- Uroak_Miku
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お昼に山城まで登って、ふもと公園で見かけた白人夫とアジア女の4人家族とすれ違う際に夫妻が幼子に「Watch your step.」「Take care.」と声をかけていた。女の方はフィリピン顔。 「Watch your steps.」だと「踊るときは気を抜くな」と聞こえるという小ネタを紹介しておきますね。
2019-04-27 20:59:51@ane_Ux_xU 階段の上り下りは一歩づつなので単数形、しかしダンスは同時に何歩も動き回るので複数形のステップ…こういう使い分けをネイティヴは脳裏でイメージしています。
2019-04-28 08:32:25@KaoruKumi ありがとうございます。今まで全く意識してなかったのですが、英語は単数形と複数形でそんなにニュアンス変わるのですね。その違いを肌で感じるのはとても難しいです。
2019-04-28 08:59:16@ane_Ux_xU 一番わかりやすい例ですと「No more Hiroshima.」は「ヒロシマの話はもうけっこう!」と伝わってしまうので「No more Hiroshimas.」にせんかい!という定番の小ネタがあります。 pic.twitter.com/Rnn63Um3En
2019-04-28 09:06:00このあと「quite」の使い分け論がくりひろげられる
@ane_Ux_xU 「really」はまずハズレがないからばんばん使ってみてください。「This is really delicious!」(これすごくおいしいねー!)
2019-04-28 09:15:22@ane_Ux_xU それから「This is simply delicious!」(これ、とにかくおいしいわー、ことばにならんわー)は相手の好感度さらにアップできます。
2019-04-28 09:20:46@ane_Ux_xU 例えば―― 「This is quite delicious.」は「これすごくおいしい」で 「This is quite tasty.」は「これまあまあおいしい」のニュアンス。 「delicious」には「very」感がすでに含まれていて、それを「quite」が少し増幅して「すごくおいしい」に。 「tasty」にはそれがないので増幅が効かない。
2019-04-29 01:41:40@ane_Ux_xU それから「very」内在かどうかではなく、イエスかノーかがはっきりしている形容詞たとえば「I'm quite free tomorrow.」(明日は終日空いてるよ私)の「free」(空いている)は「quite」が付くと「完全に空いている」のニュアンスになるわけです。 ここネイティヴでうまく説明できるひとまずいない。
2019-04-29 02:36:48@KaoruKumi 昔really deliciousと言ってるのを聞いた時にdelicious にveryを付けないの何でだろうと思ったことがあったんですがすでにveryが含まれてるからなのですね…深く考えてなかったです。なるほど。
2019-04-29 08:53:38さらに「just」の正しいニュアンス論
@ane_Ux_xU せっかくなのでもうちょっと語ります。「This is just delicious.」(これとにかくおいしい)のように「just」にも内在veryを強める機能があります。「just」は強調副詞のなかで一番使われる&守備範囲が広すぎてとまどうのですがコツを掴めばネイティヴの感覚がわかる。
2019-04-30 00:48:07@ane_Ux_xU 「Just press the button.」(そのボタンを押せばいいんだよ)等、「just」には相手の思いこみに「ううんそうじゃなくて」と割り込むニュアンスが。この場合ですと「ううんこの機械を使いこなすのはそんなに難しくないよ、ほら、そこのボタンを押してみてちょ」の説得感覚が「just」で演出される。
2019-04-30 00:58:15@ane_Ux_xU 「This is just delicious.」ですと「ううん引いたりしないでとにかく食べてごらんよ、これすごくおいしいから」と相手を説得するニュアンスが「just」からにじみ出る。 「This is simply delicious.」は「おいしいのひとことやね」が「simply」から演出されるのです。
2019-04-30 01:00:42「My PC just crushed again!」(うちのパソコンまたいきなり壊れた!)の場合の「just」は「順調に回っているところに奴が割り込んできた」のニュアンス。 つまり相手に何か異議申し立てする構図のひねり技です。
2019-04-30 02:33:07「She's just the person for the job.」(その仕事には彼女はうってつけだ)の「just」は、複数の候補者がずらっと脳裏にイメージされるなか、そこに割り込んで「この子が一番だよ」と相手に主張する感じ。 割り込みニュアンスですねこれも。
2019-04-30 02:36:13