- sodaame140
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2019.05.04.23:00 END.
ようこそ、平成が終わる世界へ
序幕
【企画】さよならリレー140 140字の文章でリレーする企画をやります GWなので。さよなら平成。 *参加希望の方はリプライを下さい 先発: セクシ 様 sekussi|#relay140 伝説のポエムおじ様と初コラボします
2019-04-29 17:10:18運命について論じる時、それが結果論に帰着してしまうことを僕たちは知ってたはずなのに。音もなく静かに降り積もる夜半の雪のように、人知れず散りゆく桜のように、別れはこの世界の法則に則って忍び寄る。僕はまださよならも言えてないのにね。一時代をしめくくる、こんな春時雨の一日に。#relay140
2019-04-30 15:25:16色々ありました平成ですが、どうか終わりだけは、無礼講で宜しくお願いします。リレー、スタートです。 #relay140 (あいさつ)
2019-04-30 15:37:09窓の外の雨を眺めていると、きのうみた夢の内容が甦ってきた。楡の木と白シャツ姿の君。胸には【We destroy the things we fear】と黒い文字で書かれていた。そのとき機械的な電子音のアラームが鳴り、回想が断たれる。ドーナツを買いに行く時間だ。 #relay140
2019-04-30 16:38:51企画の経緯
ハルキストたるもの時間を持て余す人妻とラインをして、待っている間にパスタを茹でて、自宅のアトリエに招いてセックスして、事後に紅茶を嗜むべきなのだとは思うのだけれど、その日のセクシさんも僕も、平成の終わりに黄昏るように、ポエムクラスタについて考えていた。隣には人妻もいないし猫もいないけれど、スマホとツイッターだけはあった。四月の終わりのことだった。
どこかの誰かが小説リレーをやっていた。そういえば昔、7年前に、リレーポエムというものがあったなとふと思い出した。僕らにまだ疎遠なんて言葉がなく、純粋に企画を楽しみ、誰かと誰かがきちんと仲が良かった頃の話だ。そんな世界があった。
企画をしようと思った。平成が終わってしまうからだ。この先もう二度と誰かに思いの残骸を届けることもなくなってしまう前に、遺恨や嫌味や残された悲しみや罵詈雑言や恨み辛み、そういうものがなかった時代の文章を、回想を、記録にしようと思ったのだ。だからこれは、別れの物語だ。
軋んだタイプライターが吐き出すのは、すれっからしの言葉たち。魂の重量をはかるために、散り散りの欠片をかき集めているんだ。浜風にさらわれるその前に。吹けば飛ぶようだね、だけどれっきとした重みをもたせたい。つかみ取ろうとすれば、指のすき間からさらさらとこぼれ落ちてしまうものでも。
2014-10-23 02:15:59経緯〆
2019年冬のある日、俺は酔っぱらっていた。そして、思った。 またヤツらとポエムクラスタをヤリてえ、と。 あと、稼ぎてえ、とも考えた。俺は酔っぱらっていた。俺は酔っぱらっていた。俺は、
2019-02-16 21:33:13ドーナツを買いに行く時間がこんなにかっこよくなる文章を僕は他に知りません。幸せなため息が出ました。 #relay140 (実況)
2019-04-30 17:03:10ここでセクシ様より伝言です 「お題は決めませんでしたが強いていえば時代の終わりとか別れとかです」以上です #relay140
2019-04-30 17:05:01第一幕 別れ