ピーター・ワッツ観察ツイートまとめ

作品の感想、作家の動向、周辺情報など。自分のツイートのみをまとめました。
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T. Hashimoto @biotit

家を出る前にピーター・ワッツのハードSF“The Island”を読んだよ。宇宙でワープ通路を敷設中に、建設予定地に***を検知してしまってどうしよう……という話。

2010-05-30 17:29:20
T. Hashimoto @biotit

オーストラリアではヒューゴー賞授賞式の真っ最中。#aus4タグによれば、ノヴェレット部門受賞者のピーター・ワッツはTシャツ姿で壇上に立ち、「自分がヒューゴー賞とれないほうに20ドル賭けちゃった」発言。

2010-09-05 20:33:28
T. Hashimoto @biotit

ピーター・ワッツ"Malak"(アンソロジーEngineering Infinity収録)は、神話から名づけられた無人戦闘機たちが砂漠でドンパチやる話。なんだけど敵/味方の識別、コスト、倫理などを「きちんと判別させ」「合理的な、正しい戦争」をするってのがミソかね。

2011-02-11 22:29:01
T. Hashimoto @biotit

ジョナサン・ストラーンのSFアンソロジーシリーズ第二弾EDGE OF INFINITYを買うた。 jonathanstrahan.com.au/wp/2012/07/22/…

2012-11-30 00:37:30
T. Hashimoto @biotit

(続)SFマガジン11年8月号ピーター・ワッツ「天使」(石亀渉・訳)と同誌12年12月号ハンヌ・ライアニエミ「奉仕者と龍」(酒井昭伸・訳)は、第一弾のENGINEERNG INFINITYが初出だった。これに載っているデイヴィッド・モールズ作品もかっこいいんですよ。

2012-11-30 00:40:10
T. Hashimoto @biotit

実験文学の調べ物で漂着したサイトで、一日半前に円城塔SRE英訳の書評が投稿されていた。ベタ褒め。「短篇作家としてチャン級。ゾラン・ジフコヴィッチ以上」「ニール・スティーヴンスン、イーガン、ピーター・ワッツ、あとたぶんチャールズ・ユウのファンは多いに楽しめるだろう」(URLは次→)

2013-08-06 00:45:30
T. Hashimoto @biotit

(承前)URL→ blog.mixerpublishing.com/?p=2369#more-2… 投稿者の名前に見覚えがあると思ったら、小出版社で数冊出している実験小説家だった。HTMLGiantでインタビューされる系の。若干「若い」評だなと思って略歴を見たら1990年生まれ。

2013-08-06 00:51:15
T. Hashimoto @biotit

『ブラインドサイト』ファンが動画を作っているらしい。今秋公開? “Blindsight Teaser #1 - The Rorschach” vimeo.com/223710989?ref=…  ピーター・ワッツのブログより(rifters.com/crawl/?p=7459

2017-08-17 23:29:39
T. Hashimoto @biotit

ポーランドSF情報を収集していて、作家・編集者・批評家のミハウ・ツェトナロフスキ(1980-)という人を知る。スタニスワフ・レムのトリビュート競作選『レムの声』を編んだり、 2010年代前半に2年ほど米国F&SF誌のよりぬきポーランド語版を刊行したり。

2017-09-18 13:38:24
T. Hashimoto @biotit

彼が書いた記事「どこへ行くのか、ハードSF」はニュー・スペースオペラ(レナルズ)やケン・リュウに触れつつ、最高のSF作家としてイーガン、ニール・スティーヴンスン、ワッツ、あるいは大人向け作品のバチガルピ、ストロスを挙げていて。 lubimyczytac.pl/aktualnosci/87…

2017-09-18 13:40:56
T. Hashimoto @biotit

そんなわけで、ツェトナロフスキが作家やアンソロジストとして著作を出しているPowergraph社の本が読みたい。カタログにストロスやワッツ、ベクシンスキ、コーマック・マッカーシーや『WWZ』が引き合いに出されている本もある……。 powergraph.pl/katalog/ksiazki

2017-09-18 13:43:02
T. Hashimoto @biotit

ミリタリーSFアンソロジー Infinity Wars(2017.9)収録のピーター・ワッツ“ZeroS”は一度死んだ男が蘇生者たちの特殊チームに入る話でした。長くてダレるところもあるけど「天使」や「大佐」、あるいは『ブラインドサイト』のキャラクタ紹介パートの格好よさがある。

2017-10-05 22:19:57
T. Hashimoto @biotit

冒頭二行目、主人公が戦死するシーンに「地獄はエコー・チェンバー、叫び声と海水と金属がぶつかりあう音でいっぱい。」という一文がありまして、しびれてちびるかと思いましたね。

2017-10-05 22:26:43
T. Hashimoto @biotit

もう1つのベストシーンは、湾岸で「錆と荒廃の筋が走る聖堂大の貯蔵タンク群、12層だての濾過塔、もつれあうパイプの集まり」をぼんやり見ていると、チームメイトに「カニがタコをヤってるみてえだな」と話しかけられるところかな……。やけに映像的想像力を喚起させられる。

2017-10-05 22:41:34
T. Hashimoto @biotit

そうそうたるSF作家が参加し、ANAがスポンサーを務めたXPRIZEの短篇SFプロジェクトSeat 14C、その公募枠の受賞者が決定。副賞は東京への往復旅券と四ツ星ホテル宿泊とおこづかいとGoProカメラ。(LOCUSより) locusmag.com/2017/10/menuge…

2017-11-01 12:11:56
T. Hashimoto @biotit

作家ピーター・ワッツは本企画に呼ばれた際、プレスリリースの“ポジティブな未来への道筋を描く”なる一文を見て、この人たち俺の小説読まないでオファーしたんじゃないの? だれか違うピーター・ワッツとまちがえたんじゃないの?と思ったそう。 rifters.com/crawl/?p=7414

2017-11-01 12:38:54
T. Hashimoto @biotit

昼間にひきつづきピーター・ワッツ情報。『ネクサス』の著者ラメズ・ナムと飯に行き、よく食べ・飲み・話したという日記がかわいい。院生のころみたいに熱くなって「ビール越しにアイディアとパラダイムと競合仮説を戦わせ」ているのがかわいい。 rifters.com/crawl/?p=7737

2017-11-01 19:42:01
T. Hashimoto @biotit

途中から、ナムと意識のアップロードについて対話した中で形になったという、アイデンティティーについての思索が解説されはじめる。読みごたえあります。

2017-11-01 19:49:16
T. Hashimoto @biotit

昨日の読書会二次会で言及したwebちくまピーター・ワッツ回。物体Xから「ホジソン、ラヴクラフト、リゴッティの系譜につらなる作家」とホラー面から導入し、レムに絡め、夢野久作と伊藤計劃 で締めている。 宇波拓・選:空洞な知性とのファースト・コンタクトに備えるための本 webchikuma.jp/articles/-/1158

2018-02-05 23:33:30
T. Hashimoto @biotit

いま読んでいるのはMatthew De AbaituaのThe Destructives (2016)。 超越したAIたちはこぞって地球を離れ、水星のあたりに「太陽の大学」と呼ばれる“ステープルドン球”を建てた。しかし主人公シオドアの隣にだけまだ1体残っている。“それ”は、彼の誕生から死まで観察するプロジェクトに臨んでいた。

2018-05-20 12:52:15
T. Hashimoto @biotit

まだ10%しか読んでいないが、それこそスタージョンやヴァーリイみたいに瑞々しい。 昨日に引き続き、ディ・フィリポの例えを引用すると「バラードがM・ジョン・ハリスンの手法でヴァーリイやデイヴィッド・マルセクをやっていて、PKDとピーター・ワッツが糖衣がけされている」

2018-05-20 12:57:10
T. Hashimoto @biotit

2018/06/08付けで、ピーター・ワッツが中国の亜太科幻大会(APSFcon)参加記をブログに上げている。 テリー・ビッスンも訪中していたようで、あの「熊が火を発見する」の!伝説のビッスン先生が!みたいなレポートと記念写真が。 rifters.com/crawl/?p=8003

2018-06-11 23:19:43
T. Hashimoto @biotit

ワッツは《三体》の著者、刘(劉)慈欣とも通訳つきでじっくり語ったという。 ワッツは《三体》を読んできたし、刘慈欣も『ブラインドサイト』を読んだ。刘慈欣には、面白かった、一体どうやって吸血鬼のアレ思いついたの?と言われたそう。 あとは政治や検閲への言及がワッツらしい。

2018-06-11 23:30:00
T. Hashimoto @biotit

リチャード・K・モーガン(『オルタード・カーボン』)のワッツ新作へのblurb 「これが―これが―SFの最先端だ (“This—THIS—is the cutting edge of science fiction.” )」 小説の中身については何もわからなくない??

2018-06-12 00:09:14
T. Hashimoto @biotit

ポーランドで夫婦でSF出版社Powergraphを経営するラファウ・コシク(1971-)の英訳インタビュー。彼自身も作家で、YAシリーズは映画化もされている(邦題は『フェリックスの不思議な冒険 時空旅行とナチスの秘密兵器』) instytutksiazki.pl/en/news,2,beds…

2018-11-12 22:32:27