3
薔薇マークキャンペーン @the_rose_mark
Q12 財政ファイナンスをするとハイパーインフレになると聞きましたが? A12 いまどき「ハイパーインフレ」などという、うさんくさい用語を使うのはもうやめにしましょう。あのドイツでさえ1ヶ月ほどでハイパーインフレを終息させたのですから rosemark.jp/2019/02/18/01-…
薔薇マークキャンペーン @the_rose_mark
1923年のドイツのハイパーインフレは有名です。わずか1年ちょっとで物価が数十億倍にも高騰した話です。マルクは暴落し、1ドルを買うための為替レートで見れば、1922年6月には320マルクだったのが、1923年11月には4.2兆マルクにも達しました。では、このハイパーインフレはいつ収束したのでしょうか?
薔薇マークキャンペーン @the_rose_mark
実は、この1923年11月にはほぼ完全に収束したのです。その理由は、中央銀行が、不動産などの裏付けのある貨幣を発行して、むやみに貨幣を乱発しないことを宣言したためです。
薔薇マークキャンペーン @the_rose_mark
このことは、ハイパーインフレでさえ、通貨発行をコントロールすれば押さえ込むことが可能だということを意味しています。ましてや、物価安定目標をちょっと超えたぐらいのインフレは、増税や金融引き締めをすればすぐに押さえることができます。
薔薇マークキャンペーン @the_rose_mark
これまでのハイパーインフレや悪性インフレの例は、すべて供給能力が破壊されているところに、際限(さいげん)ない需要の増加が加わったために起こったものです。
薔薇マークキャンペーン @the_rose_mark
第一次世界大戦後のドイツも、第二次大戦後の日本も、戦争で供給能力が大幅に失われていたところに、たくさんの通貨が出てしまったために、インフレがひどくなったのです。
薔薇マークキャンペーン @the_rose_mark
最近のベネズエラの場合も、過去に石油産出に依存した、国内の生産力を損なうような政策の結果、供給能力がなくなってしまったところに、おカネをどんどん出し続けてハイパーインフレになったのです。
薔薇マークキャンペーン @the_rose_mark
供給能力が十分あるところではそんなことにはなりません。戦前のアメリカは、1929年の世界大恐慌のあと、1932年から量的緩和を始め、30年代大不況時代、ニューディール政策、のちには戦争と、13年間で5倍近いおカネを出しました。
薔薇マークキャンペーン @the_rose_mark
それでも物価は13年間で1.5倍ぐらい、年率にすると3%ぐらいの緩やかなインフレでした。ハイパーインフレなんかにはなっていません。
薔薇マークキャンペーン @the_rose_mark
間接的財政ファイナンスを行っている現在の日本でも、高橋是清による1932年の直接的財政ファイナンス(A11参照)でも、金融破綻して通貨が「暴落した」アイスランドでも、大したインフレは起こりませんでした。ハイパーインフレなんていう、うさん臭い言葉を使うのはもうやめにしませんか。

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?

ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする