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漫画家とオカルトの距離感について

新田五郎さん(@nittag)のつぶやきから始まった、石森章太郎、手塚治虫、横山光輝、藤子・F・不二雄といった漫画家の、オカルトを題材とした作品と、オカルトとの距離感についてのまとめです。 なるべく漫画家ごとに時系列に沿ってまとめるようにしてあります。
オカルト SF マンガ
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新田五郎コミティア131欠席 @nittag
コンビニコミックでいちばん最初の「009」を読んでるんだが、面白すぎてシビれる。改造され、潜水艦で基地を脱出したサイボーグたちが、国家レベルの兵器群に追われつつ「本拠地へ戻って破壊するんだ!」って基地にすぐさま戻って核爆弾を爆破させる。そこまでで200ページくらい。怒涛の展開!!
新田五郎コミティア131欠席 @nittag
「009」連載は1964年からで、「これからは宇宙が戦争の舞台になる!!」という背景がサイボーグ開発にはある。あと「黒い幽霊団」は、「戦争を終わらせたくない人たち」がつくった抽象的組織とも言えて、陰謀論一歩手前。石森は手塚に比べるとUFOやオカルトにギリギリまで近づいてた印象。
小山田浩史 @magonia00
@nittag 石森先生、大陸書房系のオカルト本はかなり読んでたみたいですね。『イナズマン』の中で作者自らが登場して超能力の薀蓄・解説をするシーンは大陸書房の文献から実際の事例を引いてます。石森先生は手塚先生に比べると自作のネタとしての割り切り以上にオカルト好きだったのかな、と。
新田五郎コミティア131欠席 @nittag
@magonia00 大陸書房の本、やっぱり読んでますよね! 自宅に小さなピラミッドをつくってときどき中に入っていたといいますし、「アクマイザー3」は地球空洞説だし、サンジェルマン伯爵だけで読み切り一本描いたりしているので、オカルト好きだったんだなあ、と今さら思います。
ナカネくん @u_saku_n
@nittag @magonia00 石ノ森だと『ブルーゾーン』もオカルト一色な物語だった気が。
新田五郎コミティア131欠席 @nittag
@u_saku_n @magonia00 「ブルーゾーン」、オカルトっぽいですね。大好きです。「G・Rナンバー5」も、異次元を題材にしていて大陸書房チックで好きです。
小山田浩史 @magonia00
石森作品だと『ギルガメッシュ』も宇宙考古学と超能力と陰謀論を詰め込んだ内容で、小学生高学年の時にサンコミックスの単行本読んで興奮した覚えがあるなぁ。主人公の姉(当然石森美人)が序盤で死んじゃうのは先生ご自身のお姉さんが投影されているから……なんて推測はずっと後になって気づいた。
gallery @gallerytondemo
以前『009』読み返していたら、移民編でいきなりアダムスキー型UFOが出てきて驚いたことがある。それまでの飛行物体は、怪人島編~中東編でもせいぜい「朝顔型」だったのが。
gallery @gallerytondemo
あのあたり(1960年代後半)で石森先生、SFからオカルトにシフトしつつあったのではないかと。「天使編」や後の古代文明指向から鑑みるに、デニケンにいち早く影響を受けたのではないか、とも。
新田五郎コミティア131欠席 @nittag
石森先生は、宇宙考古学からかなり影響を受けているでしょうね。キカイダーに出てくる巨大ロボも斜光器土偶のかたちをしていたし。少年サンデー版の009も「アステカ」とかソッチ系の話があるし、「海底ピラミッド編」もまさにそれだし。
新田五郎コミティア131欠席 @nittag
(承前)そこで感心したのが、平山Pが考えたという「仮面ライダーZX」の導入部で、ブラジルでUFOが頻繁に目撃されているので調査に行って行方不明になった姉を主人公が助けに行き……ということに確かなってる。石森作品の宇宙考古学っぽさをPがかなり把握していたんだよなあ。
新田五郎コミティア131欠席 @nittag
手塚にはぜんぜんくわしくないんでテキトー書くが、そもそも「科学まんが」って表記、手塚以外であんまり観たことなくて、SFとオカルトネタが混ざってたマンガ家が多い中、オカルトチックなネタがほとんどなかったのは本当にそっち方面に興味がなかったのだろうと予想してる。
新田五郎コミティア131欠席 @nittag
手塚、「やけっぱちのマリア」はエクトプラズムが乗り移ったという設定なのか。でもこれって「ダッチワイフを動かしたい」ありきだよね……。
新田五郎コミティア131欠席 @nittag
思い出した。私が手塚オカルト興味ナシ説を唱える根拠は、「アトムキャット」というマンガで「企業がつぶした神社の上にビルを建てた際、屋上に神社を建てている」というのをネコが小馬鹿にしているシーンを読んだからです。ほとんどそれだけ。
メキシカン忍者/霧隠サブロー @combatzandig
@nittag 手塚先生の場合、オカルトに限らずものごとに漫画のネタとして以上に深く興味を持っていないイメージがありますね。実際はわからないですが。
ふりーく北波 @nami_happy
@nittag @vhysd 手塚がオカルトに興味ないかってーと、70年代中盤に『三つ目がとおる』があるワケで。時流的に読者が興味あれば使う、という職業マンガ家として選択はしてる。突き抜けて豪ちゃんみたいに「スピリチュアルな自分」を演出、まで行かぬのは大人だったからですかね。
ものぐさ太郎α @monogusa_t
そういえば、三つ目が通るに介良事件が出てくるけど、出てくるだけ。
小山田浩史 @magonia00
『UFO遭遇辞典』(南山宏・編、立風書房)に手塚治虫の「時間や次元を超えるUFO」という短いエッセイが収録されている。本全体はUFOを科学的に扱おうという真面目な本だが、手塚先生は円盤についてはETHよりも心霊的なものとか意識化のものかもしれないという見方をしていて、ちょっと意外
Чебурашка(類似品に注意) @tokoyo
@magonia00 手塚氏は、飛行機の窓から眼下にUFOを見たという経験を、何度か語っておられましたね。
ナカネくん @u_saku_n
@magonia00 日本初の子ども向け円盤本『バンビ・ブック 空飛ぶ円盤なんでも号』(S33年/朝日新聞社)のアンケートで、手塚はUFOを不可解な現象と認めつつも「すべて地球上のできごとに限られている」と述べているのが印象的です
ナカネくん @u_saku_n
@magonia00 そういえば手塚の短編『ドオベルマン』は宇宙人がらみの話で、斎藤守弘も実名登場するけど、あれはどういう意図で描かれたのかしら。
小山田浩史 @magonia00
中根さん(@u_saku_n)に教えていただいた『ドオベルマン』、収録している手塚治虫漫画全集(『SFファンシーフリー』)が書店にあったので購入して読んでみた。作中、斉藤守弘が実名で登場(名前だけは大伴昌司も)し、解説役を務める。初出がSFマガジンなので、読者受けを狙ったのか?
ナカネくん @u_saku_n
@magonia00 あ、SFマガジンでしたか。失礼、初出チェックという基本を怠っていました。知り合いを実名で出す時点でどことなく身内ウケを狙った気はしていたのですが、SFマガジンという媒体なら十分読書のウケも狙えますね。
新田五郎コミティア131欠席 @nittag
「SFファンシーフリー」読んだ(家にあった。私はそんなのばっかり)。「ドオベルマン」は「手塚治虫マガジン」で過去に読んでいて、そのときは斎藤守弘氏の名前を知らなかったので、忘れてた。まあ円盤は説明のために持ち出されてきた気がします。「宇宙人の歴史を描かされる画家」の話がメインで。
ものぐさ太郎α @monogusa_t
藤子Fさんはまた別の意味で超常現象が好きだったんだろう。ネッシーに関する謎解きとか。
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コメント

altnk @altnk 2011年5月10日
私はつのだじろうを『月間ハロウィン』という雑誌で平成になったのだから天皇を敬いましょう,というマンガを描いた時点で完全に見限りました。
小山田浩史 @magonia00 2011年5月11日
一部、順番を整理しました。また、新たにつぶやきを追加しました。石森章太郎、小池一夫、狩撫麻礼などへの言及が追加されております。
兵頭新児@『女災』10th year! @hyodoshinji 2017年4月21日
大陸書房の引用、介良事件への言及などについては、当時そういう「何か、ジャーナリスティックな手法」が流行ったってとこが大きいのでは。 元祖は『オバQ』で石森に漫画中漫画まで描かせてのフィラデルフィア実験や是ナーカードへの言及辺りか。
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