、学生運動世代や団塊ジュニア世代以降と違って、ノンポリ系が大量に発生した、
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
団塊ジュニアやロスジェネ世代とは違った意味で悲惨かもしれないしらけ・新人類・バブルにとって、オタク・ヤンキーが現実逃避として機能していた人も多かったかもしれない。
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