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やんちゃる @Okt__75
「同窓会?」『おん、中学の』「…ふーん」分かりやすく不安そうな顔をした私に、忠義くんは優しく私の頭を撫でる。『○○が心配する事は何も起きへんし、○○が一番やから』 忠義くんを見送って、疑った自分に嫌気がさす。だけどその日から毎日のように朝帰りが多くなった。 #エイトで妄想
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『○○が一番やから』それは、誰と比べて?気づいたら2番目になってる事も、気づいてるよ。『昨日夜桜見に行ったんやけど…』「へえ、そうなんだ」『そんでさ〜』楽しそうに話す忠義くんの首には微かに残ってる紅い痕。「ねえ忠義くん、」『んー?』 夜桜からのラブホテル、楽しかった? #エイトで妄想 pic.twitter.com/9JFKmnqY45
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『え…?』「知らないと思った?」『ちょっと待って、』出て行こうとする私の手首を掴んだ忠義くん。やめてよ。『ちゃんと話そ?な?』「話すって何を?」『○○、』「同窓会行って、久しぶりに会った子と浮気して、その子が1番になったって事を?」忠義くんの瞳が、揺れた。#エイトで妄想
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「もう嫌なの、!」手首を掴まれたまま泣きたくなんか無いのに泣いてしまう私。『○○、俺は「名前呼ばないで!!」「…許しそうに、なる」体の力が抜けて座り込みそうになった私を忠義くんが抱き締めた。「…もうやだ」『ごめん…ほんまにごめん、』そのごめんは何に対してなの? #エイトで妄想
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忠義くんを見上げたら、泣いた私を見て苦しそうに顔を歪めた。きっと酷い顔してるんだろうな。「…このままずっと忠義くんの朝帰りを1人で待って、1番だよって言われる事がどれだけ悲しくて虚しいか知ってる?」『…』何も答えない忠義くん。そっか。そうだよね。「分かんないよね」 #エイトで妄想
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もう終わろう。ここから出て行って、早く忘れよう。「ばいばい、忠義くん」『嫌や…』忠義くんの消えそうな声に私の意思は簡単に揺らいでしまう。『もう、会わんから』忠義くんの腕の力は強くなって私の体と心を締め付ける。痛い、痛いよ忠義くん。『泣かんとって…』#エイトで妄想
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結局その日は別れる事は出来ず、距離を置こうという話になった。錦「何ちゅう顔してんの」「…んー」錦「彼氏となんかあった?」「…」錦「あれ、正解?(笑)」ニヤニヤ笑うのは同じバイト先で大学の学部が一緒の錦戸亮。「…正解」そう言うと、錦戸くんがまた笑った。 #エイトで妄想
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錦「○○も同じ時間やんな?終わるの」「うん」錦「じゃあラーメン食いに行こ」「え?」錦「あ、時間とか気にするタイプ?」一瞬忠義くんの事が頭に浮かんだけど、それ以上の事を忠義くんはしたんだもん。それに今距離置いてるし、別にいいよね。「…行く」#エイトで妄想
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バイト終わり、私の隣を歩く錦戸くんはいつも私から話してるけど私が話さないからか凄く話しかけてくれる。錦「そんでな…」「ねえ錦戸くん」錦「ん?」「私が話しかけないから、話しかけてくれてるの?」そう言ったら黙り込んでしまった。あれ、私の自惚れだったかな。#エイトで妄想
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錦「だってお前、さっきから作り笑顔ばっか」「…そうかな」上手く笑えてる気がしたのに。「ん、」錦戸くんが私の頬をつねって、錦「正直、お前にそんな顔させる彼氏めっちゃムカつくし、殴りたい」真っ直ぐ私を見つめてストレートな言葉を言う錦戸くんに目を逸らした。心臓、うるさい #エイトで妄想
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錦「…俺なら、そんな顔させんのに」「え?」わしゃわしゃ、と私の頭を撫でるから錦戸くんがどんな顔しているのか分からなかった。錦「家は?どうしてんの」「今は自分のマンションに帰ってる」錦戸くんは何も話さなくなったけど、錦戸くんの隣は案外居心地良かったのを覚えてる。#エイトで妄想
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次の日の朝。いつも通り準備して、いつも通り大学に行く。いつもと違うのは、忠義くんが家にいて、「行ってらっしゃい」って言ってくれないだけ。それだけだ。友達からの誘いを断って、バイトも無いから真っ直ぐ帰ろうと思ったら大学前に止まっている車を見つけて足が止まった。 #エイトで妄想
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「…忠義くん」車の中にいる忠義くんはスーツ姿。今何時だっけ?だってまだ忠義くんの会社は…戸惑う私を見つけた忠義くんは私と目が合うとまるで愛おしいものを見るように目を細めた。手招きをされて、素直に駆け寄ってしまう私はまだきっと忠義くんの事が好きだ。悔しいくらいに。#エイトで妄想
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私が駆け寄ると、忠義くんは車から降りて助手席のドアを開ける。『乗って?』その言葉に、私は小さく頷いて車に乗った。「…どうして来たの」私の問いに忠義くんは何も答えない。近くの駐車場に止まった車、私の方に顔を向ける忠義くん。『○○と話したかったから』ああ、遂に終わる。 #エイトで妄想
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『あの日から、もう会ってない』口から出た予想外の言葉に戸惑うと忠義くんは優しく微笑んだ。『もう会わんって言ったやろ?』「…」『連絡先も消した』「…」『○○』忠義くんは泣きそうな顔をして『帰って来て?』「…忠義くん、」近づく唇、ポケットで震える携帯、降り出す雨。#エイトで妄想
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( 🍋 ) 錦(…出えへん)○○に何度電話しても繋がらない電話に舌打ちすれば隣にいた章ちゃんが心配そうに俺を見る。 イケメンの車に乗って帰ったと聞いた時、焦りよりも苛立ちが勝った。きっとその相手は、○○を傷つけた最低な彼氏だから。 #エイトで妄想
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( 🍋 ) 錦「ごめん章ちゃん、俺先帰るわ」安「え?傘は?!」章ちゃんの言葉に振り向かず、降り出した雨の中○○の家に走った。早く、早く会わないと。もしかしたら○○はあの彼氏を許して、キスのひとつでもしているかもしれない。(…そんなん、絶対嫌や) #エイトで妄想
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( 👧🏻 ) 咄嗟に俯いてキスを拒んだ私に、忠義くんは『送る』とだけ言って車を走らせる。私のマンションに着くまで、忠義くんは一言も話さなかった。マンションに着いて、降りようとした時掴まれた右手。『どうしたら、やり直せるん』#エイトで妄想
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忠義くんの真っ直ぐな視線に耐えられなくて目を逸らすと「錦戸くん?」『…は?』ずぶ濡れの錦戸くんが私達を見ていた。忠義くんの手を離し、車から出て錦戸くんに駆け寄る。「どうしたの?」錦「…心配で」眉を下げた錦戸くんは直ぐに怪訝そうに後ろを見た。#エイトで妄想
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錦「アイツ?○○の事傷つけたん」雨音に消されそうなくらい小さな声で言った錦戸くんの声に私は答える事が出来なかった。「待って、錦戸くん…!」錦戸くんが忠義くんの所に向かって、嫌な予感がした私は錦戸くんの腕を掴んだ。お願い、忠義くんを傷つけないで。#エイトで妄想
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忠義くんは車から出ていて、車の中にあった傘をさして無表情でこっちを見ていた。忠義くんが近づいて、錦戸くんと私を交互に見ると低い声で『誰?』「…あの、「関係ないやろ」私を背中に隠して、錦戸くんが威嚇するように睨む。『…○○、風邪引くからこっちおいで』#エイトで妄想
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どうしよう。動けない。錦「…行かせるわけないやろ」「錦戸くん、?」錦戸くんが私の腕を掴んで私のマンションに入って行く。錦「何号室?」「305…」錦戸くんは私の腕を離さないまま。部屋に入れて、ソファに座らせると錦戸くんの髪から水が滴り落ちた。#エイトで妄想
やんちゃる @Okt__75
「タオル持ってくる」錦「…ええよ」「でも、」錦「アイツの所行くんやろ」「…行かないよ」バスタオルを持って来て錦戸くんに渡してもなかなか受け取らない。「ねえ、「好きや」私の頬に、水が落ちる。それは錦戸くんが私を押し倒したからで。私は持っていたバスタオルで顔を隠した。#エイトで妄想
やんちゃる @Okt__75
錦「…タオル邪魔」「…やだ」タオルを離さない私に、錦戸くんが離れた気配がした。と同時に浮かぶ体。「!!」それは錦戸くんが私をソファに移動させたからで。錦「はやく」「やだなんで」錦「○○の顔見たい」そんな甘い声で言われたら嫌でも言うことを聞いてしまうじゃないか。#エイトで妄想
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目元だけを覗かせれば、タオル越しに触れた唇。驚いて固まる私に錦戸くんが優しく笑った。こんな錦戸くん、知らない。「…なんでしたの」錦「好きやから」「ずるい」錦「○○の方がずるい」錦戸くんが私のタオルを奪って、錦「嫌なら、逃げて」私の唇に錦戸くんの唇が触れた。 #エイトで妄想
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