2011/05/11 D&D記事Legends & Lore「Death and Dying in D&D」ぱらでぃんさんによる解説

ぱらでぃん @nekohaus

今週のLegends and Loreは、先週まで二週続けたクレリックの話をつかみに、D&Dに含まれる死(Death)と瀕死(Dying)についての話だったですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

PHBの表でクレリックが11レベルまでだった1st時代、9レベルで覚えられるレイズ・デッドは“凄い”呪文で、目標もResurrection Survivalを行なうなどの試練があったですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

2ndでは復活した目標の【耐久力】が失われ、3eでは術者が5000gp払って目標は経験点を失うとペナルティは変遷し、4eでは500gpとおよそ6遭遇分の判定ペナルティになったですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

これは1stが1～12レベル(7レベルくらいまでが中心)をターゲットにデザインし、2ndと3eは20レベルまで(2ndはこの中でも高レベルをターゲットとしている)をターゲットとし、4eは30レベルまで遊ぶことを前提にした変化でもあるですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

そして瀕死状態については、1stと3eは-10で死亡、2ndでは0で死亡と大枠は変わっておらず、4eでこれがダメージによる死亡は最大hpの半分の負数まで余裕あるものになり、死亡セーヴで死に重さをつけたデザインになってますぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

大規模ダメージでの即死も2ndから3eに存在していて、これもまた4eで無くなったため、4eではこの面からもダメージで死ぬことがかなり減っているといえるですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

筆者自身も記事を書くまで各版の死亡関係ルールをよく覚えていなかったのは、自分のキャラクターがあまり死ななかったと自己分析し、死はDMに依る部分が非常に大きいというむすびに繋げているですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

罠やモンスタを張り巡らせ、プレイヤに挑戦させ、キャラクタを虐殺するのが大好きなDMもいれば、預言の子がバルダーズ・ゲートを出た途端にノールに殺され困り果てるDMもいるので、多様性を認めながら着地点を探すのは大変だったようですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

これは開発現場で旧版をプレイした時も同じで、Basicはモンスタと戦い続けるより探索と戦略的な思考に重点を置いたプレイだとより面白くなり、3eは頭が爆発しそうになるくらいギチギチの戦闘が楽しいと、ルールが楽しさを規定する部分はかなり大きいですぅ。 #DnDj #TRPG

ぱらでぃん @nekohaus

その楽しさを規定するルールの中でも死亡や瀕死はかなり大きな部分を占め、生き残りのためのゲームなのか、物語の大筋からは離れたところに生死があるのかで、キャンペーンの勘所も変わってくるという話が今週のLegends and Loreだったですぅ。 #DnDj #TRPG