エロゲからソシャゲに移行した時代変化と、分岐型ソシャゲの考察(と、TVアニメ『YU-NO』6話の感想)

https://togetter.com/li/1344242 (前回)「セカイ系となろう系の違い」の考察の続き(と、TVアニメ『YU-NO』5話の感想) 「エロゲ」から「ソシャゲ」に移行した、時代の変化を考察します。 後半では、「分岐型ソシャゲ」の可能性を考えます。ソシャゲに、エロゲの分岐の要素を取り入れられないかという発想です。 そして、テレビアニメ版『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』6話の感想も語ります。(ネタバレの配慮はないので、視聴前提です)
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しろうと @sirouto
togetter.com/li/1344242 「セカイ系となろう系の違い」の考察の続き(と、TVアニメ『YU-NO』5話の感想)
しろうと @sirouto
今日は、テレビアニメ『YU-NO』第6話の感想。と、「エロゲからソシャゲへの時代の流れ」に対する考察。
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「YU-NO」6話の要約(ネタバレ)。ジオテク社の研究所に潜入しようとする、主人公のタクヤと朝倉。潜入に成功し、「超念石」を発見したが……。
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今回、アニメならではの表現として、研究所への潜入シーンがあった。望遠鏡で覗く視界とか、演出によって距離感や緊張感が出ている。
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前にも触れた、研究所の大きなビーカーを朝倉が眺めるシーンが、今回出てきた。たた、断片的な記憶しかないので、原作と比較して細かくコメントできない(から、時代の違いといった大きな視点の話になっている)。
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またこれも触れたが、ヒロインの朝倉は、峰不二子みたいな感じだが、こういう「悪女」タイプのキャラは、今のアニメに少なくなっている。従順なヒロインが求められているから。
しろうと @sirouto
ところで、本作「YU-NO」のような、エロゲ原作アニメが、今は少なくなっている。今はかわりに、「グラブル」などの、ソシャゲ原作アニメが増えている。
しろうと @sirouto
なぜ、エロゲからソシャゲに移行してきたかといえば、複数の要因があるだろう。たとえばひとつには、ネットの通信環境が向上してきたため、オンライン要素、ソーシャル要素をゲームに取り入れやすくなったこと。
しろうと @sirouto
また、PCからスマホへユーザ環境が移行した。そこで、「YU-NO」時代のようなADVやノベルゲームは、大量のテキストをスマホで読むのが辛い。放置できる自動戦闘RPGの方が楽だろう。
しろうと @sirouto
違法コピー問題もある。エロゲのプロテクトは、破られてしまう。対して、ソシャゲはサーバ側でデータや動作を管理するから、コピー(しても単体で動作)できない。セキュリティリスクはあるが。
しろうと @sirouto
エロゲのシナリオライターがラノベに人材流出した、という側面もあるかもしれない。たとえば、『人類は衰退しました』がラノベからアニメ化した田中ロミオ氏とか。
しろうと @sirouto
それから、90年代半ば、「Windows95」OSの登場によって、インターネットが普及して、アダルトなものも含めた、娯楽の代替が一気にあふれた。可処分時間をエロゲが専有するのが難しくなった。
しろうと @sirouto
ただ、可処分時間の奪い合いは、どのコンテンツでも同じ条件だろう。それなら、ソシャゲがエロゲに勝ったのはなぜなのか? そこには、収益構造の違いが隠されていると考える。
しろうと @sirouto
エロゲというかパッケージゲームは、8800円といった一律定価で販売する。対して、ソシャゲは基本プレイ無料で、ガチャによって、少数から多額の収益を得る。
しろうと @sirouto
つまり、日本の格差社会が進行したため、エロゲのような一律販売より、ソシャゲのように、少数の石油王(金持ち)から、高額な収益を上げる方が有利になってきた。ソシャゲがエロゲからシェアを奪った一因。
しろうと @sirouto
では、エロゲもソシャゲ化すれば良いのではないか? じっさい、DMM(R18/FANZA)で、アリスソフトの『闘神都市』、エルフの『ドラゴンナイト』など、エロゲの版権がソシャゲ化する事例があった。
しろうと @sirouto
しかし、その二作も含め、多くのエロゲがソシャゲ化したが、その多くは終了している。エロゲとソシャゲで戦う条件が違う、というのはありそうだ。
しろうと @sirouto
たとえば、サーバなどを管理するインフラ(エンジニア)とそのノウハウは、エロゲにはなかった要素だ。そのため直接運営ではなく、版権だけ渡っている場合もよくある。
しろうと @sirouto
DMMR版の『闘神都市』も、アリスソフトが直接運営していたのではない。版権が渡っただけだ。ただ、今後もずっとそうとは限らず、エロゲ企業も、本腰を入れて直接運営するかもしれない。
しろうと @sirouto
なお、現在運営を続けているエロゲ原作系のソシャゲはある。リリスの『対魔忍RPGX』や、ニトロプラスの『凍京ネクロ』や、オーガストの『あいりすミスティリア』など。
しろうと @sirouto
さて、エロゲからソシャゲに移行するのは時代の流れとしても、個人的には完全に満足しているわけではない。今のソシャゲは、昔のエロゲに比べて、ストーリー面は弱くなった気がする。
しろうと @sirouto
ただもちろん、じゃあ昔みたいに大量のテキストを読ませたら、今のスマホユーザが離れてしまうし、難しい所があるから、今の現状があるんだろう。それは理解している。
しろうと @sirouto
じゃあ、どうすればいいのか? そこで、ソシャゲに「ルート分岐」を取り入れることはできないのか? と個人的に考えている。
しろうと @sirouto
今のソシャゲにないから、「そんなことは無理だ」と否定することは容易だが、先を急がず、「ルート分岐型ソシャゲ」がそもそもどういうものか、簡単に概要を説明しておこう。
しろうと @sirouto
「YU-NO」にもルート分岐があるが、エロゲやノベゲにおいて、選択肢でシナリオが分岐するのは自然だ。
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コメント

七篠⋈那由多 @nanashinonayuta 2019年5月17日
分岐型ソシャゲかぁ、シャニマスみたいなシステムなら実現出来そうかな?