【R18】絶倫ペアの情交模様・PR2・猛の事情

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まとめ 【R18】絶倫ペアの情交模様・PR1・華純の情事 ※続きは〈小説家になろう〉(ノクターンノベルズ)に移転します。 移転先:絶倫男♂女♀の情交模様 https://novel18.syosetu.com/n9108fw/ 移転のお知らせ:https://togetter.com/li/1436897 ---- 性欲は人並み以下だが、ひとたび目覚めると底無しの性力で男の精力を根こそぎ奪い尽くす女、華純。彼女は幾多の男を絞ってきた。 8136 pv 2 2 users

 
 

プロローグ2・猛の事情

夢乃 @iamdreamers

♤ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ #twnovels

2019-03-17 12:51:26
夢乃 @iamdreamers

物心ついた頃、ぼくは母と二人、狭く古いアパートの一室に住んでいた。狭いと言っても、六畳と四畳半の二間に小さな台所、風呂と便所が揃っていたから、母子二人で暮らすのに不自由したという記憶はほとんどない。冬の隙間風に身を縮めていたくらいだ。 #twnovels

2019-03-17 12:52:05
夢乃 @iamdreamers

二人の生活を支えるため、母はいつも働いていた。昼はスーパーで、夜は居酒屋で。そのため一日を通して母が部屋にいることはほとんど無く、ぼくは幼少期、独りで過ごすことが多かった。多分、生活保護も受けていたと思うけれど、その頃のぼくはそんなことを考えもしなかった。 #twnovels

2019-03-17 12:53:02
夢乃 @iamdreamers

父のことは知らない。母はそれについて何も語らなかったし、ぼくも聞かなかった。いや、正確には、『子供には父と母がいる』という事実を小学校に上がるまで知らなかった。ぼくの親は母ひとりであり、ぼくは母の唯一の肉親だった。 #twnovels

2019-03-17 12:53:35
夢乃 @iamdreamers

最初の頃は一人で家に置かれている状況に不満を持っていたが、母がぼくを育てるために苦労していることを知ってからは、家の中のことを積極的にやるようになった。最初は部屋の掃除。洗濯。小学校に行くようになってからは食事の支度もやった。 #twnovels

2019-03-17 12:54:02
夢乃 @iamdreamers

母は、『猛(たける)、無理をすることないのよ。子供は遊ぶのが仕事なんだから』と言ったが、昼も夜も外で仕事をしている母に、家の中でまで働かせたくはなかった。 『猛、いつもありがとう』 母がかけてくれる労いの言葉が嬉しかった。 #twnovels

2019-03-17 12:54:33
夢乃 @iamdreamers

ぼくが小四になった頃、母は男と付き合い始めた。男は頻繁に、母と一緒にぼくを食事に連れて行ってくれた。今にして思えば、連れて行ってもらったのは安いファミリーレストランだったけれど、ぼくにとっては初めて食べる“豪華な食事”だった。 #twnovels

2019-03-17 12:55:36
夢乃 @iamdreamers

けれど、ぼくは二人の仲を素直に喜ぶことはできなかった。なぜなら、二人の関係は公にはできないものだったから。男には、妻と二人の子供がいた。母と男の関係は不倫だった。それでも、幸せそうな母の顔を見ると、二人の関係を咎めることはできなかった。 #twnovels

2019-03-17 12:56:09
夢乃 @iamdreamers

♤ ♤ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ #twnovels

2019-03-17 12:56:40
夢乃 @iamdreamers

母の帰りが遅い夜には、食事の支度だけしておいて、ぼくは先に寝かせて貰っていた。その夜もぼくは、母の帰りを待たずに一人で布団を被っていた。夢現の中で玄関の鍵の開く音を聞き、(母さん、お帰り)と声に出さずに母を迎えた。起き出すと、寝不足を心配されるから。 #twnovels

2019-03-17 12:57:35
夢乃 @iamdreamers

けれど、その夜は普段と少し違っていた。 「どうぞ、狭いところですけれど、お上りになって」 いつも一人で帰ってくる母が、誰か連れてきたらしい。 「お邪魔します」 聞き覚えのあるその声は、母の不倫相手のものだった。隣の部屋との間の襖が開く音がして、少しして閉じた。 #twnovels

2019-03-17 12:58:08
夢乃 @iamdreamers

母が、ぼくが眠っていることを確認したのだろう。不倫相手をアパートに連れてきたことはそれまでなかったが、付き合っているのだから不思議なことではない。八割方眠っていたこともあって、ぼくはそのまま夢の世界へと降りていった。 #twnovels

2019-03-17 12:58:41
夢乃 @iamdreamers

母の悲鳴を聞いた気がして、ぱっと目を開いた。豆電球だけが照らす暗い部屋の中は、普段と変わらない。何も聞こえない。ただの夢かな。そう思ったぼくが布団を被ろうとした時、今度ははっきりと母の声が聞こえた。 「あ、ああぁ、勒朗(ろくろう)さん、あ、あぁ」 #twnovels

2019-03-17 12:59:11
夢乃 @iamdreamers

母の声。一気に目が覚め、緊張する。隣の母の布団はぺしゃんこのままだ。隣室に人の気配。けれど、声は聞こえない。いや。 「あ、あぁ、あん、あぁ」 間違いない。母だ。しかし、悲鳴とは違うようだ。初めて聞く母の声。 #twnovels

2019-03-17 12:59:43
夢乃 @iamdreamers

ぼくは、音を立てないように寝室と隣の部屋を区切っている襖に近寄った。 「あん、あ、ああん」 母の声は断続的に聴こえてくる。ほんの数ミリメートルの隙間から、隣室の光が漏れている。けれど、向こう側はほとんど見えない。音を立てないようにそっと、襖の隙間を広げた。 #twnovels

2019-03-17 13:00:10
夢乃 @iamdreamers

その幅が一センチメートルほどになった時、母と、不倫相手の様子が見えた。ぼくは息を呑んだ。二人とも全裸だ。まだ三十歳前の母の白く美しい肌が横たわっている。そして、膝を立てて脚を開いた母の股間に、不倫相手は頭を突っ込んでいる。 #twnovels

2019-03-17 13:00:43
夢乃 @iamdreamers

「あ、ああん、あぁ、勒朗さん、あぁ、もっと」 ぺちゃぺちゃという音。汗に濡れた身を捩る母。 「あまり声を出すと、猛君に聞こえるよ。隣にいるんだろう」 「だ、だって、気持ち良すぎて。あぁ」 母の裸は見慣れていた。けれど、その時の母は普段よりずっと美しかった。 #twnovels

2019-03-17 13:01:17
夢乃 @iamdreamers

やがて、不倫相手は顔を上げ、母の脚の間に身体を入れた。その股間のペニスは大きくそそり勃っていた。それが母に挿さると、母はそれまで以上に身悶え、喘いだ。 「ああっ、あっ、ああっ、あ、ああっ」 その表情は、今までに見たことがないほど、幸せに満ちていた。 #twnovels

2019-03-17 13:02:11
夢乃 @iamdreamers

いつしか、ぼくは股間に手を当てて動かしていた。ちんこが大きくなっている。それに気付いてパンツの中を覗くと、勃ったペニスの先端から、尿とは違う液体が滲んでいた。ぼくは襖から離れ、ティッシュペーパーでペニスの液体を拭き取り、布団に潜った。母の嬌声は続いていた。 #twnovels

2019-03-17 13:03:10
夢乃 @iamdreamers

♠︎ ♤ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ ♠︎ #twnovels

2019-03-17 13:03:47
夢乃 @iamdreamers

それからオナニーを覚えるまで、いくらもかからなかった。ほとんど毎日、母の帰りを待ちながら、ぼくはオナニーに耽り何度も射精した。母と一緒に風呂に入る時、その美しい裸身に見惚れた。時々連れてくるようになった不倫相手との情事の声に、嫉妬した。 #twnovels

2019-03-17 13:04:41
夢乃 @iamdreamers

男と女の関係を続けたことの結果として、母は子を孕み、産んだ。ぼくが小六の六月のことだった。母も不倫相手も喜んだ。不義の子の誕生を簡単に喜んで良いのか、と疑問に思ったが、病院で水月(みつき)と母が名付けた妹と初めて対面した時、そんなことはどうでも良い、と思えた。 #twnovels

2019-03-17 13:05:38
夢乃 @iamdreamers

よく、産まれたばかりの赤ん坊は猿のようで醜い、と聞くが、水月は産まれた時から可愛い女の子だった。兄となったぼくの贔屓目かもしれないが。 家族が増えたことで、ぼくたちの生活も少し変わった。水月の面倒を見るため、母は昼の仕事をできなくなった。 #twnovels

2019-03-17 13:06:43