ウミシダの体のつくりについて&ゆかいな仲間たち

棘皮動物の仲間であるウミシダ。植物みたいななりで泳いだりとたまにバズる生物ですが、どんな生きものなのかはあまり言及されてないので呟き&まとめました。 4/24ウミシダの共生生物について追記。
ウミシダ キョクヒャー 水族館 棘皮動物 生物
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志摩マリンランド(公式) @shimamarineland
飼育スタッフが採集してきたウミシダの仲間です。 さっそく、本日からイチオシminiコーナーで展示しました! 何度見ても、不思議な泳ぎですね・・・海で初めて見たときはたまげたものです(^^;) pic.twitter.com/LpG77vQw30
海と骨@怒涛の仕入れ中 @openthepkk
それではちょいちょいウミシダの事をつぶやいていこうと思います キュビエ器官のと同じく後でツイートはまとめる予定です pic.twitter.com/mUR4OFQQdd
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海と骨@怒涛の仕入れ中 @openthepkk
ウニやナマコの仲間であるウミシダ、植物のような見た目ですが実際は結構アクティブです。這いまわって移動したり、一部の種では器用に泳ぐこともできます。 youtube.com/watch?v=Oyketl… pic.twitter.com/XCIJQCBvGF
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海と骨@怒涛の仕入れ中 @openthepkk
ウミシダの体はロゼット植物のような形で葉にあたる部分が腕、根にあたる部分が巻枝という器官です。茎にあたる体の中心部には口と肛門、消化器官があります。 腕から羽枝という器官が左右に伸びています。 腕の数は種によって5本から100本超、おおむね5の倍数になっています。 pic.twitter.com/pkGdhbw6YN
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海と骨@怒涛の仕入れ中 @openthepkk
ウミシダの腕は我々の背骨と同じく、円盤状の骨片がたくさん繋がって構成されています。現生の棘皮動物の中で同じような骨の構造を持つのはクモヒトデの仲間です。 どちらも(棘皮動物の中では)比較的素早い運動が可能です。 pic.twitter.com/D79I4pKAhh
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海と骨@怒涛の仕入れ中 @openthepkk
ウミシダの腕を逆さにしてみると、腕の関節(黒い部分)が互い違いになっています。 この辺の関節構造についてちょこっと解説します。 flickr.com/photos/pacific… pic.twitter.com/fMFvwXEfS1
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海と骨@怒涛の仕入れ中 @openthepkk
cnso.nova.edu/messing/crinoi… ウミシダの関節は上記のページを参考に解説。 写真はウミシダ骨片の画像ですが、それを基に図を起こしました。先ほどの斜めになっている関節には筋肉と靭帯が存在し、線状に盛り上がった部分(横軸関節)を支点に腕が曲がります。 pic.twitter.com/liaSnDCdCe
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関節部分が斜めに見えるのは隣り合う骨片の横軸関節が×の字を描くように交差しているから(だったと思います)。 この関節を支点に腕の曲げ伸ばしが可能になるわけですが、問題は筋肉が曲げる側にしか存在しない点です。靭帯の弾性で伸びる、進展側の靭帯が収縮する…など機構には諸説あります pic.twitter.com/5Yi7qPPddf
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1つの腕の骨片(腕板)からは1本の羽枝が伸びているので、羽枝の配列は左右対称ではなく互い違いになります。ウミシダの腕は羽毛っぽく描かれがちですが、ここを押さえるとウミシダっぽさが爆上がりするポイントです。 (羽毛の羽弁って左右対称でよかったよね…) pic.twitter.com/lnZ0aufMp6
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腕アップの写真ですが、じつはもう一種類関節がある事に気づきました? 他に比べて狭い関節ですが、これは可動用ではなく自切のための関節です。この関節は筋肉がなく、短い靭帯のみで繋がっています。 pic.twitter.com/fRehh4uyeS
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あとウミシダの腕の分岐ですが、付け根部分で全て分岐してそのまままっすぐ伸びています。テヅルモヅルとは違うところ。 棘皮動物の特徴である五放射相称がはっきりわかるポイントでもあります。 flickr.com/photos/budak/8… pic.twitter.com/4aNqgjTURJ
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ウミシダは海中を漂う有機物を腕で捉えて食べています。エサ粒子は腕の中央にある食溝(黒いジグザグの部分)を繊毛運動によって、体の中心にある口へと運ばれていきます。 flickr.com/photos/pacific… pic.twitter.com/qEwZJj88Vh
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食溝を微粒子が運ばれていく動画。想像よりだいぶ速い。 youtube.com/watch?v=5ztBum…
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これは口にinしてますね 素晴らしい>RT
海と骨@怒涛の仕入れ中 @openthepkk
羽枝には棘皮動物の特徴である管足が密に生えています。管足は粘液を分泌して粒子をとらえやすくしています。 ちなみに食溝はほとんどのウミシダで蓋がないので食物持っていかれることも多々あるとか flickr.com/photos/coralre… pic.twitter.com/bK39xH4wEH
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体の中心部はこんな感じです。食溝の交点が口です(分かりづらいので模式図つき)。口のすぐ近くでポコッと盛り上がってるのは肛門です。 消化管は腕に分布することはなく、この中心部で完結しています。 flickr.com/photos/interne… flickr.com/photos/pacific… pic.twitter.com/2vkYzva2No
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口がはっきり見えるウミシダばかりではなく、口が体の内側に潜ってて見えないものもいます(個人的にはそちらの方が多い印象)。 無理やり見ようとすると内臓ごとまるっと自切することがあるのでなかなかお目にかかれませんが flickr.com/photos/2982813… pic.twitter.com/DPzr18iyry
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ちなみに体の中心に近い羽枝は内臓を守るためか特殊化しており、長くてムチのように動きます。かわいい youtube.com/watch?v=Nz6qgg…
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こんなとこですかね 後めっちゃ昔に作ったウミシダまとめもあるのでよかったら見てくださいまし キュートな切り絵から始まったウミシダ談義…運動・生殖・姿勢 - Togetter togetter.com/li/463943 @togetter_jpさんから
ツイートまとめ キュートな切り絵から始まったウミシダ談義…運動・生殖・姿勢 @mycofさんのかわいいウミシダ切り絵から始まったウミシダ談義。たくさんある腕の動きはどう制御されているのか、いろんなウミシダ動画を見つつ考えようとして目を回したり、ウミシダの生殖に思いを馳せたり…最後に好きなウミシダ写真コレクションも。 4381 pv 26 1
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コメント

(・ิω・ิ)もろきう(・ิω・ิ) @moroQ_mayuge 2019年4月24日
(ヽ'ω`)愉快な生き物はまだまだいるのね
海と骨@博物バザール委託 @openthepkk 2019年4月24日
まとめを更新しました。共生生物を追加&タイトルをちょこっと変更。
旧屋草一 @togetter_yo_aco 2019年4月24日
これは良いセルフまとめ
kartis56 @kartis56 2019年5月8日
ウミシダのボディの中ってウニみたいなんだろうか。ウミシダでウニランタン作れたりして
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