再軍備ネタは前に使った「昭和戦後史「再軍備」の軌跡」と「戦後政治と自衛隊」位しかないなぁ(いや、探せば奥から出てくるかもしれませんが)
2011-05-14 01:52:42さて、寝る前に追記、先程、50年代後半にはアメリカ軍人ですら、日本の核武装が可能であるという見解を持っていた、と言う事は述べたが、だからと言って実際にそれが可能であったかどうかはよく検証した上で「核武装できる」と述べるべきであろう。
2011-05-14 02:57:47なぜなら、技術的問題点については楽観的な見方だし、その文章中で国内政治的ハードルの高さを指摘されているからだ、それらをクリアして核武装できる可能性は低いとまで言われている。それに、コレが50年代後半の情勢に基づいた分析、見解である事にも留意、今はより強固な枷が掛けられている。
2011-05-14 03:01:01その点を無視して日本だって現時点での核武装は可能なんですよ、と言った所で純粋にかなりの枷を都合良く無視した空論か文字通り失笑の対象にしかならないので、その辺をよく理解した上で核武装論議にこれらの話を持ち出すべきだよな、と思ったのであった。
2011-05-14 03:03:45さて、ヒマを見て昭和戦後史「再軍備」の軌跡 読売新聞戦後史班編 に目を通している、時期的には昭和20年から昭和32年までの12年程、終戦から再軍備、自衛隊の創設までを扱っている。
2011-05-15 07:53:10どうしても今まで持っている資料とのダブりが出るが、取材当時健在だった人達へのインタビューが載っているので、相互補完資料としてもよみものとしてもそこそこ行ける、買っといてよかった。
2011-05-15 07:55:55以前、防衛生産委員会の再軍備案についてネタにした事があるが、アレは一応段階をふんで増強していく予定だったのだが…いやほんと、服部大佐が1951年に提案の再軍備案が中々ステキな案だった。
2011-05-16 21:56:13総司令部に提出された再軍備案は「日本は直ちに元尉官将校を基幹とする20個師団の歩兵部隊を編制すべきである」と言う勧告だったそうだ。一ヶ月で編制を完了し、二、三ヶ月の訓練で、米軍並みの有効な戦闘部隊となり得るだろう。…いやいやいや。
2011-05-16 22:09:16せめて五ヵ年計画は欲しい所だぞ、と言うか、服部も案外まともなのかなと思っていたけど実務の見積もりはなあ…と言う気がした、いや未だ結論を出すには早いが。
2011-05-16 22:13:06@JDSDE214 それは先に無茶な見積もりを出して、改善案として本当の計画の遂行(この場合、佐官級将校の投入)を企図しとるんじゃないのかね? 役場文書で良く使う手だよ、主に僕が。
2011-05-16 22:21:04@Shimada_Hyougo 服部先生の人徳を鑑みるに「無敵皇軍を復活するぐらいすぺぺのぺー」とか考えていてもおかしくない辺り、流石だと思う(酷い
2011-05-16 22:22:56ただ、先程@Shimada_Hyougo氏から指摘のあったとおり何らかのダミー計画だった可能性は否定しない、旧陸軍関係者は従来言われているより連携して行動していた事が関係者の証言で解っている。
2011-05-16 22:29:57@Shimada_Hyougo まあ、アレだ、そんな印象を受けるぐらい服部大佐は優秀なんだよ…言っててあんまり信用出来ないな。
2011-05-16 22:34:54