ジョンお姉さんが見た「日本の右翼勢力にとっての新たな頭痛のタネ」

何か「新事実」を見つけたようです。

生まれてねえよ・・・

扱わねえよ・・・

ネタにならねえからだよ・・・

訳：フェイクニュースだと？

ちっとは調べろよ・・・

訳：そうとは言わんよ。 （俺も貼ったからね。）
ただ、筆者のやり方や分析は学問レベルじゃねえよな。 史実を歪曲しとる。
そこは指摘すべきじゃね？
　
　
　
　

さて、お姉さんの解説の時間です。

　青文字さんも指摘しているように、「書いてあることを少しは調べろよ」に尽きるお話でございます。

　記事の内容は、１９４５年３月以降の日本軍による仏印占領のお話で、案の定センセーショナルに盛り盛りです。

　ヴィシー政権崩壊時に日本軍が仏印のフランス軍を急襲して武装解除したなんて、ものすごく既知の事実ですよねえ・・・。その時にフランス軍の高官や将校の一部が日本軍に処刑されたとか。うん。それで？
単にそれって、１９４５年３月の「仏印処理」じゃねえの？それ。

アジ歴にも堂々とあるで？

仏印処理関連史料

　これって、「日本の右翼勢力にとって新たな頭痛のタネが生まれたようだ。（ｷﾘｯ」とか言ってるけど、新たでもなんでもないよね。

　フランスは第二次大戦終了後、主として１９４５年３月以降に行われた日本の戦争犯罪（仏印処理におけるフランス人の殺害及び虐待）について、１９４６年までにインドシナにおける９３３人の戦犯容疑者を特定し、フランス軍による拘束者はサイゴンで、フランス軍の進駐前に英軍が拘束した者はシンガポールで、同じく中国軍が拘束した者はフランスに引き渡された少数を除き広東でＢＣ級戦犯裁判を受けるか、あるいは不起訴になり釈放された。

　フランスが起訴した人数は２３０人で、死刑６３人、無期懲役２３人、有期刑１１２人の判決を下している。

　
　既知の事実について、新たに報道したり、何か頭痛の種になるようなお話はありまして？

お姉さんのお言葉
「かっこつけるときには周りをよく見まわして、目のまえにある箱でちょっと調べてから」