「令和」と中国古典について

同種のまとめはあるのですが、少し趣きを変えてまとめてみました。
人文 古典 中国 歴史
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emirin。 @emirin70746543
蘭亭序の冒頭に似ている
みらい@3/29 Goose tours →83. @mirai_pgh
令和って言われるとどうしても蘭亭序の最初の永和九年を思い出すのは私だけか?
r.tamura @launcher_test
万葉集の梅の花の序文か、蘭亭序を思い浮かべた。
スメラミコト @sumeramikoto22
日本古典初の出典というけれど、『文選』に「於是仲春令月、時和気清」とあり、この序文自体も漢籍を踏まえて作られてるんだよな。最初から『文選』出典で良くない??
yura @tadamamoyurani
確かに、「日本の」古典によるのかもしれないけど、漢文による序の中の一節が典拠だから……しかも梅花宴歌の序は王羲之の蘭亭集の序をリスペクトして大伴旅人が書いたものだから!
Akiko Saito @saito_akiko
元号は(初めて日本の古典)万葉集から引用とのことだが、巻五の梅花の宴の序。この序はあの、王羲之「蘭亭集序」などに拠っています。
Archer @Archer12521163
『藝文類聚』に引用される後漢の張衡の賦に「於是仲春令月,時和氣清」とあるが…?
伏見りんたろう @Frintarou
張衡「帰田賦」(文選巻十五)の「仲春令月、時和気清」だと考えておこう。
平林緑萌@骨折中 @moegi_hira
『万葉集』の「令月」は中国古典からの引用ですね。『儀礼』の「士冠礼」などに見える。やはり中国古典からは逃れようがないのだなぁ。
Hiroshi.O @Hirosh_athene
「令月」はよい月。『文選』張平子の帰田賦に「於是仲春令月、時和気清」とある。
GEISTE @J_geiste
この万葉集の文言「初春令月、氣淑風和」については、蘭亭集序「是日也、天朗気清、恵風和暢」がすでに出典として指摘されてるんだが、これは…
Archer @Archer12521163
岩波文庫さん、これを受けて『文選』賦篇を緊急出版ですよ!
椿智 @tomo_tsubaki
令月 よい月。 〔儀禮、士冠禮〕令月吉日。 〔張衡、歸田賦〕仲春令月、時和氣淸。 〔孔子家語、冠頌解〕頌曰、令月吉日、王始加元服。 pic.twitter.com/JOjWP6h8VO
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平林緑萌@骨折中 @moegi_hira
【令和の典拠まとめ】 ・直接は『万葉集』の「梅花歌三十二首幷序」(大伴旅人が書いたか?)とする ・「令月」は『儀礼』士冠礼などにも見える古い語 ・そもそも『万葉集』の当該部分、後漢の張衡「帰田賦」の「於是仲春令月、時和氣清」とクリソツでは? ・大伴旅人は『文選』を読んでたっぽいね
平林緑萌@骨折中 @moegi_hira
王羲之や昭明太子も絡んでくる壮大なスケールの元号ですごくいいなこれ。考案された先生はどなただろう。国書という発注も満たしつつ、紀元前からの流れが美しく、本当に素晴らしい元号だ。
平林緑萌@骨折中 @moegi_hira
『礼記』月令に「命相布德和令、行慶施惠、下及兆民」とある。
平林緑萌@骨折中 @moegi_hira
日本で成立したものを「国書」というカテゴリで定義する人がいても構わないとおもいますが、「令和」の出典部分が明確に張衡の「帰田賦」を踏まえているのも事実なんですよ。「国書」を強調するあまり、東アジア文化圏における古代日本の知識人のあり方が矮小化されることこそを僕は恐れますね。 twitter.com/qqt25feyvnezbe…
平林緑萌@骨折中 @moegi_hira
出典が漢籍を踏まえたものであり、梅花の宴が宮中の新年の宴を模したものと指摘されていること、大伴旅人の太宰帥としての赴任(左遷か否か)および筑紫歌壇の形成、『万葉集』自体の大伴家私歌集としての性格など、背景は非常に複雑で、それゆえに文化的に豊穣でよい元号であると僕は思います。 twitter.com/surume2316/sta…
るーでる@柏葉 @rudel101
「是月也、天氣下降、地氣上騰、天地和同、草木萌動」(礼記・月令)「於是仲春令月,時和氣清,原隰鬱茂,百草滋榮」(張衡 の『歸田賦』) 正直、これは「日本の古典から選定」とは言えないと思う。流れとしては礼記→歸田賦→蘭亭序→万葉集で、それぞれ前者を踏まえた表現になっている。
るーでる@柏葉 @rudel101
そもそも『万葉集』を編纂したとみられる大伴家持ほどの人物ならば、漢籍に通じていて当たり前である。「万葉集から採った」というよりは孫引きというべきものであり、これを「日本の古典から選定」と強弁するのは、かえって先人に失礼というものだろう。
るーでる@柏葉 @rudel101
@ant_onion ですね。で、これ自体が歸田賦の「於是仲春令月、時和氣清、原隰鬱茂、百草滋榮」が元ネタなわけで、しかもこれも礼記の一節を踏まえた表現なんです。
るーでる@柏葉 @rudel101
@FlatDefense 私は、素直に「『文選』から採った」と言うべきだったと思いますよ。それが実情に最も適います。それに隠蔽はしていなくても談話で『文選』に触れもしていないのは宜しくないですね。
るーでる@柏葉 @rudel101
漢文軽視もここまであからさまだと怒りを通り越して呆れてしまう。本来の起源や由来に触れもしないというのは誠実な態度とは言えない。
るーでる@柏葉 @rudel101
@FlatDefense 歸田賦の一節「於是仲春令月,時和氣清,原隰鬱茂,百草滋榮」 蘭亭序の一節「是日也,天朗氣清,惠風和暢」 万葉集の「梅花謌卅二首并序」が「于時、初春令月、氣淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香」 題の序からして蘭亭序を意識していることが伺えますし、歸田賦に応じていることも明らか。
るーでる@柏葉 @rudel101
@FlatDefense ですから「わざわざ」というほどのものではないんですよ。小渕氏の事例も紹介しましたが、この時は簡単なモノであっても史記と書経にちゃんと触れています。今回は「日本の古典から選定した」と言って『万葉集』に触れるのみ。しかも該当箇所が漢籍が元ネタなわけです。
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コメント

るーでる@柏葉 @rudel101 12時間前
https://twitter.com/rudel101/status/1112650186826764288 わたしはこのツイートで「素直に「『文選』から採った」と言うべきだったと思います」と書いていますが、これは言葉足らずな表現でした。「例えば「『文選』から採った」とか「『文選』などから採った」などとすべきでした。
eiwaziten(xbox タグ) @eiwaziten_01 10時間前
「令和」とはっきり書かれているわけでもないのに古事記や文選を出典扱いするのは違和感を感じる。「令和」は考案者のオリジナルといったほうが自然じゃないか。それと『文選』から採用したといいたがるのもヘン。その表現に前例があるかどうかと、それを参考にして採用したかどうかとは別だよね。「『文選』から採用した」は事実関係としてウソがある。
* @kitsuneighbor 10時間前
元号として直接参照したのは万葉集だろ?なら典拠は万葉集で間違いないじゃん
輪熊 @wagumanion 8時間前
万葉集からとった、と言ってるんだから今回の令和の元は万葉集でええやん そこから該当部分は〇〇からきてる、さらにそれには元があって…とつながりを知ったり話題にしたりすることが楽しいし浪漫なんじゃないかなぁ。本歌取は歌とは認められないの?
IT土方 @s_takepon 7時間前
これについては万葉集が出典って言ってるんだから万葉集で良いじゃんとしか思わんなぁ
ひょろ @ihyoro 6時間前
中国古典の「於是仲春令月、時和氣清」は、今まさに春爛漫で暖かい場面なのに対して、万葉集のほうはまだ寒い中梅の花が咲いて春の訪れを感じさせる、という場面ですよね。厳しい時代が続いているけれど、皆で心を寄せ合って国民一人一人が新しい元号の時代に希望の花を咲かせられますように、みたいな願いが込められているのだとすれば、それは万葉集からの参照になると思うわけです。
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