- sakurabaren
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【朝】 アイシャ「……んん」 アイシャ(ここどこだ……ビジネスホテルか、確か、課長とアシュレーとで飲んでて、その後は……どうだったか) アイシャ(……あいつらからラインも入ってないし、まぁ、おかしなことはしてないだろ)(スマホ確認) アイシャ(仕事行かないと……頭痛い)
2019-03-18 21:41:10【特鑑二課】 (ガチャ) ブラッド(目逸らす) アシュレー「あ、し、主任……おはようございます」(しどろもどろ) アイシャ「? ……おはよう」(席つく) アシュレー「……あの、主任」 アイシャ「何だ」 アシュレー「……僕ら、誰にも言いませんからね、大丈夫です」(目逸らす)
2019-03-18 21:44:26アイシャ「何の話だ?」 アシュレー「覚えてないんですか? 昨夜……」 ブラッド「アシュレー」 アシュレー「! すみません、何でもないです」 アイシャ「……、ちょっと待て、昨夜が何だ」 アシュレー「……ええと……」 アイシャ「昨夜って、昨日の飲み会のときか?」
2019-03-18 21:47:03アシュレー「えっと、まぁ、その……」 アイシャ「……あたし、何をしてた?」 アシュレー「ぼ、僕の口からはとても……!」(顔覆う) アイシャ「!?」 アシュレー「すみません! でも、主任は主任ですから……!」 アイシャ「な……」 アイシャ(ちょっと待て、そんな酒の失敗は今まで一度も……)
2019-03-18 21:52:54アイシャ(ブラッド見る) ブラッド(顔逸らす) アイシャ「課長、あたし昨夜……」 ブラッド「……ノーコメント」 アイシャ「は?」 ブラッド「ノーコメントで」 アイシャ(アシュレー見る) アシュレー(ファイルで顔隠す) アイシャ「……」(ちょっと待てちょっと待てそんな馬鹿な)(真っ青)
2019-03-18 21:56:45ブラッド「さぁ、お前たち仕事だ」 アイシャ「か、課長! 頼む、昨夜のこと教えてくれ」(合掌) ブラッド「……聞かない方がいいぞ」(目逸らす) アイシャ「大まかでもいいから、何系かでも、頼む」(突っ伏して合掌) ブラッド「何系……」 アシュレー「何系でしょうね……」
2019-03-18 22:01:26アイシャ「……騒いでたか?」 アシュレー「それはいつものことでしょ」 アイシャ「……吐いたり?」 ブラッド「トイレで吐いてから飲み直すのもいつものことだ」 アイシャ「……それ以外?」 アシュ・ブラ(目逸らす) アイシャ「……脱いだ?」 アシュレー「や、やっぱりやめましょうこの話は」
2019-03-18 22:07:41アイシャ「!?」 ブラッド「そうだな、仕事が山ほどある」 アイシャ「ちょっ……脱い、えっ!?」(パニック) アシュレー「主任、気にしないでください」 アイシャ「頼む、誰相手かだけでも……お前らか!? 赤の他人か!?」 アシュ・ブラ(沈黙) アイシャ「うわあああ!」(部屋飛び出す)
2019-03-18 22:13:07【昨夜・飲み会後の帰り道】 アシュレー「主任、重いですー……」(ふらふら) アイシャ「うるっさい!」(股間蹴り) アシュレー「いっ! ちょっ、主任、ひど……!」(のたうち回る) アイシャ「あたしにさわるな! ばーか!」(べろんべろん) アシュレー「わああん、課長代わってくださいぃ」
2019-03-18 22:19:13ブラッド「ほら主任、立って歩け……」(腕引く) アイシャ「うるっさい!」(顔面パンチ) アシュレー「~~! ああもう! 僕もう嫌です! 主任、酒癖悪すぎ!」 ブラッド「そうだな、特に最近はひどい……」(殴られた頬さすさす)
2019-03-18 22:23:47アシュレー「今日だって吐くまで僕に飲ませるし! 僕今年20歳にはなりますけどまだ一応未成年ですよ!? ひどくないですか!?」(プンプン) ブラッド「まぁそうだな、やり過ぎだ」 アシュレー「タクシーに乗せようとしたら暴れて乗車拒否されるし、結局歩いて帰る羽目になって!」(プンプン)
2019-03-18 22:28:43ブラッド「良くないな」 アイシャ「zzzz」(道端で熟睡) アシュレー「ほら、パンツも丸出しだし! こんな色気のないパンチラ僕見たことありませんよ!? おっさんですよ!! 動物園のメスゴリラの方がまだ可愛いですよ!」(プンプン) ブラッド(こいつがこんなに怒ってるの初めて見た……)
2019-03-18 22:33:45アシュレー「僕もう主任と飲みたくないですうう、うわああん、早く家に帰りたいよおお」 ブラッド「酒癖が直ればいいんだけどな……」 アシュレー「……仕返ししましょ」 ブラッド「?」 アシュレー「いいこと思いつきました、主任は言っても分かんないだろうから、ちょっと懲らしめましょう」
2019-03-18 22:38:42ブラッド「気持ちは分からんでもないが、落ち着けアシュレー、暴力は……」 アシュレー「そんなことしませんよ、一応女の人なんだし。僕お金出しますから、主任はそこのビジネスホテルに一人で泊めましょ」 ブラッド「それで?」 アシュレー「後で教えますから、明日の朝、口裏合わせてくださいね」
2019-03-18 22:44:13【回想終了】 ブラッド「予想外に上手く行ったな」 アシュレー「そうですね、ちょっと可哀想になっちゃった……でも、僕ら嘘はついてないし」 ブラッド「まぁ、灸には丁度いい、これでしばらく大人しくなるだろう」 アシュレー「ネタばらしはもう少し先でしましょうね」
2019-03-18 22:53:12【総務課・倉庫】 エイミー「アイシャちゃん、どうしたの? 球技大会用のバットがいるだなんて……」 アイシャ「ちょっと、急ぎの、用が!」(素振り) エイミー「ふーん」 アイシャ「頭を強打したら、記憶くらい、飛ぶよな!?」(素振り) エイミー「そういう話も聞くねぇ」 アイシャ「よし!」
2019-03-18 22:56:33