小田嶋隆氏「これを機に自らの下痢を…じゃなかった襟を」 ←難病『潰瘍性大腸炎』への揶揄だとの批判
建前の価値はそこにある
小田嶋 隆
コラムニスト
2018年8月24日
https://business.nikkei.com/atcl/opinion/15/174784/082300155
〜〜「残酷」に受け止めてみせるのが、普通の人間の普通の感覚だと、彼らはテンから信じてやまない。
彼らにしてみれば、障害者の排除に憤ってみせている「自称リベラル」こそが、「偽善者」の「お花畑」の「素敵なポエムを唱えていれば世界が素敵なファンタジーランドに変貌すると思い込んでいる夢想家」だというお話になる。
彼らが想定している「あたりまえな世間」では、中学校の公民の教科書に載っているテの話をわざわざ持ち出すタイプの人間は、この世界のリアルと、教科書が教えていたお上品な建前の区別をつけることができない低能ぐらいな扱いになる。あるいは「おリベラル」「おサヨクさま」といった調子の尊称まじりの呼びかけ方で揶揄する対象に過ぎない。いずれにしても、マトモな人間としては扱われない。
(中略)
お花畑だと思う人はそう思ってかまわない。
私は、自分がどちらかといえば肥溜めよりはお花畑の方を好む人間であることを恥だとは思っていない。
@lickjar 安倍首相の大腸性潰瘍炎のことについても中傷していますねw このような言動をとる人間のどこが差別主義者ではないというのでしょうかw? twitter.com/lickjar/status… pic.twitter.com/6kOw3ZEOYD
2018-01-26 15:52:27だけれども
私は冷笑を否定しているのではない。あたたかみのある冷笑を求めているのでもない。芸の無い冷笑をいましめているだけだ。ところが、冷笑をふりまわす人間の多くは、芸を磨く向上心を持っていない。で、冷笑が返ってくる。それも芸の無いヤツが。ちなみにこれは冷笑ではない。熱いメッセージだ。
2016-02-23 14:43:39【ダブスタ】小田嶋隆、君の冷笑は「悪い冷笑」僕の冷笑は「良い冷笑」
最終的に反省を表明
昨日朝起きてツイッターを見るとクソリプが何百も来ている。まあ、オレのクソツイ(「襟を正す」を「下痢を正す」に読み替えたバカネタ。反省している)への作用反作用の法則なのだが、で、そのクソリプをスクロールしている時に視野の中の死角に気づいた(続く)
2019-04-09 20:31:004月に脳梗塞を患った旨を公表したせいで、いまだにこの病気をネタにした罵倒や嘲笑が寄せられる。やれ高次脳機能障害がどうしたとか認知症が進行中とか。でもまあ、ほかの病気や障害(あるいはセクシャリティー)で差別されている人たちの気持ちが少しだけわかるようになったのは収穫だと思っている。
2019-09-27 15:26:29病名は、わかりやすいターゲットとして拡散され、玩具として利用され、差別と攻撃のためのスイッチとして共有される。特定個人の症状や健康状態を差別のフラグとして利用して恥じない人間がこれほど遍在している以上、この国から民族性やセクシャリティーをネタにした差別が消えるとは到底思えない。
2019-09-27 15:35:00@tako_ashi 「他人の病気を揶揄する奴は、そいつを揶揄してやれば理解するようになる」(いわば“目には目を歯には歯を“)では、この国は一向に良くならない って事を、先に揶揄する側に立つ事で俺らに教えてくれる大人の鑑 つまり反面すると、「他人の病気を揶揄しても誰も幸せにならない」って事ですね
2019-09-27 18:48:40