- GYMaterials
- 23047
- 351
- 4
- 10
7/19に向けて生意気な話をする、の23日目です。進捗ですが対談動画の第四弾撮影の日程を決めました。今日はさっさと本題いきましょかw
2019-05-02 12:07:57前提となる基礎知識
取り急ぎ前提となる基本知識として、まず楽曲の著作権とは何かについては触っておこうと思います。まず著作物は個人の財産でみんなの物ではありません。これが原則です。楽曲においてはメロディと歌詞を作った人のものとなります。
2019-05-02 12:07:57メロディを作った人を作曲者、歌詞を作った人を作詞者と呼び、それぞれ別個の権利です。ですので歌詞の有る楽曲に対して自分の曲と宣言してよいのは作詞作曲の両方を担当した場合のみです。JASRACではこの作詞作曲の権利の一部を信託して運用が行われています。
2019-05-02 12:07:57JASRAC批判の大半はこの信託が理解できていないために起こるもので、信託がどういう契約であるかを理解すればデマの7割は潰れます。
2019-05-02 12:07:58もう一つの基礎知識として、JASRACの運営方針を決めているのはJASRACの正会員で、信託されている作詞家及び作曲家が決めていると言う事です。デマの2割はこれで潰れます。残り1割はゴシップですね。
2019-05-02 12:07:58信託とは
信託って何ですかと言うと、自分が保有している財産の管理、運用をお任せするというものです。すなわち、権利を一時的に預ける契約が信託契約です。よって、JASRACと契約を結んでいる間、演奏などの権利に関してはJASRACが権利者となります。
2019-05-02 12:07:58たとえ作詞作曲が自分の楽曲であったとしても、演奏に関してはJASRACが権利者ですので利用に際しては一定の申告を求められます。これがおかしいという人も居ますが、そもそも契約を結んだのはご本人ですからそれはきちんと契約内容を読んでいない人の責任です。
2019-05-02 12:07:59NexToneとの違い
この信託のサービスを展開しているのは国内ではJASRACのみです。対抗馬とされるNexToneは委託契約で、avexの楽曲が多数預けられています。またNexToneでは演奏権の管理を行っていません。avexの楽曲の演奏権はJASRACに預けられたままです。
2019-05-02 12:07:59委託と信託の違いですが、一番大きなポイントは不当な使用に対して裁判が出来るかどうかです。すなわち、JASRACは権利者の盾として取り立て徴収を強行できるが、NexToneは権利者自信が行わねばなりません。契約上NexToneは盾になりえないので昨日のまとめのコメント欄にあった
2019-05-02 12:07:59「取り立て代行をしている株式会社NexTone(旧 株式会社イーライセンス)も、JASRACと同じくらい嫌われているならば、その仮説も成り立ちますが」は信託と委託の違いが理解できていない方のコメントと言わざるを得ません。
2019-05-02 12:08:00委託と信託の違いに関しましては以前別アカウントにて実際に両社と契約された方のblog記事へのリンクをまとめたものが有ります。リンクを掲載しますのでそちらをご参照ください。
2019-05-02 12:08:00とりあえず本日はこの辺りで。明日はNexToneの前身であるイーライセンスが、JASRACに起こした独占禁止法の裁判についてお話したいと思います。これもデマでよく使われる内容ですので。
2019-05-02 12:08:017/19にノルマゼロ、1枚目から70%バックのライブをやりますが、その試み以外にもこのデマ潰しが面白いなと思っていただけた方のご支援、フォローもお待ちしてます。よろしくお願いします。
2019-05-02 12:08:02配信、ゲーム等の用のBGM素材を販売しています。 ci-en.net/creator/4203 他、イベントプロデューサー等。チケットノルマ制に極めて懐疑的です。 主催イベント告知 gymaterials.jp/?template=777 JASRAC寄りのツイートが多めです。
ライブハウスのキャッシュレスについてアンケート取ってます。こちらもよろしければ。 twitter.com/GYMaterials/st…
2019-05-02 12:08:02【アンケート】 ライブハウスってキャッシュレス化が進むと思いますか? だいたい10年目安でお答えいただければ。 進み具合とかに自論等ありましたらリプ下さい。 回答期間1週間です。よろしくお願いします。
2019-04-28 11:51:27