内閣情報調査室に関する書籍―北岡元氏の文献リストから+α

内閣情報調査室の話題を立て続けに見かけたので、インテリジェンスについての周辺知識を含め、関連書籍をまとめました。 追記:インテリジェンス関連の幻冬舎新書もまとめました。
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幡ちくま @hatachikuma

内閣情報調査室の原型、内閣総理大臣官房調査室ができたのが1952年。その後、1957年に内閣官房に移されて内閣調査室に。中曽根内閣時代、1986年にインテリジェンス体制の再編がなされ、内閣情報調査室。 cas.go.jp/jp/saiyou/panf… 内調のパンフレット。少し内容古いけど、それなりにまとまってる。

2019-07-01 09:27:43
幡ちくま @hatachikuma

内閣情報調査室について調べたかったら、以下の書籍がオススメ。 大森義夫著『日本のインテリジェンス機関』文春新書 松本清張著『現代官僚論』文藝春秋新社 吉原公一郎著『謀略列島』新日本出版社 延禎著『キャノン機関からの証言』番町書房 春名幹男著『秘密のファイル』新潮文庫

2019-06-30 13:36:44
幡ちくま @hatachikuma

ところで。なになに? いま、内調ブームなの? 私は詳しくないので、特に言及することはありませんが。

2019-05-24 16:06:56
幡ちくま @hatachikuma

映画「新聞記者」 吹井賢著『破滅の刑死者 内閣情報調査室「特務捜査」部門CIRO-S』という作品が、第25回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞し、メディアワークス文庫から刊行 今井良著『内閣情報調査室 公安警察、公安調査庁との三つ巴の闘い』という書籍が、幻冬舎新書から刊行 とのこと

2019-05-24 17:22:47
幡ちくま @hatachikuma

映画「新聞記者」で登場する内調とは。望月衣塑子・東京新聞記者や元官僚の前川喜平氏が明かす実態【動画】 huffingtonpost.jp/entry/movie-st…

2019-05-24 11:56:25
幡ちくま @hatachikuma

元内調室長だった大森義夫氏も結構前に亡くなっちゃったけど、大森氏に代わって、内調について語れる評論家、まだ出てきてないよなぁ。 内調について軽く知りたかったら、大森義夫著『日本のインテリジェンス機関』文春新書、読みましょう。

2019-05-24 12:00:33

大森義夫氏は1939年生まれ、2016年死去。
警察官僚出身で、1993~97年まで内閣情報調査室室長。
主な著作は『日本のインテリジェンス機関』文春新書と、『国家と情報』WAC。
外務省の「対外情報機能強化に関する懇談会」では座長を務めた。

幡ちくま @hatachikuma

個人的にはあまり見るべきところはなかったけど、“(略)そこで何が行われているのか、内閣情報官が毎日のように総理の執務室に入って、何を報告しているのか、指示を得ているのか、誰もわからない。”の部分は「せやな」て思った(小並感)。ある意味では本質を突いている重要部分でもあるけど。

2019-05-24 12:05:35
幡ちくま @hatachikuma

内閣情報調査室 公安警察、公安調査庁との三つ巴の闘い (幻冬舎新書) 今井 良 amazon.co.jp/dp/4344985559/… @amazonJPさんから 内容紹介って出版社が書いてるんだろうか? なんというか、うん……。まあ、参考文献一覧しだいではあるけど。

2019-05-24 15:33:37

著者の今井良氏は私の関心分野だと、『テロvs.日本の警察 標的はどこか?』光文社新書 を、2017年に刊行している。
1974年生まれ。NHKを経て民放に移籍し、警視庁キャップ・ニュースデスクなどを歴任、とのこと(文春のプロフィールより)。

幡ちくま @hatachikuma

インテリジェンス系書籍の新書レーベルって、PHP・文春・講談社が強い印象。

2019-05-24 15:37:57
幡ちくま @hatachikuma

PHPだと、北岡元著『仕事に役立つインテリジェンス』小谷賢著『イギリスの情報外交』岡崎久彦著『日本外交の情報戦略』等があるし、文春は大森義夫著『日本のインテリジェンス機関』山本武利著『日本兵捕虜は何をしゃべったか』吉野準著『情報機関を作る』等がある。

2019-05-24 15:48:21
幡ちくま @hatachikuma

講談社は、黒井文太郎著『日本の情報機関』講談社+α新書、江畑謙介著『情報と国家』講談社現代新書、青木理著『日本の公安警察』講談社現代新書等が出版されてる。 はっきり言って、きら星のようなラインナップ。凄い。 手元にあった書籍だけ、軽く挙げてみた。

2019-05-24 15:48:21
幡ちくま @hatachikuma

インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書) 手嶋 龍一 amazon.co.jp/dp/4344980115/… @amazonJPさんから ああ、そうそう。そういえば。幻冬舎はこのベストセラーがあったか。私は持ってないけど。

2019-05-24 15:56:35

『インテリジェンス 武器なき戦争』は、手嶋龍一著『ウルトラ・ダラー』新潮社、佐藤優著『国家の罠』新潮社と並ぶ、現代のインテリジェンス関連書籍のベストセラーの一角。
『ウルトラ・ダラー』『国家の罠』の著者である2人による対談本。

幡ちくま @hatachikuma

松本清張全集 (31) 深層海流・現代官僚論 松本 清張 amazon.co.jp/dp/4165093106/… @amazonJPさんから

2019-05-24 17:10:20
幡ちくま @hatachikuma

謀略列島―内閣調査室の実像 (1978年) 吉原 公一郎 amazon.co.jp/dp/B000J8OYS2/… @amazonJPさんから

2019-05-24 17:04:38
幡ちくま @hatachikuma

キャノン機関からの証言 (1973年) 延 禎 amazon.co.jp/dp/B000J9JX3C/… @amazonJPさんから

2019-05-24 17:06:04
幡ちくま @hatachikuma

秘密のファイル(上) CIAの対日工作 春名 幹男 amazon.co.jp/dp/4764104539/… @amazonJPさんから

2019-05-24 17:12:01
幡ちくま @hatachikuma

「ありがとうの心」の経営―武士の精神で日本へ貢献 (心の経営シリーズ) 村井 順 amazon.co.jp/dp/4793903967/… @amazonJPさんから

2019-05-24 17:09:01
幡ちくま @hatachikuma

インテリジェンス研究者の北岡元先生による「文献・資料紹介」(www006.upp.so-net.ne.jp/hk-inteljpn/li…)から、内閣情報調査室関連の書籍をまとめてツイートしました。

2019-05-24 17:14:02

北岡元氏は1956年生まれ。
外務省に入省し、在フィンランド大使館総括参事官、外務省・国際情報局国際情報課・課長等を歴任。2019年4月時点の役職は、在タジキスタン大使館特命全権大使。
主な著作は『インテリジェンス入門』『インテリジェンスの歴史』慶應義塾大学出版会、『仕事に役立つインテリジェンス』PHP新書。

幡ちくま @hatachikuma

内閣調査室秘録 戦後思想を動かした男 (文春新書) 志垣 民郎 amazon.co.jp/dp/4166612263/… @amazonJPさんから う~む。インテリジェンス関連では比較的実績のあるレーベル、文春新書、からか。

2019-07-01 15:10:24
幡ちくま @hatachikuma

大森義夫著『日本のインテリジェンス機関』文春新書 春日井邦夫著『情報と謀略』国書刊行会 に次ぐ、元内閣情報調査室(内閣調査室)出身の、元実務家による3冊目の書籍になる、のかな(多分)?

2019-07-01 15:21:52