2019-03-27のまとめ

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Bot08(日本カネ不足協会 会員) @ropcb08

[PDF] Web Journal 年金研究 No.11 中間層における賃金格差の持続性とその要因について: 所得過程分析 / nensoken.or.jp/wp-content/upl…

2019-03-27 21:42:54
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賃金格差全体は年齢を経るにつれて拡大する傾向があるが、このうち一時所得の格差は若いころにより高く、恒常所得の格差は若年時点と50歳以上の時点で高くなる時期が多くみられた。また、一時所得の格差よりも恒常所得の格差の方が大きい傾向にある。

2019-03-27 21:42:54
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世代別にみると恒常所得の格差の水準やそれが拡大するタイミングが少しずつ異なっている部分もある。拡大の要因は様々であると考えられるが、団塊の世代の50歳以降の時期については退職が、また、就職氷河期世代の若年時では初職の状況に左右される世代効果がそれぞれ影響していた可能性が高い。

2019-03-27 21:42:55
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このデータの特徴は、高山・稲垣・小塩(2012) 等に詳しいが、就業構造基本調査等の政府データと比べて、大学卒業者割合が高いことがわかっている。

2019-03-27 21:42:55
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本論文では、男性だけに分析の対象を絞り、賃金関数の推定に必要な説明変数に欠けがないデータに限ったところ、およそサンプルの半分強が大学卒業者となった。

2019-03-27 21:42:55
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賃金(標準報酬年額)と分散の推移(全世代、年齢別) pic.twitter.com/N7PKaVWCGF

2019-03-27 21:42:56
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平均賃金の推移については、50歳台にかけて上昇し、その後に下降するという放物線の賃金プロファイルを観察することができる。一方で、分散は年齢とともに上昇し、賃金差は年齢とともに拡大している

2019-03-27 21:42:56
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賃金(標準報酬年額)と分散の推移(世代別、年齢別) pic.twitter.com/YifEJ4FuH3

2019-03-27 21:42:56
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平均賃金の推移をみると(図表3(1))、いずれの世代においても、加齢に伴って賃金は上昇している。60歳台近くまでデータのある1940~50年代生まれをみると、1940年代前半生まれは50歳台中ごろに、1940年代後半~50年代生まれは50歳台前半にそのピークがある。

2019-03-27 21:42:57
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ピークは徐々に若年にずれているようにみえる。また、加齢に伴い、急速に格差は拡大する傾向にある。1960年生まれと比べてみると、後の世代になればなるほど、25歳時点の給与が高く、年齢が上がるにつれて給与が増加していく度合いが緩やかとなっている。

2019-03-27 21:42:57
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初任給等が足もとで高くなっている一方、いわゆる年功賃金制度の影響が弱まっている。これは、近年の賃金プロファイルに関する研究6と整合的である。

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賃金(標準報酬年額)と分散の推移(世代別、年別) pic.twitter.com/C6X5dWC8i9

2019-03-27 21:42:58
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(・д・)ホォー 1940年代生まれが賃金格差を縮小させた1980年代後半には、1950年代後半生まれや1960年代前半生まれも賃金格差を多少なりとも縮小させている。この時期はちょうどバブル景気で底上げ的な賃金上昇が進み、格差を縮小させた可能性が高い。

2019-03-27 21:42:58
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ただ、この時期は例外であり、基本的には年齢が上がるにつれて賃金格差が拡大するという構図は変わらない

2019-03-27 21:42:58
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一時ショックの分散、恒常ショックの分散の推移 pic.twitter.com/rNd6GMHZip

2019-03-27 21:42:59
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一時所得の格差は若いころに相対的に大きく、徐々に減衰する。恒常所得の格差は一時所得の格差の4〜9倍程度になる。この恒常所得の格差は40歳台にかけて低下し、その後に上昇する傾向にある。

2019-03-27 21:42:59
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一時所得の格差も恒常所得の格差も何年かおきに拡大するタイミングがあるが、この図は全世代をまとめて推定した結果であり、特定世代の動向が全体に大きな影響を与えている可能性もある。

2019-03-27 21:42:59
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世代ごとにみた一時ショックの分散と恒常ショックの分散 pic.twitter.com/0PfLBSajLb

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世代ごとにみた一時ショックの分散と恒常ショックの分散 pic.twitter.com/ewoJHuwQM9

2019-03-27 21:43:00
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世代ごとにみた一時ショックの分散と恒常ショックの分散 pic.twitter.com/WTYG3LvrcO

2019-03-27 21:43:00
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1945~49年生まれのいわゆる団塊の世代や、その直後の1950~54年生まれも20歳台~30歳台前半に一時的所得と恒常所得の格差が大きく、50歳台を通じて恒常所得の格差が大きい

2019-03-27 21:43:01
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(。 ・ω・)フム 1975年以降生まれのサンプルでは、若年時の一時所得の格差が30歳台にかけて少し大きくなり、恒常所得における格差は20歳台のうちは0.02程度で推移しているとみられるが、30歳台前半までしかデータがないため、その傾向までは十分に観察できない。

2019-03-27 21:43:01
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恒常所得の格差のうち、ライフイベントで説明できる部分 pic.twitter.com/D6zRkvIuGG

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