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KUMI_Kaoru @KaoruKumi
面白いな「勝ってね」が「勝つことになってるの私わかっている」(I know you are going to win)と英訳されているの。これはほとんどのニホンジンにはできない。同時通訳者の域でないと。 twitter.com/serena_pokeXY/…
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[続き]日本語の「勝ってね」は英語頭だと「勝ちたがっている相手に『勝ってね』だなんてかえって失礼でないか」と思われる。 「I know you are going to win」つまり「あなたは勝つわ」と断言してあげるのが励ましってもんでないかいというのが英語の思考回路なのです。
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このように外国語学習とはすなわち、自分たちがふだん気にもとめないことがらをパーツ分解していく作業でもある。
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これすなわち「国語」の枠を越えて「日本語」を学ぶことなり。
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私はこういうのを「心の因数分解」と呼んでいます。 素因数分解でもいいか。12を2×2×3に、25を5×5に、すなわち素数に分解するようにして「勝ってね」の裏にある励ましの伝達メカニズムを分解・分析していくのです。
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もうひとつ、こんな例を見てみましょう。
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これ、もし「what type」を「what kind」にすると「なんてひどいジムなの!」と聞こえかねない。「What kind of boss is your supervisor?」(あなたの上司って何てひどいひとなの!) twitter.com/serena_pokeXY/…
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中三英語教科書の巻末から。  Do you know what kind of person Ms. Baker is?  Yes. She's very kind. これねえ  あなたベーカー女史がどんなに曲者なのか分かってるわけ?  ええ。あのひと親切よ(あなたはわかっていないのか気の毒な方ね) と聞こえる。どうしてかわかるかな。[続く] pic.twitter.com/NASwhcOmEP
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「What kind of ~」は逐語訳だと「どういう種類の」ですが、会話ではしばしば「(なあにそのひと?)いったいなんて教師なの!」と呆れたりするときに使われるのです。
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しかもそこに「Do you know ~?」で切り出すわけだから「あなた本当にわかっているわけ?」と問いただしニュアンスに。
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「やめとけあんなビッチ」とさえ聞こえかねない。
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英語の怖さがここにあります。「いい天気だね」が「名前いえよゴラァ」の皮肉表現だったりするから。いえ日本語にだってそういうのはあるけれど、英語のほうが反射神経を問われる感じ。
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『まんがで読破 解体新書』(イースト・プレス)より以下紹介。長崎の役人が語る、西洋語の難しさ。今の私たちにも大いに参考になるのでは。 pic.twitter.com/XxkvmVcDMU
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KUMI_Kaoru @KaoruKumi
この役人(オランダ語通訳を代々勤めている)さんがいう「考え方」とは、先にとりあげた「勝ってね」と「あなたは勝つよ」の違いのことです。
KUMI_Kaoru @KaoruKumi
ひとを励ましたい(=勝つ側に付きたい)という気持ちは万国共通であっても、それをどうデジタル(この場合は言語)化するかは、使っているOS言語によって大きく異なってくるわけです。
KUMI_Kaoru @KaoruKumi
Android上で動いているアプリを、Windowsに移植する場合、後者のシステムにそった移植をしないといけない。
KUMI_Kaoru @KaoruKumi
この二つのOSの、設計思想の違いをよーく理解しておかないと、移植がおかしくなる。この分野のことはよく知らないけれど、たぶんそうです。

コメント

@D9hV1M7YOI3PZCj 2019年5月18日
「お前が勝つって信じてるぜ」みたいなニュアンスだとライバルキャラぽい
KUMI_Kaoru @KaoruKumi 2019年5月18日
D9hV1M7YOI3PZCj それは「I know you will win.」ですね。「be going to」はベルトコンベアにサトシが乗っかって勝利のゴールに自動的に運ばれていくイメージだけど、「will」にすると占い師が「勝利の様がこの水晶球には浮かんで見えるぞよ」のニュアンスかな。

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