【2019年3月】中国・ウイグル2泊5日個人旅行記

朝森久弥 @asamorihisaya

ちょうど18時を過ぎたところで銀行自体の営業は閉まってしまったが、隣接のATMコーナーで何なく人民元を引き出し、旅行会社に戻ってツアー料金をお支払い。申込書はお姉さんが書いてくれて、なぜかパスポートのビザの写真（ウズベキスタンビザやガーナビザなど）を撮られたものの、申し込み完了…

朝森久弥 @asamorihisaya

と思ったら、お姉さんから衝撃の問いかけが。 「電話番号教えて？日本じゃなくて中国の」

朝森久弥 @asamorihisaya

確かにツアー参加者の連絡先聞かれるのは何の不思議もないが、僕は外国人、中国の電話番号なんて持ってない。 「じゃあWeChat（微信）かQQはある？」 これらも持ってなかったのですよ。そしたら、 「今夜、明日の詳細について確認の電話をしたいから、ホテルの電話を教えて」と言うではないですか。

朝森久弥 @asamorihisaya

なるほど、ホテルに電話をかけてもらうのはいい。しかし集合時間や場所などの詳細はその時に告げられるとされ、電話はおそらく中国語だから、これはもしかして中国語のリスニング能力を試される時が来たのか!?と狼狽してしまいました。

朝森久弥 @asamorihisaya

チェックインの時たまたまホテルの名刺を取ってきたのが幸いして、ホテルの電話番号を教えて申し込み完了。念のためお姉さんに「このツアー、いつもどこ出発なの？」と聞いたところ、ウルムチ南鉄道駅とのこと。たぶんここからマイクロバスでも出るのかな？と納得して別れました。

朝森久弥 @asamorihisaya

果たして夜。22時に電話かけると言われたので21時頃ホテルの人にその旨を依頼する。ホテルの人は英語も一応話せるが、翻訳アプリによる中日会話で意思疎通ができてしまった。21時半ごろ、ホテルの人が僕の部屋に電話を持ってきてくれ、さぁ中国語リスニングの時間だと思ったら、

朝森久弥 @asamorihisaya

"Tomorrow, are you sure?" 英語で一言、本当にただの参加確認をされただけだったとさ。

朝森久弥 @asamorihisaya

え、じゃあ明日の集合場所と時間はという話で、ホテルの人の微信か何かにメールで詳細が届いていて、それをホテルの人に翻訳アプリで日本語にしてもらって事なきを得ました。翻訳アプリ、本当に便利だ…

朝森久弥 @asamorihisaya

僕は中国語は你好と謝謝しか知らないのだけど、中国人と下手に英語で話すより、翻訳アプリを使った方が話が早い、もうそういう時代に来ているのだなぁと、中国の端っこでしみじみと感じました。

朝森久弥 @asamorihisaya

ウルムチ1日目の夜散歩。中国は広い国土で同じタイムゾーンを採用しており、ウルムチは西の端にあるため、日没時間が遅いです。20時でもまだ明るい。写真は、現地時刻20時半に撮影した市中心部にあるモスク。ウイグル族はイスラム教徒なのです。入り口はセキュリティで固められていましたが… pic.twitter.com/zIIQpEa78k

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朝森久弥 @asamorihisaya

中国の大手チェーン書店「新華書店」にも行きました（入店時に荷物検査あり）。国営の書店で、1階は『真っ赤』、これでもかというほど毛沢東や習近平関係の本が並んでいます。が、2階以降は児童書や学習参考書が充実しており、僕はお土産に湖南大学出版社の高校化学参考書を買いました。 pic.twitter.com/mlxcUgoK6E

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朝森久弥 @asamorihisaya

どうにかツアー行きを確実にした僕は、ホテル傍のコンビニで夕食を購入。中国は基本麺好きでコンビニもカップ麺だらけですが、どうにか辛くなさそうなのをチョイス。あとウイグル産の乳酸菌飲料が売ってたので買ってみる。北海道のカツゲンみたいな味かな？ pic.twitter.com/XcCyC6vntb

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朝森久弥 @asamorihisaya

【3月22日】朝6時起床。ウイグルは北京より体感で2時間遅れていて、外はまだ真っ暗です。集合時間は8時半、集合場所はウルムチ鉄道駅（お姉さんが言ってたのと違う！）。ホテルからBRTで1時間かかるが、BRTの始発は7時20分と結構ギリギリです。どうしたものか…

朝森久弥 @asamorihisaya

中国第2位の検索エンジンsogouの経路検索によれば、BRT1号線とBRT5号線を乗り継げばホテルからウルムチ鉄道駅まで行ける。しかし7時20分にホテル最寄りの紅山駅を出ると間に合わないかもしれない。そこで僕は、1号線と5号線の乗換駅まで始発前に徒歩で行くことにしました。 pic.twitter.com/QYxahgZkWf

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朝森久弥 @asamorihisaya

朝8時、予想よりかなり早くウルムチ鉄道駅に着いて一安心。しかし、ツアーはどうやらトルファン現地集合。トルファンまで自分で列車に乗ってこいとのことでした。あれ、そういえば切符ってどうやって手に入れればいいんだろう…

朝森久弥 @asamorihisaya

とりあえずセキュリティチェックを通って切符売り場に行くと、自動券売機を発見。しかし中国人専用で、身分証が無いと買えない。最悪列車代自腹か？と覚悟を決めて窓口に行ったところ、パスポートとツアー申込書の控えを見せることで、難なく切符をゲット。ツアー申込の時点で予約されてたみたいです。

朝森久弥 @asamorihisaya

ウルムチ駅構内に入ると、広々とした待合室が出現。中国の鉄道はそのままホームに向かうことはできず、発車時刻少し前に開く改札を待たねばなりません。そして5分前には改札が閉まるので駆け込み乗車はできない。ある意味日本より平和ですね。 pic.twitter.com/AB9vFvV5mJ

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朝森久弥 @asamorihisaya

9時27分ウルムチ駅を出発。車内はこんな感じで、日本の特急列車と遜色ない。乗客はほぼ100％漢民族っぽく、ウイグルっぽい人は見かけなかったですね。 pic.twitter.com/49eSakC8b7

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朝森久弥 @asamorihisaya

ほとんどハゲ山しかない車窓を眺め、1時間ほどでトルファン北駅に到着。駅を出たところにきっとツアーの人が立ってるよね！と勢い勇んで改札を抜けようとしたところ… 警　察　に　連　行　さ　れ　ま　し　た　！

朝森久弥 @asamorihisaya

（警察の写真はないので駅の写真をお楽しみください） 改札で切符とパスポートを提示するわけですが、パスポートを見るや否や公安の兄貴（たぶん僕より若い）から「こっち来い」と駅前の公安詰所に連れて行かれました。同じ列車に乗っていたであろうパキスタン人のおじさんと一緒に。 pic.twitter.com/fkL9g3fIyW

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朝森久弥 @asamorihisaya

公安では何やら取り締まりです。入るときに荷物を外の棚に置けと言われ置かされましたが、入り口に誰も立ってないし危ないのでは…？さておき、取り締まりのふいんきは和やかで、兄貴からはタバコを勧められました（断りました）

朝森久弥 @asamorihisaya

兄貴は明らかに仕方なくやってる感あって、でも「ここに何しに来た？（ツアー参加しに来た。待たせてるから早く行かせてくれ）」「ビザはどうした？（日本人は15日間ビザ無しでOKなんじゃ」など、30分ほどやり取りさせられました。会話はやっぱり翻訳アプリ。

朝森久弥 @asamorihisaya

「じゃあこのツアーの人？に電話かけるわ」と兄貴が電話をかけ、ツアーのドライバーが迎えに来てくれました。まさか警察でご対面とは申し訳ない…。そこで僕は解放されましたが、パキスタン人のおじさんがどうなったかは分かりません

朝森久弥 @asamorihisaya

警察詰所からツアーのワゴンまで歩く途中でもドライバーのおじさんにタバコを勧められつつ（断った）、30分遅れでようやくツアースタートです。ツアー参加者は僕のほかに中国人4人。僕より若い女性1人と、お年寄りとまでは言えない3人組女性陣でした。

朝森久弥 @asamorihisaya

このツアーは中国人向けなので僕がアウェーなのは分かり切ってましたが、若い女性1人は英語が通じたので、僕にとっては準ガイドという感じでお世話になりました。