「みんなちがってみんないい」についての佐川・抜け首・なん @nankuru28 さんのツイート

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なん・抜け首・佐川 @nankuru28

金子みすゞの「みんなちがってみんないい」は、父を亡くし、養父に会社経営の駒としての結婚をしいられ、DVモラ夫に虐げられ、離婚を夢見るが娘を奪われようとしたため、夫に娘を渡さないために、命を賭して服毒自殺した女の、「魂の叫び」として、ある。

2019-04-18 10:26:45
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

「揃いも揃って、みんな、ダメ」が対義語として浮かぶのは、当然だ。彼女の人生なら、そう言いたくなるところだ。 妻に性病を感染させといて、娘の親権を主張する夫が「みんなちがってみんないい」とか言ったら、殺意を覚えるのは当然だと思うぞ。

2019-04-18 10:29:35
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

言葉は言葉として、広まっていくし、それはそれでそういうものではあるのだけれど、金子みすゞの人生を知らずに、彼女を死なせた夫のような行動をとる人間が自分の行為を正当化するのに使うようなシーンに出くわすと、お前は自分のヘソを噛め!とか思うのは否めない。

2019-04-18 10:36:17
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

あの詩を、もう一度読み返してみるがいい。「お前は、あれができてない、これが無理だと、自分を貶められることばっかりの、モラルハラスメント被害者の、抵抗の言葉だ」と頭に入れてから、読み直してみるがいい。あれはノーテンキな平等を夢見る「みんなちがって、みんないい」じゃない。

2019-04-18 10:41:56
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

金子みすゞが、なぜ「娘を夫に渡したくない、に命を賭けたか」は、「この男は、女を、こう扱う」を知ってる妻が、「娘の人生を守るためには、これしかない」と思いつめたからだ。彼女の時代には選択肢は少なかった。離婚を申し立てるだけでも大変なことだったろう。今は死ななくても道はある。

2019-04-18 10:46:02
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

それでも、我が身の行いを振り返ることもなく、被害者の顔で、子供に会いたいとか言う親ってのは、今もいる。 「みんなちがってみんないい、は、他人を貶め支配しかできない人間への抵抗の言葉だ」は言っていきたいところではある。

2019-04-18 10:48:36
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

よくわからん「なんとか、らしさ」中学生らしいとか、高校生らしいとか、母親らしいとか、そのための校則とか、社会風潮とかに反対するためのスローガンとして使うんなら、納得できる。予算削減のための教育費削減のためのみんな一緒に教育のために使うんなら、納得できない。そんな線引きだ。

2019-04-18 11:09:09
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

現代だと多分逆もあると思う。モラハラ女帝妻と、子供を守ろうとする夫の場合、金子みすゞと同じ状況に陥るだろう。社会情勢は味方してくれない。私が目指したいなぁと思う社会は「男親が、一人で、安心して、娘を育てられる社会」だ。「みんなちがって、みんないい」は、そのために使って欲しい言葉。

2019-04-18 11:18:05
なん・抜け首・佐川 @nankuru28

あの詩のように、人もそれぞれ、これはできてるけど、こっちはできない。だったら、どっちが、子供に必要なものなのか。子供にとって不足分を、どうやって社会で補うか。そういうのを「親に丸投げしない」で、「社会も責任を考える」方がずっといいと思ってる。

2019-04-18 11:23:23