大塚博堂の歌に登場する、紀伊國屋書店・ランボーの詩集・五木寛之

昔ふと思いついてツイートした内容の備忘録です。
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座散乱木 [zazaragi] @zazaragi

今は亡き大塚博堂の「私はもう女です」(1978年)という歌に書店が登場する。「待ち合わせ時間に早すぎて 紀伊國屋で本を探した・・・」という歌い出しに登場。作詞は「るい」。ナベプロで大塚のマネージャーを務め、後にエピックソニーでプロデューサーとして活躍する小坂洋二のペンネーム(続)

2013-12-21 16:30:23
座散乱木 [zazaragi] @zazaragi

(承前)大塚博堂の歌「私はもう女です」の歌い出し。待ち合わせの紀伊國屋で、主人公の女性は「家庭料理の本を買うはず」が、ランボーの詩集を手にとってしまい、そこから過去の恋愛を想起してゆく、という内容。近年ではクミコのカバーでも知られる(続)

2013-12-21 16:39:10
座散乱木 [zazaragi] @zazaragi

承前)大塚博堂の歌「私はもう女です」の歌い出し。本そして書店という場所に、生活と芸術、現在と過去という人生の場面の交差を象徴させており、洒落ていると思う。まあでも家庭料理のつもりで詩集に手が伸びるってのは棚構成に無理がある気もするが(続)

2013-12-21 17:03:13
座散乱木 [zazaragi] @zazaragi

(承前)大塚博堂には別に「一冊の本」(作詞・藤公之介)という歌もある。こちらの主人公は男性で、女性に近付きたくて借りた本が、彼女と別れた後にも手元に残ってしまった、という歌。因みにその本は五木寛之の本。作られた1976年という時代を感じさせる

2013-12-21 17:15:42