2019年4月7日

190406「D-lab東京ギャラリー「隠れた都市の姿」ギャラリートーク「ノーテーションの射程」 #tkg_0406 」

MADE IN KYOTO Design Lab 隠れた都市の姿──文脈と創造を架橋する映像 会期|2019年2月22日[金] – 5月12日[日] 会場|KYOTO Design Lab 東京ギャラリー 続きを読む
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KYOTO Design Lab @kyotodesignlab

/ 本日15時から開催!! \ D-lab東京ギャラリーで展示中の「隠れた都市の姿──文脈と創造を架橋する映像」。そのふたつめのギャラリートーク「ノーテーションの射程」は、本日15時から開催です! d-lab.kit.ac.jp/events/2019/ma…

2019-04-06 10:00:35
KYOTO Design Lab @kyotodesignlab

/ ギャラリートーク「ノーテーションの射程」登壇者! \ 冨永美保+伊藤孝仁[建築家/tomito architecture] 中村健太郎[プログラマー、建築理論家/NPO法人モクチン企画理事、東京大学学術支援専門職員、なかむらけんたろう事務所主宰]

2019-04-06 10:00:36
KYOTO Design Lab @kyotodesignlab

中村健太郎さんは、批評誌「レトリカ」4号 rheto4.rhetorica.jp に寄稿された論考にて、「建築未然の建築」を記述することで建築が社会的実体の一部になることを、Forensic Architecture、Assemble、そしてtomito architectureをケーススタディに議論を提起されています。

2019-04-06 10:00:37
KYOTO Design Lab @kyotodesignlab

tomito architectureの「出来事の地図」は、文化施設の建築設計にあたり、周辺住民から見聞きしたことや敷地周辺の日常の出来事をイラスト化し、敷地の標高と時間軸に沿って記述されたドローイングです。中村さんはこの「出来事の地図」を、建築未然の建築を記述するひとつの方法として提示されます。

2019-04-06 10:00:37
KYOTO Design Lab @kyotodesignlab

D-lab東京ギャラリーで展示中の「隠れた都市の姿」は、スイスの建築家Made in との共同ワークショップの成果展であり、写真や映画などのメディアを通して京都の見えない都市特性を可視化させた作品を展示しています。この方法論もまた、リサーチを通した建築未然の建築だと言えるでしょう。

2019-04-06 10:00:37
KYOTO Design Lab @kyotodesignlab

しかし、こうした建築未然の建築のノーテーションについて、方法論の蓄積、具体的な実践への接続、そして結果として得られる新たな世界像についての議論は、いまだ深まっていません。今回のギャラリートークは、ノーテーションの射程を広げ、かつ具体的な現実に絞り込むために企画されました。

2019-04-06 10:00:38
KYOTO Design Lab @kyotodesignlab

アカデミックと実践を架橋する刺激的な議論になること間違いなし!ぜひご来場ください!! ギャラリートーク「ノーテーションの射程」 日時|2019 年4月6日[土] 15:00-17:00 会場|KYOTO Design Lab 東京ギャラリー(アーツ千代田3331 2階 203号室) d-lab.kit.ac.jp/events/2019/ma…

2019-04-06 10:00:38
KYOTO Design Lab @kyotodesignlab

進行は京都工芸繊維大学の池側隆之教授が担当します。ビジュアルメディアの使用を通した多様なコミュニケーションをデザインの対象として研究する池側教授は、Made in とのワークショップを主導されています。もちろん議論にも参加します! twitter.com/kyotodesignlab…

2019-04-06 10:05:44
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

池側: Made InをD-labに招いたWSを2年連続で実施、映像作品に次いでフォトコラージュを学生が作成。建築としてのメディアの理論的、技術的な指導を受けながら取り組んだ。 #tkg_0406

2019-04-06 15:08:00
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

池側: 2年目はサブトラクション(引き算)をテーマに、フォトコラージュをから「京都らしさ」を際立たせる。都市のリサーチとして、メディアを制作するものです。リサーチとデザインの中間。 #tkg_0406

2019-04-06 15:10:20
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

池側: MadeInのふたりはメディアのリファレンスが豊富。アプローチの仕方に鋭い指摘、考察を与えてくれた。例えば鴨川デルタの作品では、京都のグリッドやシンメトリーを際立たせながら、都市的なイメージの広がりについて議論が広がった。 #tkg_0406

2019-04-06 15:12:37
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

池側:建築とメディアの関係性が強くなってきている。ノーテーションが分野の中で限定的に使われるのではなく、コラボレーションに使われるようになってきたからなのでは。 #tkg_0406

2019-04-06 15:14:12
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

池側: 私の専門は建築ではなく、映像メディア。デザインプロセスの中でノーテーションを通じたメディアのあり方が広がりを見せている。事前打ち合わせでノーテーションを巡るキーワードの中に、当事者性、共感などが挙げられた。 #tkg_0406 pic.twitter.com/Fh4MscYPSg

2019-04-06 15:14:30
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Kakeru Asano / ynbr @ynbr

池側: さらに没入性や実存について、その場に居合わせたような振る舞いもまたポイントとしてあげさせてもらってます。まずは映像の実践についてお話しします。映像の「記録」、映像とフィールドについて。 #tkg_0406

2019-04-06 15:16:03
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

池側: 増山和夫の情報についての定義をご紹介します。物事を受け取った後に、解釈や評価によって生み出されるものだと言われています。映像デザインとは、映像をデザインすること、あるいは映像によるデザインだと私は実戦の中で定義しています。 #tkg_0406

2019-04-06 15:17:52
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

池側:映像による記録。情報の解釈のなかで方向付けがおこなわれ、意味を読み取り評価する。映像デザインは大きく「映像をデザイン(視覚伝達)」と「映像によるデザイン(リサーチ手段、思考整理、知識共有)」に分かれる。 #tkg_0406

2019-04-06 15:18:55
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

池側: 映像のデザインとは視覚伝達のために、訴求を促すメディアをつくろこと。対して、映像によるデザインとはリサーチ方法としての映像のあり方や知識を共有するツールとしての映像です。 #tkg_0406

2019-04-06 15:19:01
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

池側: Wim Wendersは映像作品を作る前にロケハンで撮影をしています。その写真集をのちに発売している。これは作品のプロセスを伝えるものでなく、思考を整理しながら写真集として制作していることが興味深いです。 #tkg_0406

2019-04-06 15:20:54
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

池側:例)Wim Wendersによる映画撮影のためのロケハンで撮影した写真集。 #tkg_0406 amazon.co.jp/Wim-Wenders-Wr…

2019-04-06 15:21:40
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

池側: 人類学や民俗学などにおける、社会の秩序や制度を調査を通じて顕在化させるように、映像デザインもまたその側面があるのです。 デザイン研究分野における映像利用をJacob Buurはきちんと理論化しています。複雑な日常をあるデザイン的秩序を元に整理再構築されることだと。 #tkg_0406

2019-04-06 15:23:08
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

池側: ビデオエスノグラフィはまさにここで言われることです。記録→分析→伝達→記録…と円環が続いていくのです。Jacobは映像をdesigner clayとsocial glueと定義してます。粘土のような肌感覚でかたちづくられるようなものと、映像によってコミュニティをつなげることだと。 #tkg_0406

2019-04-06 15:25:14
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

池側:デザインの領域では理論の体系付けが進んでいる。例)Jocob Buur "Designing with Video" #tkg_0406 springer.com/gp/book/978184…

2019-04-06 15:25:37
Kakeru Asano / ynbr @ynbr

池側: この使い分けが映像デザインにおける重要な視点だと思います。さらにSarah PINKは、映像を用いた研究とは客観的な記録としての映像ではなく、主観的なコンテクストを構築することだと記述しています。 #tkg_0406

2019-04-06 15:26:53
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