【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。第215話「引き潮」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。 ※今回の話は、大判・横山光輝「三国志」第12巻に収録されています。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」01】 第215話です。落鳳坡で玄徳の代わりに討たれた格好の龐統。張任は敵将を倒したとみて、一気に攻めようと、全軍に突っ込ませます。一方、軍師を失った荊州軍は大混乱。山岳戦は蜀軍の得意分野でした。

2019-05-14 12:33:02
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【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」02】 ただでさえ狭い山道で押し合う軍勢。しかも崖っぷちにいた兵は前から押され、足を踏み外し、大勢の兵が崖から落ちてしまいます。この現場の急変は、先頭を歩く魏延にも伝わります。後続部隊との中断を察した魏延はすぐさま蹴散らしてやると駆け出します。

2019-05-14 12:35:06
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【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」03】 ドドド、と大急ぎで山中を引き返してくる魏延の部隊。しかし、それを冷静に見ていた蜀兵は、崖の上から岩を大量に落とします。岩に押しつぶされる兵が多数。生き残った兵も、上から矢で狙われてしまいます。

2019-05-14 12:37:21
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【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」04】 道が岩と死体でふさがれ、後にはさがれなくなった魏延。このままでは狙い撃ちされるだけとみた魏延は、このまま雒城まで進み、南からくる友軍と合流することにします。連絡手段がないので、打合せどおりに友軍が動いてくれることを信じるしかありません。

2019-05-14 12:39:42
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【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」05】 雒城では蜀軍が待ち構えていました。呉蘭が一部隊を率いて魏延を迎え撃ちます。魏延は敵兵をなぎ倒していきますが、いかんせん多勢に無勢。早く味方と合流したいところです。そこに銅鑼の音がなります。

2019-05-14 12:43:52
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【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」06】 味方か、と思いきや、敵将雷同の旗印。魏延は、自らを鼓舞するかのように、ひるむなよ、がんばるんだ、と言って槍を振るいます。必死に戦う魏延の目に、また別の方向から軍勢が。

2019-05-14 12:46:12
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【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」07】 残念がらこれも敵でして、張任の部隊です。魏延は後にも下がれず、前にも行けず、これで全滅はやむなし、と覚悟を決めます。斬って斬って斬りまくってやると暴れまわる魏延。そこにまた別の軍勢がやってきます。

2019-05-14 12:47:47
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【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」08】 またか、今度はどの敵将だ、と魏延。現れたのは、魏延がんばれ、黄忠じゃ、との力強い声。黄忠の到着を喜ぶ魏延。黄忠も加わり、双方大激戦となりました。

2019-05-14 12:49:26
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【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」09】 戦況を見ていた玄徳は、山岳戦に慣れた蜀軍の方が有利と見て、いったん引き揚げたほうがいいという部下の進言もあり、涪城へ引き揚げるように言います。

2019-05-14 12:51:26
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【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」10】 玄徳軍は潮が引くように涪城に引き揚げます。統率は保たれてはいましたが、玄徳軍は大きな痛手をこうむりました。

2019-05-14 12:52:37
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【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」11】 涪城へ戻った玄徳。ここではじめて、龐統の姿が無いことに気づきます。落鳳坡で全身に矢を浴び無残な最期を遂げたと聞き、ショックの余りに声もでない玄徳。陣中は悲しみに包まれます。

2019-05-14 12:54:34
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【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」12】 関平が、こうなれば弔い合戦だ、と言えば、魏延も一気に雒城を踏み潰そう、と言います。龐統、それなりに人望があったようです。しかし、玄徳は、皆の気もちはわかるが、ここは我慢をするのだ、と言います。

2019-05-14 12:56:39
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【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」13】 劉封がなぜ我慢せにゃならんのか、と聞きますが、ここで玄徳、冷静に物事を判断します。弱い弱いと聞いていた蜀だったが、兵は思ったよりも強く、人材も多いということがわかった以上、簡単に攻めとることはできないと。

2019-05-14 12:58:06
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【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」14】 孔明がくれぐれも自重しろと言っていたのにもかかわらず、それを聞かずに進軍した。言うことを聞いていればこんなことは起こらなかったと、悔やんでも悔やみきれないという表情の玄徳です。

2019-05-14 12:59:22
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【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」15】 玄徳は関平に、荊州に戻って事の次第を孔明に伝え、蜀に来るように伝えろと命じます。関平は急いで荊州に引き返します。

2019-05-14 13:00:28
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【横山光輝「三国志」講座215「引き潮」16】 思わぬ苦戦を強いられることになった玄徳軍。龐統を失ったという知らせに、孔明はどう動くのか…。この続きはまた次回となります。 今回はここまで。

2019-05-14 13:01:56