全部書けるか不安だけど… とりあえず1回目の連ツイに挑戦してみる。お目汚し失礼。サンボマスターの「僕と君の全てをロックンロールと呼べ」聞きながら
2011-05-08 20:55:544月15日、新宿22時集合。この時はまだオリエンテーションがなかったので、初対面の方ばかり。かなり緊張。被災地に行くのが初めてだし、団体行動苦手だし
2011-05-08 21:00:23お隣の女の子は仕事帰り。「いつもはそんなでもないけど、今忙しくて睡眠時間2・3時間なんですよー」昨日あわてて準備したらしい。何度も何度も荷物を確認した私とはえらい違うなー
2011-05-08 21:04:01人数は20人ほど。震災ボラの経験がある小学校教諭のカエルさんと今回の震災ボラの経験がある院生のフクザキさんがリーダー。自己紹介して二時間おきにトイレ休憩、この流れは同じ
2011-05-08 21:08:10GW中と違うのは、自衛隊、消防、警察の車が多かったこと。喫煙所で、横浜の消防士の方と神戸の警察官の方がお話していた。詳しくは分からないが、情報を交換しているような感じだった
2011-05-08 21:12:13また別のSAではネパール人のグループと遭遇。一服しながらおしゃべり。炊き出しに行くそう。ネパールは一回しか行ってないが大好きな国。日本に長く住んでいる人たちが集まったそうだ。ありがたいことだ…
2011-05-08 21:17:28あまり眠れないまま、石巻到着。石巻専修大学ではなく、ボランティアの詰め所のようなところ。目の前には自衛隊のベースキャンプが広がっている。ついさっきまで自販機で缶コーヒーを買えたのが嘘みたいだ。周辺にはお宅がたくさんあるが、「日常」には程遠い景色に囲まれている
2011-05-08 21:22:36ボランティア決定のメールを頂いたとき、「装備はこちらを参考に」と書かれていた先がPDFだったんだけど、うちのPCでは開けなかった。まいっか、と思ったのが痛恨のミスにつながる。
2011-05-08 21:26:46作業内容は個人宅の泥かきメイン。あとは家具を出したり、思い出の品探しだった気がする… けどちょっと時間が経っていて忘れてしまいました。書いていけば思い出すかな… すいません
2011-05-08 21:32:11中は、天井近くまで津波のあと、線がついている。驚いている暇はない。泥が数センチたまっている。まずはこの泥をかきださなくちゃ。借りたスコップで泥をすくい、土のう袋に入れて家の外に出す。
2011-05-08 21:50:55プレーリーダーという仕事をしていたときに、泥をかきだした経験がある。だけど、今回の作業とは比べ物にならない。家の中全体に広がる泥。同じ班の人同士で交代しながら、スコップ係と土のう袋を広げて受けとり運ぶ係をする。土のう袋の重いこと!
2011-05-08 21:56:48私は勢いだけで作業していたが、途中で腰が痛くなる。申し訳なかったが、家の中のものを出す作業にかわらせてもらう。教訓。「持てるものは持て。頑張れば持てるものは誰かと一緒に持て」
2011-05-08 22:01:52写真などをお母さんに見せると、「どうしよう」と言って息子さんに聞く。息子さんは必ず「いらねーよ!」と答える。そんな感じのやりとりが繰り返された後、私は思い出の品を玄関に残された靴箱に置いておくことにした
2011-05-08 22:05:59お宅にはお父さん、お母さん、息子さんがいた。お父さんは浸水していない二階にいて、お母さんと息子さんと一緒に作業開始。お宅に着いたら、家の前に70センチくらいガレキが積み上げられていた
2011-05-08 21:35:08そのガレキの上にフィギュアが並べられていたんだけど、私達が中に入る前に、それを息子さんが「こんなのもういらねぇ!」と投げていた。哀しかった。こんなことがなければ、大事に飾っていたかもしれないのに
2011-05-08 21:38:53そんな感じで作業していたら、ハプニングが。私がくぎを踏んでしまいまして…。リーダーさんに伝え、とりあえず持ってきた水で傷口を洗い、爪で押して泥が出るようにする。コーディネーターのぶさんがすぐに来てくれて、安心した。救急のライセンスをお持ちだそう。
2011-05-08 22:15:31傷口を消毒、絆創膏、とれないようにテーピング。普通の傷と違う痛み(腫れなど)があったらすぐに伝えるよう言われ、ひとまず作業に戻る。幸いその様な事態(破傷風)にはならずにすみました。本当にご迷惑とご心配おかけしました。
2011-05-08 22:19:13お母さんが唯一見つかったら嬉しいと言っていたものがあった。それは馬蹄形のピアス。泥の中からピアスが見つかるかな…と思っていたが、ありましたよ!!発見!喜んでもらえて、本当にうれしかった
2011-05-08 22:08:48お昼休憩。中里さんという方が津波のお話を聞かせてくれた…が、私は輪から離れていたこととあまり耳が良くないことから聞き取れず。残念。中里さんのお宅には70度くらいの角度で斜めに車が倒れかかっていた。なんだか訳が分からない。哀しいていうより、頭がパニックを起こして感情が動かない感じ
2011-05-08 22:25:13ちょっと離れて一服。しゃがんでみたら、ガレキの中に洗顔フォームを見つけた。そうか、ガレキは人の生活がなぎ倒されたあとなんだ。そう感じた瞬間、猛烈に哀しくなった。鼻がツンとしたが、とりあえずは作業頑張りましょう
2011-05-08 22:30:33泥の方は男性にお願いし、その他の作業。泥まみれで、もう使えないものを土のう袋に入れていく。お母さんが、「これ使えるかしら?気に入ってたんだけど」と引っ張りあげたのは未使用のスポンジ。残念ながら海水を吸ってしまっていた。その後、使えそうなものも靴箱に置いておくことにした。
2011-05-08 22:37:42午後、別のボランティア団体(車関係のムックを出してる出版社だったと思うが失念しました)が入ってくれて、雑巾がけは出来なかったものの、床が見えるようになりました。お母さんが恐縮されていてかえって申し訳ないくらい
2011-05-08 22:42:57個人宅にお邪魔して作業するときは、なるべく笑顔で、なるべく話しながらできたらいいなぁと思いました。どうしたら相手の心の負担を軽くできるか、これは大きな課題。
2011-05-08 22:46:18帰り際、息子さんがガレキの上にあったフィギュアを手に取っていた。「今でも動かし方覚えてるかと思ってさ」その後彼がどうするかは分からないけど、彼が捨てた後拾い上げて良かったな、と思ったんだ
2011-05-10 19:17:43