東電の1F廃炉作業では、「第89条 就業規則の作成・届出」違反が増えている

まさのあつこ @masanoatsuko

福島労働局の発表により、 1F廃炉作業と除染で、 労働基準法や労働安全衛生法違反が、半分を超えている、 しかも最低過去3年はそんな状態なのに、当局までが涼しい顔をしていることがわかり、 これはマジメに小学生から 労働基準法を叩き込まねばならないのではないかと思った。

まさのあつこ @masanoatsuko

労働基準法 （労働条件の原則） 第一条　労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。

まさのあつこ @masanoatsuko

第一条 ○２　この法律で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならない。 twitter.com/masanoatsuko/s…

まさのあつこ @masanoatsuko

労働基準法 （労働条件の決定） 第二条　労働条件は、労働者と使用者が、対等の立場において決定すべきものである。 ○２　労働者及び使用者は、労働協約、就業規則及び労働契約を遵守し、誠実に各々その義務を履行しなければならない。

まさのあつこ @masanoatsuko

なのに、東電の1F廃炉作業では、「第89条 就業規則の作成・届出」違反が増えていますよ。 jsite.mhlw.go.jp/fukushima-roud… twitter.com/masanoatsuko/s…

まさのあつこ @masanoatsuko

労働基準法 （均等待遇） 第三条　使用者は、労働者の国籍、信条又は社会的身分を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取扱をしてはならない。

まさのあつこ @masanoatsuko

この3条だけではなく、労働基準法の全ては技能実習生にも適用される。 しかし、そう思っていない不届きな経営者がたくさんいたので、大問題になりました。 もちろん特定技能外国人も労働者です。 twitter.com/masanoatsuko/s…

まさのあつこ @masanoatsuko

労働者基準法 （男女同一賃金の原則） 第四条　使用者は、労働者が女性であることを理由として、賃金について、男性と差別的取扱いをしてはならない。

まさのあつこ @masanoatsuko

死亡事故が2件起きた2015年には「東京電力福島第一原子力発電所における安全衛生管理対策のためのガイドライン」ができました。 mhlw.go.jp/stf/houdou/000… これを少なくとも法令に格上げして、東電に法的な責任を負わせなければ、東電は馬耳東風状態。 twitter.com/tr_727/status/…

出目金 @TR_727

@masanoatsuko 「福島労働局でも、平成30年4月26日/、東京電力ホールディングス及び各元請事業者に対して、長時間労働の削減や過重労働による健康障害防止の必要性や/ガイドライン/についての説明会を開催し、/各社において引き続き主体的に取組を進めて/いただくよう働きかけを行いました」jsite.mhlw.go.jp/fukushima-roud… pic.twitter.com/ubUV3aFJ8l

2019-05-02 12:48:26

まさのあつこ @masanoatsuko

第九十七条　 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。

まさのあつこ @masanoatsuko

次は最も重要な労働安全衛生法に関わること。 しかも労働基準法と同様に、「発注者」である東京電力には、全く、なんの責任も及ばないという法律の「穴」について、呟いていくけど、 また後で。

まさのあつこ @masanoatsuko

東電は「発注者」であり、事故が起きた時も「直接雇用関係にない」と言って情報把握や情報公開すら渋ってきた。 タチが悪いことに、ガイドラインにいくら責任を重く書いても、「外国人をだます」立場ですらない。他人事です。 twitter.com/polarbear_2017…

polarbear @polarbear_2017

すげー、前代未聞の事故を起こしながら全く反省なし。多くの人の人生をぶち壊しても賠償も十分でなく、国土を破壊したのに収束できる見込みもなく、今度は事故処理のために外国人をだます東電。さっさと潰して！😡💢💢 twitter.com/masanoatsuko/s…

2019-05-02 17:39:05

まさのあつこ @masanoatsuko

だから日本全体が、労働法令に今より少しばかりでも、興味を持ち、 自分の身を守れる人や、4月から導入される「特定技能外国人」を含めまわりの人を助けられる人を増やすために、労働法令に空いている「穴」の話に辿り着くまで、もう少し呟いていきます。 が、洗濯物を干すのでまた後で。

まさのあつこ @masanoatsuko

労働基準法 （強制労働の禁止） 第五条　使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によつて、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。

まさのあつこ @masanoatsuko

労働基準法 （中間搾取の排除） 第六条　何人も、法律に基いて許される場合の外、業として他人の就業に介入して利益を得てはならない。

まさのあつこ @masanoatsuko

東電1Fの廃炉作業で、多重下請け構造の下で働かせることは止めさせなければならないし、今すぐという意味では「危険手当」のピンハネは直ちに止めさせなければならないと思う。その単純で当たり前のことが是正されずに放置されている。 twitter.com/masanoatsuko/s…

まさのあつこ @masanoatsuko

東電1Fでは、労働安全衛生法15条でいう「特定元方」事業者は今年3月時点で7社あり、元方建設業者は47社。 ピンハネの起点はどこなのか、まずはそこからだなぁ（自分への独り言メモ）。 twitter.com/haruhasisf/sta…

春橋哲史（フクイチ核災害は継続中） @haruhasiSF

放置した方が、お金が儲かる人がいるからでしょ。その儲けの一部が、政治献金の名目でキャッシュバック。皆で搾取。 twitter.com/masanoatsuko/s…

2019-05-04 07:41:01

まさのあつこ @masanoatsuko

「派遣」はもともと省令で専門職に限定していたのに、ドンドン、ズルズル、拡大して、法律がとてもイビツになっています。 twitter.com/yone_maca/stat…

apresl'ondee @yone_maca

なんか竹中氏、正規を非正規や派遣にして、利益得ているではないか。法律を変えてやっているのか、もっと悪い twitter.com/masanoatsuko/s…

2019-05-04 10:34:41

まさのあつこ @masanoatsuko

（公民権行使の保障） 第七条　使用者は、労働者が労働時間中に、選挙権その他公民としての権利を行使し、又は公の職務を執行するために必要な時間を請求した場合においては、拒んではならない。但し、権利の行使又は公の職務の執行に妨げがない限り、請求された時刻を変更することができる。

まさのあつこ @masanoatsuko

労働基準法にはこういう条文がある中、 福島第一原発で労基署が調査（監督指導）に（抜き打ちではなく）入ると79.4％に違反が見つかる。 （労働安全衛生法違反を入れると平均で53.1%となるが） jsite.mhlw.go.jp/fukushima-roud… twitter.com/masanoatsuko/s…

まさのあつこ @masanoatsuko

では、東京電力の福島第一原発の廃炉作業を行う現場で、どんな労働基準法違反が起きているかを、少しだけ細かく見ておく。 jsite.mhlw.go.jp/fukushima-roud…

まさのあつこ @masanoatsuko

東京電力1Fで一番多い労働基準法違反は、「時間外、休日及び深夜の割増賃金」。 第三十七条　使用者が（略）労働時間を延長し、又は休日に労働させた場合においては（略）通常の労働時間又は労働日の賃金の計算額の二割五分以上五割以下の範囲内で（略）割増賃金を支払わなければならない。ただし

まさのあつこ @masanoatsuko

ただし、当該延長して労働させた時間が一箇月について六十時間を超えた場合においては、その超えた時間の労働については、通常の労働時間の賃金の計算額の五割以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。 twitter.com/masanoatsuko/s…

まさのあつこ @masanoatsuko

三十七条は五項まである。 elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSe… 労働者の側も労働者の権利を知らないと、いい加減な経営者に搾取されてしまう。 だから小学生からキチンと教えないとダメなのではないかと思うわけです。 twitter.com/masanoatsuko/s…

まさのあつこ @masanoatsuko

東京電力1F廃炉作業で起きている労働基準法違反で2番目に多いのが「労働条件の明示」 「第十五条　使用者は、労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。」 実際と異なる場合が2項、3項につながる。